『国際インテリジェンス最新事情』

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January 2014

◆竹村公太郎『日本史の謎は「地形」で解ける』を読み解く




◆竹村公太郎『日本史の謎は「地形」で解ける』を読み解く


※要旨


・昭和45年に大学を卒業して建設省のダム現場に配属された。
建設行政の20年間の転勤生活で、全国各地の地形と気象の多様性に何度も驚かされた。


・地形と気象だけは人に負けないほどの知識と経験がある。
その地形と気象の事象を丁寧に拾い出して提示していく。
その材料を使って他分野の人々と会話をしていく。
それが私の役目であると気がついた。


・石山本願寺は、16世紀の世界最強軍団を率いる織田信長と11年間も戦い、
ついに負けることはなかった。
最終的にこの地からの退去を条件に和睦した。


・本願寺が10年以上も持ちこたえられたのは、
本願寺の信者たちに強い宗教心があったからと歴史では学んできた。
しかし、この本願寺跡の地形を見詰めていると、
彼らは難攻不落の地形に陣取ったから負けなかったのだということが見えてくる。


・織田信長はこの地形を奪おうと11年間かけた。
その後、豊臣秀吉はこの地形を利用して難攻不落の大坂城を建造して天下を制した。
そして、徳川家康はいかに秀吉の難攻不落の大坂城を陥落させるかに腐心した。


・1590年、家康は豊臣秀吉に関東・江戸への転封を命ぜられた。
江戸転封の名目は、北条氏討伐の先鋒をつとめた家康に関東六ヶ国をつかわすから江戸に行け、
というものであった。
この命令に家康の家臣たちは激昂したと伝わっている。


・なぜ徳川の家臣たちは激昂したのか?
関東は北条支配が長く続いたので、ここを統治するのが大変だった、
という解釈がある。
私は違った解釈を持っている。
それは「江戸は手に負えないほど劣悪で、希望のない土地だった」からだ。


・関東一帯を歩いて探し当てた「宝物」。
家康は激昂する武将たちをなだめ、荒れ果てた江戸に入ったと伝えられている。
江戸の町づくりに本格的に着手するのも、関ヶ原の戦いの後である。
では1600年までの間、家康は一体何をやっていたのか?
この時期、家康は鷹狩りと称して、関東一帯を徹底的に歩き廻っていた。


・家康はこの関東の現地踏査で「宝物」を探し当てていた。
その宝物とは、日本一広大で、日本一肥沃で、
日本一豊富な水がある温暖な「関東平野」であった。


・家康が克服すべき強大な敵、戦うべき新たな敵、それは利根川であった。
その敵を征服すれば、他大名を圧倒する富を獲得し、
天下は自動的に転がり込んでくる、と家康は看破した。


・なぜ信長は比叡山延暦寺を焼き討ちにしたのか?
いったん人文社会分野から離れて、
織田信長が戦った尾張や琵琶湖周辺や京都の地理と地形を眺めてみると、
あっけないほど簡単に信長の比叡山焼き討ちの謎が解けてしまう。


・琵琶湖は日本列島の交流の中心であった。
さらに細部の地形を見れば、琵琶湖南岸の大津から京都へ山越えする「逢坂」が重要な拠点となる。
巨大な比叡山は、背の低い逢坂峠を真上から見下ろしていた。


・現在も、逢坂は日本中の動脈が集中する頚動脈である。
この逢坂山に、東海道新幹線、JR東海道線、北陸線、京阪電鉄、
国道1号線、名阪高速道路、さらに琵琶湖疎水までが集中している。
昔も今も逢坂峠が、日本列島の東から畿内への入り口なのだ。


・比叡山は京への侵入口の逢坂を見下ろしていた。
信長はその比叡山と逢坂の地形関係に耐えられなかった。
どのような強力な軍団も、緑繁る日本の山中ではその強さを発揮できない。
峠越えはどこも細く、どんな大軍も隊列は細長く伸びきり、危険だ。
歴史上、そのことを一番よく知っている人物がいた。
織田信長その人であった。


・戦国の世を制するためには、上洛しなければならない。
京への入り口である逢坂峠を自由に行き来する。
それが、信長の比叡山焼き討ちの目的であった。


・推理小説の一分野に刑事モノがあり、その中での有名な格言が「現場百回」である。
犯行現場へ何回も足を運べば、それまで見えなかった新しい証拠や手がかりを発見できる、というものだ。


