『国際インテリジェンス最新事情』

国内外でのインテリジェンスに関する最新情報、分析をお届けします。 スパイ、謀略、国際政治、ビジネス情報戦、情報史、など盛り沢山の内容となっております。

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October 2008

●佐藤優氏に学ぶ雑誌情報活用法





外務省元主任分析官の佐藤優氏は週刊東洋経済に「知の技法、出世の技法」というコラムを連載している。
このコラムは具体的な情報収集法、仕事術などを話題に佐藤氏の考えが述べられている。
主にビジネスマン向けの内容になっており、日々の仕事に大いに役立つ。
また文章の切り口も面白く、私はこのコラムを読むために「週間東洋経済」を買っている。
第66回は「有用な情報を月刊誌からどう引き出すか」がテーマになっている。




■「有用な情報を月刊誌からどう引き出すか」の注目すべきポイント


・若くて生きのよいビジネスパーソンにお勧めは「文藝春秋」

・月刊誌では「文藝春秋」が別格の存在である

・「文藝春秋」の重要性は、同誌で取り上げられるテーマが日本人有識者の議論の土俵を作ること

・霞ヶ関コンフィデンシャル、丸の内コンフィデンシャル欄に掲載される人事情報は官庁や企業の内部抗争に影響を与える
・東京で勤務する外交官やインテリジェンス機関員も「文藝春秋」を注意深く読んでいる

・日本の総合雑誌は国際基準で見ても情報は正確であるし、優れた分析を提供しているものが多い

・結論や予測が明確でない論文は役に立たない

・エリートの考えが「文藝春秋」に出ている

・月刊誌で国際政治に関する良質な情報を得ることができるのは「クーリエ・ジャポン」である

・「クーリエ・ジャポン」に目を通していれば、国際政治で何かが問題になっているかを正確に捉えることができる


※コメント
佐藤氏の言うとおり、「文藝春秋」の論文は質の高いものが多い。
政治家の手記やインタビュー記事の長文が結構ある。
新聞だけでは分からない政治家の本音を読み解くことができる。
このような深く掘り下げた文章を読むとテレビでの表面的な情報が薄っぺらに見えてくる。
1つの問題について詳しく読むとテレビでのインタビューアーの不勉強さがわかってしまう。
忙しいテレビ業界の人々にゆっくり本や雑誌を読めというのも酷かもしれない。
しかし、イギリスのBBCやフランスなどのドキュメンタリー番組などを見ると質の高さを感じる。
日本も1つのテレビ局でいいのでレベルの高い番組を提供してくれる所があってほしい。


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●竹中平蔵の情報収集術・勉強法



小泉内閣で総務大臣、経済財政政策担当大臣を歴任した竹中平蔵氏。
彼の情報力、学習法にスポットを当てたい。
郵政民営化という一大プロジュクトを実施した竹中氏がどのように情報を扱っていたのか。
近著『竹中式マトリックス勉強法』から読み解きたい。

■『竹中式マトリックス勉強法』の注目すべきポイント

・論文は「何を書くべきか」テーマがきまれば書けたも同然

・努力できることが、才能である

・イチローと松井は努力の天才

・「自分はできる」と思いこむことは非常に重要

・目標から締め切りを逆算しろ

・「逆算勉強法」は膨大な仕事でもやるべきことを細かく分解して考える

・議論をするからにはたたき台となる試案が必要

・郵政民営化も「逆算方式」で実現した

・竹中氏が小泉元首相に不良債権処理のプランを作ってくれと与えられた期間は1ヶ月

・「いつまでに何を決めておくこと」だとか「To do list」を作る

・スケジュールを「逆算方式」で管理することは、勉強や国家的プロジェクトの進行管理に有効

・何事も基本がすべて

・昔の巨人の野球は徹底した基本遵守主義

・川上哲治監督の練習風景は「鉄(哲)のカーテン」と言われるほど門外不出であった

・川上氏は定石通りの基本練習ばかりを繰り返していた

・ビジネスでも地道な入力作業や既存顧客への顔見せといった基本が大事

・経済の世界では簿記3級を知らずに応用マクロ経済を語ることはできない

・簿記3級が完璧に分かれば経済全体が分かる

・身近によきライバルを持て

・メモを持ち歩け

・日記は明日の自分の教訓になる

・メモや日記は後から読み返してみると反省材料になる

・メモや日記は企画のプランニングなど、試行錯誤するための格好のツール

・枕の横にも常にメモを置く

・「メモ力」はビジネスパーソン必須の能力

・新聞や雑誌、ネットで面白いネタを見つけたら紙に書き写し、あとでワードファイルに打つ

・宴会を上手く抜け出し、勉強時間を作る

・本当に重要な情報は人が握っている

・人から直に菊一次情報は印象に残る

・人も本もいいものだけを選ぶ

・お金の使い方に品格が表れる

・マンハッタンの隠れた名所にモーガン・ライブラリーアンドミュージアムがある
→ここの金融王JPモルガンの書斎は広さといい、内装のシックさは凄い
→これだけの環境ならスケールの大きなことが考えられる

・飽きるほどの暗記と基礎を繰り返せ

・参考書ではなく問題集を暗記せよ

・人より早く始めた者が勝つ

・中学時代に高校の勉強を終わらせよ

・バーバードの学生は日曜日になると1週間の予習を始める

・勉強する人にとって日曜日はまさに1週間の始まり

・「大事なことをなそうとすれば、まず自分の針箱を整頓せよ」(トーマス・カーライル)

