『国際インテリジェンス最新事情』

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August 2009

■民主党圧勝!新政権・予想閣僚名簿を読み解く


前々からの予想通り、民主党が圧勝いたしました。
民主党のなかにどれだけ国際インテリジェンスを理解している人がいるかは疑問です。
今後の情勢を見守りたいと思います。

官僚と戦うといいながら、どれだけ官僚を味方につけるかが政権運営のポイントでしょう。


今回の民主党政権樹立に伴い、予想閣僚名簿を提出したいと思います。


■予想閣僚名簿



内閣総理大臣 鳩山由紀夫

官房長官  菅直人

経済財政担当大臣 直嶋政行

国家戦略担当大臣 岡田克也  

総務大臣 原口一博 

外務大臣 長島昭久

防衛大臣 山口壮 

財務大臣 藤井裕久 

金融担当大臣 大塚耕平

厚生労働大臣 長妻昭

経済産業大臣 松本剛明

法務大臣 仙谷由人

文部科学大臣 枝野幸男

子供・男女共同参画社会  菊田真紀子

農林水産大臣 筒井信隆

国土交通大臣 馬淵澄夫

環境大臣  岡崎トミ子




※党役員

幹事長 小沢一郎(幹事長兼任)


以上。

●ドバイ情勢分析レポート




先日、ドバイに駐在する友人の商社マンから色々面白い話を聞いた。
その内容を紹介したい。



■ドバイ情勢メモ


・現在、ドバイタワーを2009年9月完成目標で建設している

・作業員は、インド人が多かったが、あまり作業が進まず、日本から多くの土方を呼んで作業に当たっている

・大成建設、鹿島が呼んできた土方の人たちであるが、本当に日本の土方は優秀であるようだ


・日本の土方は、インド人の3倍能力がある
そのため高い給料を払っても日本から連れてくる

・タワーの建設は、24時間体制で行われ、300名の要員が毎日バスでホテルと現場を往復している

・金融危機で中東の建設ラッシュは減ったが、まだまだ建設プロジュクトは続いている

・現在、世界の8割のクレーンが中東に集まっている
(私の調べでは、5割以下であると思われたが)

・ドバイのホテルなどは警備が薄い
→ドバイはイスラム過激派の資金調達の場所であるため、ドバイではテロを起こさないようだ。
かなり闇経済も発達していて、パキスタンのカーン博士による核兵器取引の場所もドバイであると言われている


※分析メモ

ドバイの歴史を紐解いてみると中東地域の交易の中心である。
帰省はかなり、緩く誰でもすぐに商売を始められるという。
ある調査によるとイラン人は、アメリカから経済制裁を受けてるためドバイで活発にビジネスをしているという。
ドバイとイランは、非常に密接な関係になっている。
今後もドバイは中東の経済を引っ張っていくことになるだろう。


※編集後記

昨日、久しぶりの休暇で映画を3本見た。
『冷静と情熱のあいだ』『ナショナルトレジャー2』『ダイバー』である。
どれも一度みたことがあるが、どれも学びのあるものだった。
特に『ナショナルトレジャー2』のゲイツ博士の頭脳明晰さ、博学ぶりは見ていて惚れ惚れする。
歴史学者であり、考古学にも詳しく、探検家である。
私も子供のころ、インディ・ジョーンズをみて、考古学者や冒険家に憧れたものだ。
やはり、今でもその気持ちは変わっておらず、情報という好奇心を駆り立てるものに携わっているのだと思う。

2009.08.14




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●『満州特務機関』(黒井文太郎・原作)を読み解く



軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏の原作マンガ『満州特務機関』を読んだ。
劇画は峰岸とおる氏が担当している。


コンビニやキヨスクで手に入れることができる。
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/07226147


満州国建国に関わったインテリジェンス・オフィサーたちをマンガなので、平易に理解できる。
満州では多くの諜報マンたちが行動していたことを改めて、気づかされた。


このマンガで登場するのは、土肥原賢二、福島安正、小磯国昭、板垣征四郎、石原完爾、甘粕正彦、川島芳子、
河本大作、花谷正、秋草俊、山本敏、茂川秀和などである。


満州を舞台に繰り広げられた特殊工作を垣間見ることができた。
満州周辺には多くの知性が結集していた。

満州周辺には、上海に設立された日本人のための教育機関・東亜同文書院、ハルピンに設立されたハルピン学院(日露協会学校)などがあった。
それぞれ中国通、ロシア通の人材を輩出している。


リトアニアで6000名のユダヤ人にビザを発給した杉原千畝もハルピン学院を卒業している。
杉原は人道派外交官であると同時に、一級のインテリジェンスオフィサーであったといわれる。

ハルピンや満州での現地人脈づくりがピカ一であった。
そのため、ソ連大使館に派遣されようとしたときも、ソ連側から警戒されて、赴任拒否された。
やむおえず、対ソ連の情報収集対策のため、近隣のフィンランド、リトアニアへ着任する。
そこで多くのユダヤ人たちが、国外脱出を求めたのに対して、杉原はビザを発給し、救った。

その後、杉原のもとに世界へ散ったユダヤ人たちから第一級の情報が届いたのは想像に難くない。


人のために貢献すると自然に良質な情報が集まってくるということを改めて学んだ。


2009.8.13




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