・19世紀、世界最大の100万都市・江戸は途方もない物量を必要としていた。
全国各地の米、海産物、木材、特産品そして工芸品が、毎日休むことなく江戸に注入された。
北は北海道から南は九州まで、日本列島は船のネットワークで結ばれていた。


・モノは情報である。
モノは、人々の知恵の塊である。
モノには、各地の歴史と文化が染みこんでいる。


・人の交流は情報の交流。
道路は物を運搬する装置と思われている。
しかし、それは一面的な見方であり、交流軸の立体的でふくらみを持った意義を捉えていない。
交流軸は、情報を運ぶシステムである。


・生命の本質は情報の交換である。
両親の遺伝子の情報交換で人で生まれる。
情報交換で生まれた人間が都市を創る。
そのため都市の本質も情報交換の場である。


・新幹線が登場した当時、故・梅棹忠夫氏は、
新幹線は情報の塊の人間を運ぶ装置である、と看破した。
人間は情報の塊であり、その情報が行き来する交流軸が栄え、
その交流軸の上にその国の都が誕生していくのが当然となる。


※コメント
竹村氏の自然科学の視点から見た歴史は面白い。
読んでいて引き込まれる。
やはり、自然科学と人文社会科学の両方の視点を身につけると最強だと認識した。



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◆茂木誠『経済は世界史から学べ』を読み解く



◆茂木誠『経済は世界史から学べ』を読み解く


※要旨


・本書は、経済をより深く理解するために、
歴史、つまり「物事の成り立ちから学ぶ」というアプローチをとったものだ。


・小国の集まりだったドイツは経済的に一体化していき、
プロイセン王国を中心に統一された。


・ちょうど冷戦が終わり、ソ連が崩壊した時期、
クリントン政権のゲーツCIA長官は、
「CIAの業務の4割、予算の3分の2を経済分野に充てる」と発言。
ソ連という最大の敵を失ったCIAは、情報収集と工作活動のメインターゲットに日本を選んだ。


・金融の歴史は、迫害された者の歴史でもある。
「いつでも逃げられる仕事」、それが金融業だった。


・農業と金融の意外な接点。
「持ち逃げできる資産」を蓄える必要があった。


・金融業者として活躍した民族として、
フェニキア人、ソグド人、アルメニア人、ユダヤ人、客家(ハッカ)がいる。
いずれも、強大な異民族の支配を長く受けた少数民族だ。
そのため課税対象になりやすい固定資産ではなく、持ち逃げできる金融資産を蓄え、
これを異民族に貸して、利子をとることで利益を上げた。


・現代にも影響力を持つアルメニア人。
アルメニア人は、トルコ東部、黒海とカスピ海の間に住む少数民族だ。
西欧諸国やアメリカでは、アルメニア人が一定の政治力を持っており、
無視できない存在である。


・客家は、移住先では山間部の貧しい地域に住むことを強いられたため、
農業ではなく商業金融活動に活路を見出し、「中国のユダヤ人」とも呼ばれている。
海外に移住した中国商人、華僑の多くは客家の出身。


・ピラミットを作った本当の意味。
ナイル河畔に立ち並ぶ巨大なピラミッドや神殿建設にも大量の人民が動員される。
これは王権の強大さを誇ると同時に、もう一つの大きな役割があった。
氾濫の期間、農作業ができない人民に仕事を与える失業対策、
治安対策としての公共事業でもあったことが、発掘調査により明らかになった。


・徴税権を手にした者が、天下をとる。
徴税権は権力そのもの。


・議会政治も経済学も財政問題から生まれた。


・リスクヘッジの名手、ロスチャイルド家に学ぶ。
ナポレオン戦争のときも、ロスチャイルド家は英仏に二股をかけて資産を守り、
ワーテルローの戦いでの英軍勝利の情報を握るや、
英国債を買いまくって莫大な利益を得ている。


