◆指南役『空気のトリセツ』を読み解く
※要旨
・嫌いな上司がいる部署のほうが団結が強い。
人間は共通の敵の前で最も結束する。
よい空気とは、そんな時に生まれる。
・女性の愚痴は聞くに徹する。
女性の愚痴を解決する一番の方法。
ひたすら聞き役に徹すること。
・分厚い企画書で空気を暖める。
分厚い企画書をお得意様もちゃんと読まない。
じゃあ、なんで分厚く?
「御社のために、これだけ汗をかきました」
というポーズである。
クライアントも、
「じゃあ、一丁聞いてやるか」
という空気になりやすい。
・人は定番を好む。
・芸能界で中山秀征が生き残っている理由。
彼は業界内で評判がいい。
プロデューサーや放送作家といった裏方さんをはじめ、
同業種のタレントさんたちから信頼が厚い。
楽屋での先輩に対する挨拶は欠かさない。
仲間の集まりには駆けつける。
舞台の初日には必ず花を贈り、誕生日のプレゼントも欠かさない。
後輩との飲み会ではお金を置いて途中で帰る。
そう、まさに気配りの男だ。
・文明はカオスから生まれる。
究極のカオスは、戦争だ。
・街が活性化するために必要なのは、整然とした道路でもなければ、
美しい外観のビルでもない。
雑居ビルだ。
・六本木も恵比寿も渋谷も下北沢も、
街が面白いのは雑居ビルがあるからだ。
・人は背水の陣の空気で思わぬ真価を発揮する。
どんなプレゼンの準備も48時間あればできる。
・悪い空気もそのうち消える。
・人間は慣れる動物。
どんなに悪評の空気だって、永遠じゃない。
いつかは消えてなくなるのだ。
・恋愛の感情は、距離に比例する。
・いないと寂しい営業マン。
あなたの会社に、断られても日参する保険営業マンはいないだろうか。
皆つれない反応を見せても、一向に日参をやめない。
彼が風邪をひいて、少し休むと、気になってしまう。
知らぬ間に、憎めない奴と思っていた。
本当に保険を欲したある日、真っ先に声をかけられたのは、その営業マンだった。
日参は、決して無駄足にはならない。
・わざわざ遠い取引先へと出向き、膝を突き合わせて話すことで、
同じ空気を共有できるのだ。
実際、企画内容や見積だけで取引が決まるなんて稀だ。
大抵の取引は、「人」で決まる。
先方は、企画書や見積書に判を押すのではない。
あなたに判を押すのだ。
・発展途上が一番楽しい。
オーラの正体は前夜祭の空気。
・生き残るには2度のブレイクをすること。
※コメント
日本人は空気に流されて、失敗することが多いといわれる。
しかし、その阿吽の呼吸も大切だ。
現実は、そういったものが世の中を動かしている。
論理と空気を両方マスターしたい。
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