・重要なデータ分析などは、自分でまとめること
→これによりトレンドや要旨を掴める

・問題解決の具体案などは、自分で書いてまとめて理解する

・アメリカ人相手に1時間の授業を受け持つことは準備が大変
→レジュメや原稿の作成、参考資料の選出、課題図書の選定や読み込みなど

・最初に口火を切ることで議論の土俵を作る

・努力はなかなか成果が実感できなくても非連続的にある日突然、実る

・ウォールストリートのエコノミストたちは、情報交換のランチで次の株の上げ下げを賭ける

・「あまのじゃく」は発想の源

・具体的な対案を出すのが議論のルール

・情報源は本家本元をたどれ

・情報は一次情報を重視する

・CIAの情報ソースは7〜8割の公開情報といわれる

・自分なりの情報アーカイブを作ろう

・自分なりのこだわりポイントを作り、ひたすら定点観測する

・大学の研究報告書や事例は宝の山

・聞き上手の人は、労を取らずして貴重な情報が得られる

・小泉元総理は大事な話は必ず相槌を打たず押し黙り、目をつむって聞く癖があった
→集中していた

・「雑用ができること」こそが、どこへ行っても使える汎用性の高いスキル

・「何をするか」すなわち業務内容よりも「誰と働くか」つまり仕事仲間にこだわる

・世の中は情報を持つところが力を持つ

・結局、最後は「志」で決まる

・良い仲間を繋ぐのは「世の中をもっとよくしたい」とか「いまだかつてないものを作りたい」といった「志」

・「高め合いのネットワーク」を作れ

・「高め合いのネットワーク」は一人一人が自立していること



※コメント
竹中平蔵氏が行った数々の経済政策には賛否両論あるのは事実だ。
しかし、彼の政策実現に向けた実行力、政治力、仕事力、情報力はピカ一だと思う。
経営コンサルタントのトム・ピーターズも「プロジュクトを実行する上では、誰にでも政治力が必要である」と述べている。
竹中氏のプロジェクト実行力を学び、自らのビック・ビジネスに役立てたい。



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●麻生総理を分析〜祖父・吉田茂から読み解く〜


麻生首相はどんな人物なのか。
それは、彼の祖父・吉田茂の影響を受けているのは間違いない。
麻生首相自身の著書『祖父 吉田茂の流儀』から読み解きたい。



■『祖父 吉田茂の流儀』の注目すべきポイント


・吉田茂は、まず国民を食べさせること、次に経済を建て直すことを最優先に考えた

・実父の竹内綱は吉田茂が外交官になると家宝の「関の兼光」の名刀を与えた
→そして「世俗の欲に惑わされぬようにこの名刀をもって、いつでも俗念を断ち切れ」と教え諭した

・吉田は少年時代、藤沢の「耕余義塾」という漢学塾に通った
→漢籍の知識と漢文の素養はこの頃身につけた

・寺内正毅総理に「総理秘書官をやらないか」と要請された祖父が「総理大臣なら務まるかもしれませんが、秘書官はとても務まりそうにありません」と断った話は有名

・葉巻は吉田のトレードマーク

・「当意即妙のジョークの一つや二つを言えないようでは紳士とは言えない」(吉田茂)

・吉田は「カン」のいい人を可愛がった

・一人でぶらりと美術館や音楽会に出かけることがあった

・理屈抜きに本物を見る目を持っていた

・外交官出身の吉田には国際的に通じるユーモアがあった

・吉田は筆まめな人であった

・祖父の手紙はいつも単刀直入、要点のみだった

・吉田は礼節を尊び、律儀な人であった

・「人より5分早いということはそれだけ余裕があるということなのだ」(吉田茂)

・吉田は財布を持ったことがない人であった

・吉田は富士山が大好きだった

・「我々の日常生活に関することや人間と人間との交渉の上でのことならなんでも漢籍に求められる気がする」(吉田茂)

・「政治には力が必要であり、結果で判断するものだ」(吉田茂)

・祖父の好みは、明治の人らしく質素であったが、食事を大切にしていた

・家族が顔をそろえる食卓はしつけの場だった

・祖父は週末の土曜日は大磯の家で読書や勉強に費やしていた

・英字新聞を一週間分まとめて目を通していた

・歴史書を読むと「人の行動がよく読める。何が変わって、何が変わっていないかがよく分かる」と話していた

・吉田内閣の組閣のとき、官邸で作られた閣僚名簿の原案を祖父は大磯に持ち帰り、さらに検討を加えていた
→そのとき、極めて冷厳な顔をしていたが、あのころの政治家は実に存在感があった
→今、思うと政治が生きていたという感じがする

・「若い人を空腹のまま帰すわけにはいかん」

・ワンマンといわれ、時にはひとり孤高を保ち、妥協を知らぬともいわれた祖父
その反面、常に機知に富み、茶目っ気もある憎めない性格の持ち主であった



※コメント
麻生太郎首相は、金持ちでよく遊び、不良中年といわれるが、実際は神経質で気配りができる人のようだ。
そう考えると、吉田茂に似ているところがあるかもしれない。
ぜひ、吉田茂のように強い日本を作ってほしい。

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