※コメント
世界史は楽しい。
時の流れによってその出来事の評価が変わる。
そういうことは突き詰めていくと、興味が尽きない。


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◆丹波實『わが外交人生』を読み解く



◆丹波實『わが外交人生』を読み解く


※要旨


・筆者は実は米国とのかかわりも深く、米国で3回生活した。
第1回目は外務省の研修員として1962年から65年までフォーダム大学、
それに続いてハーバード大学で、ソ連学とロシア語を勉強し、
第二回は1976年から77年までワシントンの日本大使館の政務担当の一等書記官として勤務。
第三回目は、1986年から87年までボストン総領事として勤務した。


・1991年から国連局長を拝命し、主としてPKO法案の成立に極めて深くかかわった。


・1992年から条約局長、94年からサウジアラビア大使となった。


・1997年から政務担当外務審議官を拝命した。


・1989年に条約局参事官、審議官となった。
この年は世界史的な大事件が続いた一年だった。
ところが筆者は忙しくなかった。
筆者を取り囲む世界が大きく動いているのに筆者がかかわるところは少なくなかった。
『荘子』に「無用の大用」という言葉がある。
「無用ということを知ってはじめて有用の意味がわかる」ということだ。
その意味がよくわかったような気がした時期であった。
とはいえ時間を無駄にはできない。
余裕のできた時間は将来のため、勉強した。


・沖縄返還協定交渉は、タイトロープを渡るような大変に厳しい交渉で、
2年以上にわたって電車で帰宅できることはほとんどなかった。
「この時期を乗り切ったら、このあとの一生はもう怖いものはないと思え」
と、当時の上司である条約課の有馬龍夫首席事務官がよくわれわれを叱咤していた。
今、振り返ってみて、まさしくそのとおりであった。


・仕事関係では、『キッシンジャー回顧録』『ケナン回顧録』は外交官の必読書だと思う。


・サウジアラビアで仕事をするときには外交官でも民間人でも地位や職種は関係ない。
要諦は「焦らず、慌てず、諦めず」だ。


※コメント
外交方針にもさまざまな方法がある。
対立点もある。
両方を吟味して、方針決定したい。



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◆北康利『叛骨の宰相・岸信介』を読み解く




◆北康利『叛骨の宰相・岸信介』を読み解く


※要旨


・圧倒的な知識と教養、先見性と冷静な判断力、
敵を作ることを恐れない強固な意志と実行力、
人を捉えて離さない人間的魅力、そして強運。
政治家として理想的な資質を兼ね備えた岸信介の数々の業績は、
首相の資質が国家の将来を左右するという歴然たる事実を我々に思い出させてくれる。


・岸が旧制一高に入学するとすくにカルチャーショックが待っていた。
寮の先輩が口にするドイツ語の哲学用語が理解できないのだ。
会話についていくためだけでも万巻の書を読まなければならない。
それは学校の勉強ではなく、まさに「教養」であった。


・旧制一高では、与えられるものではなく、それは自ら学ぼうとするものであった。
エリートとしての誇りと将来国家を支える有為な人材とならなければならないという義務感。
それらに支えられて、彼らは必死に知性と教養を磨いたのだ。


・岸の能力に触れれば、だれもが「特別な人間」だと認めざるを得ない。
彼は農商務省入省以来、無人の野を進むがごとくに一番出世の道を驀進した。
やがて文書課の参事官となる。
文書課は省内各局各課から政策や法案などの稟議書が一手に上がってくる部署であり、
なかでもこの参事官が最初にチェックすることになる。


・案件の重要度によっては、事務官でなく、課長や局長が説明に来る場合がある。
彼のコンピュータ並の頭脳のなかには、
省内の動き、各部署の枢要な人物の能力・識見がすべてインプットされていく。


・昭和天皇が即位される際、御大典が京都で開かれ、相当人数が京都へと向かった。
高等官は高等官同士で集まるものが多いなか、
岸は下働きをしていた若手やノンキャリアたちをポケットマネーで御馳走し、
労をねぎらった。
よほど珍しいことだったのだろう。
その後もこのときの出席者を中心に「京都会」という集まりができ、
東京に戻ってからも毎月、東京・新富町の安い店で会食の場を持った。


・岸は次官になっても、いや大臣になってからも、
終戦になって巣鴨プリズンに収監されるまで、この集まりに顔を出し続けたという。
なかなかできることではない。
「現場の気持ちのわかる上司」が人心を掌握できるのはいまも昔も変わらない。


・岸は、信頼できる部下には徹底して仕事を任せた。
人間信用されないと、その上司に命懸けで尽くすことなどできないものだ。


・元陸軍憲兵大尉、甘粕正彦は関東大震災のときの事件にて投獄された。
出獄後、一時フランスに身を隠していたが、帰国後すぐに満州に渡り、
関東軍内で「甘粕機関」と呼ばれる情報・謀略工作機関を指揮。
いまでいうインテリジェンスを担い、
「満洲の昼は関東軍が支配し、夜は甘粕が支配する」とささやかれるようになる。


・全員が満足する人事などない。
自らの信じるまま思い切って断行するほかないのだ。
戦後、彼が公職追放を解かれ、政治の表舞台に戻ってきたときも、
「人事は電光石火にやるべきだ」
そうしばしば口にしたのは、さまざまな経験の積み重ねによるものだった。


・巣鴨プリズンに収監されているとき、岸は読書家だけに差し入れも多かった。
読むのは日本の書物に限らない。
千ページに及ぶチャールズ・ディケンズの『デイビット・カッパーフィールド』を
原書のまま一気に読破し、ビクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』の翻訳までしている。
やはり、この男は只者ではない。


・日頃、岸は政治家のあり方について次のように語っている。
「政治家の自邸はできるだけ東京の中心地に近いのがよい。
政治家は常に来客を絶やしてはならぬ。
ほんとに用事があればどんな遠いところでも訪問してくれるが、
政治家の客人にはそうたいした用事などないものだ。
この用事のない客人が来ないような政治家は駄目だし、
そんな連中がまた来やすい処に自宅をもつことが、
つまらぬようだが大事なことだ」
この言葉の通り、岸邸にはその後、来客が後を絶たなかった。


・政治家は思いつきで国家の方向付けを行ってはならない。
いきあたりばったりな政策では無駄な時間が過ぎていくだけだ。
先を読んで布石を打つ。
岸のそれは、彼の政権取りがまさにそうであったように、
最短ルートでの政権実現を絶えず念頭に置いたものであった。


・首相の仕事は外交だけではない。
自然災害から国民を守るのも大切な仕事の一つだ。
岸の決断力は防災のような危機管理でこそ発揮される。


・国民の安全を確保し、生活を安定させることこそが政治である。
彼はその基本に忠実であった。
安全保障と社会保障の両方を目指したところに、岸の政治家としての偉大さがある。
経済運営もまた見事だった。


・岸は自分自身を一言で表すとしたら「叛骨」という言葉だと自負していた。


※コメント
岸の人生は波乱万丈である。
また時代も激動であった。
彼と彼らの時代の人々を見ると、我々現代人はもっとできる。
そう感じさせてくれる。


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◆新作PDF冊子『孫正義・研究』ご案内。



◆新作PDF冊子『孫正義・研究』ご案内。


孫正義氏のパワーには驚くべきものがある。
大きなプロジェクトを打ち上げ、批判されるが、
やがてそれがスタンダードになっていく。
彼の価値創造には学ぶ点が多い。



※お申込みフォーム
http://ws.formzu.net/fgen/S38906525/


●小冊子『孫正義・研究』目次と内容

◆井上篤夫『志高く、孫正義正伝』
◆松本幸夫『孫正義の流儀』
◆石川好『孫正義が吹く、デジタル情報革命の伝道師』
◆『孫正義が40年間語ってきたこと』
◆三木雄信『孫正義・名語録、情熱篇』
◆三木雄信『孫正義・規格外の仕事術』
◆榊原康『キレるソフトバンク』
◆孫正義『ソフトバンク・新30年ビジョン』
◆『孫氏の兵法・孫正義語録』



※価格
5,000円(PDF版のみ)


※お支払い方法
銀行振込


※ページ数
A4サイズ:25ページ


※お申込はこちらから↓
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◆柴山政行『グーグル経済学。10年後にトップに立てる新経済学入門』を読み解く


◆柴山政行『グーグル経済学。10年後にトップに立てる新経済学入門』を読み解く


※要旨


・この本は、グーグルから最先端の経済、会計、金融、ビジネスを学ぶ本です。


・グーグルで、経済が「エンターテイメント」になる。


・実は、会社の業績をチェックするために一般の人が見ておくべきポイントは、
たった3つでOKだ。

1.売上高。

2.営業利益。

3.当期純利益。


・グーグルの必勝ビジネス戦略。
グーグル成功のキーワードは、「徹底無料サービス」と「ネット不動産」。


・「手軽」で「低コスト」は、古今東西を問わず、ビジネスの王道。


・ビジネスの基本は、「損して得をとれ」。


・外側から見えない「金のなる木→超強力なキャッシュ・ポイント」。
ネットという「圧倒的な通信網」の幹線道路で覇者となったグーグルは、
次のステップで強力なキャッシュポイントを作ることに成功する。


・M&Aの成功条件。

1.相手の持つ「豊富な経営資源」が、まだ十分に生かされていない。

2.シナジー効果が見込める。
自社の持つキャッシュポイントを相手の経営資源に載せると、
爆発的な収益アップが見込める。

3.買収後、相手の従業員と友好な関係が築ける。


・いずれにせよ、グーグルのyoutube買収プロジェクトが一見高い買い物に見えながらも、
よくよく分析してみると、検索数のシェア拡大と収益アップの戦略があったことがわかる。


・ミクロ経済学の「売れる」大原則。
→高品質より、レアなもの。


・言うなれば、経済は、人間のもつ欲求が織り成す「エンターテイメント」。
人は誰もが、「より豊かに暮らしたい」「命の危険にさらされたくない」
「刺激的でドキドキワクワクしていたい」といったさまざまな欲とおりあいながら、
毎日を過ごしている。


※コメント
グーグルやアップルの企業戦略を詳細に調べると、彼らは本当によく考えている。
いくら海外の事情と日本は違うといっても、学ぶ点は多い。
今後も深く調べていきたい。



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◆柴山政行『グーグル会計学。ライバルに勝てる新会計学入門』を読み解く




◆柴山政行『グーグル会計学。ライバルに勝てる新会計学入門』を読み解く


※要旨


・グーグルが新しいビジネスモデル・最新の会計を駆使しているからこそ、
そこから使える会計知識が学べ、最新のビジネスセンスが身につく。


・もちろん、グーグルという身近な超巨大企業のビジネスの仕組みだけでなく、
最新の経済ニュースや会計ニュース、それらに出てくる会計の仕組み・専門用語も理解できるようになる。


・会計の神はディテール(細部)に宿る。


・グーグルの生命線ともいえるキャッシュ・ポイント「ネットのユーザーによる広告クリック」で、
年間2兆円もの売上高をたたき出しているのだから、優れたビジネスモデル。


・個人的な意見としては、財務分析をする上で売上総利益を5年ぐらいの長期スパンで比較すると、
非常に貴重な分析データが手に入ると思う。


・研究開発活動は、会社の将来を左右する競争力・創造力の源泉である。


・グーグルの価値は国家予算クラス。


・今こそ、厳しい時代を生き抜くために、会計知識は強力な武器になる。


※コメント
グーグルの詳細なストーリー、企業情報をみると面白い。
ビジネス手法はシンプルであるが、それを支えるためには膨大な人材とアイデアが詰まっている。
今後も参考にしたい。



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◆田母神俊雄・中西輝政『日本国家再建論』を読み解く




◆田母神俊雄・中西輝政『日本国家再建論』を読み解く


※要旨


・大規模災害において、被災者を救援するのは戦争と同じであって、
最も急を要するのは通信の回復であり、物資の補給のための輸送ルートの確保である。
そして後方では物資の総動員が必要となる。


・非常時に非常時のプロを配置するだけで、
情報の質、量、スピードは格段に上がり、
物資や人材も必要なところに行き渡る。


・危機管理のためには危機分散をしておくという考え方がある。
資産家が財産をひとところに集めず、場所も形状も分散させておくように、
製造や物流のラインの拠点をいくつかに分けておくということだ。


・たとえば、将官になると毎年、靖国神社で行われる春季例大祭、秋季例大祭に招待される。
しかし、それに出席する将官は稀である。
たいていは代理の者が出席し、春季例大祭のときには、
午後から千鳥ヶ淵で行われる無名戦没者の式典のみ、将官本人が出席する。
たいへん奇妙だが、これが恒例だった。

一方、私は、将官になって招待を受けるようになって以来、
時間が許す限り午前中の例大祭から制服で出席しつづけた。
それが自衛官として当たり前の行動だと思ったからである。
(田母神俊雄)


・指示をすべきときは、現場が困っているときだ。
それが、通常指揮所とか官邸とか指揮官の取るべき立場である。
つまり、
「現場でやるべきと思ったことはどんどんやれ」
「足りないものがあったら言え」
「カネが要るなら言え」
「その責任は自分が取るから、欲しいものは何でも取ってきてやるから」
というのが指揮官の役割なのである。(田母神俊雄)
その任務を尊重した首相官邸が現場の要望を叶え、実行できたとき、
それこそが政治主導以外の何でもない。


・国際政治というのは、きれいごとではすまない部分がたくさんある。
端的に言えば、やはり、富と資源の分捕り合戦だ。(田母神俊雄)


・ポルトガルは小国ながら、つねに有能な情報機関を駆使してしぶとく生き抜くことができた。
現に最近まで植民地だったマカオを通じて、中国政府の中にも有力な情報網を持っている。
その情報力は、アメリカやイギリスが、中国の情報を得るために協力を依頼するほどだった。
日本も、軍事バランスはもちろんだが、
何よりも大切な「国家としての情報力」を鍛えて、
安全保障や経済活動に役立てることが最も大切なことだろう。


・アメリカの首根っこを押さえられる同盟国は、
世界広しといえども、イスラエルとイギリスだけだ。
国力の違いはあっても、アメリカの議会、マスコミ、ウォール街、すべて押さえている。
アメリカの同盟国として付き合っていくのであれば、
そこまでやらなければ日本の国益になるような関係に転換することは到底できない。


・我が国は古い歴史と優れた伝統を持つ素晴らしい国なのである。
この素晴らしい祖国日本を、子どもや孫の時代に伝えていくことは、
現在に生きる私たちに課せられた重大な使命である。(田母神俊雄)


※コメント
当然、軍事的備えは重要であるが、同時に世界は高度な情報戦、宣伝戦になってきている。
ネット、動画などツールが変われども、情報戦の本質は、100年、数百戦前から変わっていない。
この分野の研究を早めたい。


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◆田母神俊雄『だから日本は舐められる』を読み解く



◆田母神俊雄『だから日本は舐められる』を読み解く


※要旨


・軍事力の均衡は外交交渉の基盤。


・官邸と外務省は今こそ本気で情報戦に打って出るべし。


・外交機密費は、本来外務省のロビー活動のために使うべきもの。
海外で政府首脳の要人や専門家と接触し、情報収集を行うためには当然カネがかかる。
外交官の粘り強い根回しがあってこそ外交に勝てる。
ロビー活動のためのカネはむしろどんどん使ったほうがいい。
最終的に日本が大きな国益を得ることができれば、
機密費をたくさん使っても充分にペイできる。


・世の中には、2つの戦場がある。
1つは、戦闘力をぶつけ合う本物の伝統的な戦場。
もう一つは、宣伝戦という第二の戦場だ。


・自衛隊は優れた軍隊であると同時に、日本で最も優れた教育機関でもある。
「価値観が多様化している現代だから、生徒には好きなようにやらせればいい」。
そんなことを考えている教官は、自衛隊にはいない。
自衛隊の教官は「俺の言うとおりにやれ」という指導方針で、
まず徹底的に形を教えることから始める。
歩き方、挨拶の仕方、しゃべり方、そういったことを厳しく教えていく。
入隊間もない若者には、半ば強制に近いような形で徹底的に礼儀作法を教え込む。


・どこの国でも軍隊でも、上下関係をきちんとわきまえていなければならない。
いざ出動命令がくだされたときに、部下が目上の人間の言うことを聞かずに好き勝手やっていたのでは、
任務を遂行するどころの話ではない。
自衛隊の任務は、命懸けなので、なおさら統率がきちんと取れていなければいけない。


・誰にでもきちんと挨拶する。
目上の人が部屋に入ってきたときには、居ずまいを正す。
そういうことを徹底的に教え込めれるため、自衛隊員は礼儀正しい者ばかり。


・外交の至上命題とは「国益の増大」。


・「信じる者は騙される」が国際政治の原則。


・いま日本のミサイル防衛体制を強化するには、
守りを固めることではなく、反撃力を持つこと。
「1発撃ってみろ、必ず10発撃ち返してやる」という体制を作ることが大事。
それによって北朝鮮のミサイルが我が国に向けて発射されることはなくなる。


・自衛隊は栄光ある日本軍の末裔である。


・日本のエリートは軍事学を一般教養として学べ。


・国を守るためには、軍隊が必要不可欠である。
これが世界のグローバルスタンダードである。
外務省の外交官しかり、政治家しかり、日本を引っ張っていくエリートには、
軍事学に関する最低限の基礎知識くらいは身につけて欲しい。


※コメント
軍事に関する情報をきちんと得ている人が少ないのは日本の特徴だ。
諸学国のように指導者層だけでなく一般国民にもその軍事的教養があれば、
さまざまな問題に対して現実的に対処できる。


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◆小林吉弥『小佐野賢治の知恵を盗め。10兆円を残した男の極意』を読み解く





◆小林吉弥『小佐野賢治の知恵を盗め。10兆円を残した男の極意』を読み解く


※要旨


・「決して神風など吹かない」
「果報は寝て待つものではない」
小佐野賢治はそれを口癖にし、自ら事業経営の姿勢とした。


・小佐野氏個人について言えば、総資産、約10兆円。


・小佐野氏の超リッチぶりは憶測に憶測を呼び、
生前の代名詞が「戦後最大の錬金術師」「政商」「黒幕」「怪物」。
実業家というより虚業家ぶりを宣伝された。


・しかし、そのような憶測は、少なからず偏見と矛盾を孕んでいる。
小佐野氏が戦後最大の錬金術師であったことは確かである。
無資本、徒手空拳でののし上り、常に無を有に変えてきた。
どんなボロ会社もひとたび彼の手にかかると一変、
優良会社に生まれ変わってしまうのだ。
天才事業家であったことは間違いない。


・小佐野流経営の根底に、常に見え隠れしたのが、
「人間への目配り」であった。
人間掌握術に長けていたのである。


・商売を成功させるには政治に首を突っ込まない。
「小佐野は恩人を3人挙げているが、やはり最大の友人として、
田中角栄をはずすわけにいかないだろうな。
田中政権づくりに小佐野は30億円をつぎ込み、
政権誕生の台所を一人でまかなったともいわれている」(財界長老の話)


・「田中との関係を、世間では、総理になった男を利用するための付き合いだった、
などと言うが、実はその田中に対しても、小佐野はクールだった、
というのが本当のところではないかと思う。
終生、和して同ぜず、不即不離を貫いた格好だった。
田中を総理に、とあれほど入れ込んだ動機も、
世間が考えるほどベタベタしたものではなかった。
いざとなれば、これと見込んだ人物に、バーターや見返りなんてケチなことを言わずに、
30億円のプレゼントくらいポンとやる男だったよ」(同じく財界長老の話)


・つねに付加価値を読む。
驚異のデータ収容量を誇る超頭脳。
田中角栄が人を魅了する最大の武器は、超頭脳の記憶力による。


・田中の超頭脳を証言するエピソードは、他にもゴロゴロしている。
「歌は持ち歌1000曲で、これはプロの流しに匹敵する。
しかも、流行歌なら歌詞の3番まできっちり頭に入っている」(田中派担当記者)


・「地元新潟3区の道路、橋、トンネル、ダムがいつ出来て、
その予算はいくらついていたか、をすべて覚えている」(越山会幹部)


・情報網をどう整備、拡充するか。
仕事を拡げて異分野の人材を把む。


・ケチの手元に良質の情報は集まらない。


・地元に融けこみ、利益を還元する。
人材も仕入れもすべて現地で調達する。


・大金持ちになるには「資産4分割方式」。
現金、有価証券、不動産、そして海外資産が基本。


・金銭伝票は経営実態の情報源。
「私はどんな小額の金銭伝票でも、一枚一枚すべて見ますよ。
これほど経営の実情がよくわかるものはないから」
小佐野賢治のシビアな金銭伝票を表す語録の一つである。(小林吉弥)


・小佐野は買収した会社でも決して社員のクビは切らないが、
必ず経理担当役員を国際興業から監視役として派遣する。
そして、とにかくアリの這い入るスキもないほどシビアな金銭管理感覚で現場に臨んだ。


※コメント
小佐野氏の人生も波瀾万丈でおもしろい。
大きく稼ぐ人物のモデルとして参考になる。
彼が何よりも人への気配りを重視したことは注目に値する。


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