『国際インテリジェンス最新事情』

国内外でのインテリジェンスに関する最新情報、分析をお届けします。 スパイ、謀略、国際政治、ビジネス情報戦、情報史、など盛り沢山の内容となっております。

◆まぐまぐメルマガ『国際インテリジェンス機密ファイル』ご紹介。 ご登録はこちらです→ http://www.mag2.com/m/0000258752.html 世界のインテリジェンスに関する公開・非公開情報をお伝えします これを読めば貴方も一流のスパイになれるかもしれません。 スパイ、秘密工作、国際政治、暗号、国際ビジネス、歴史、外交、 軍事、危機管理、政治に関する第一級の情報になっています。

March 2015

◆内藤誼人『暗示で500%能力を引き出す勉強法』を読み解く



◆内藤誼人『暗示で500%能力を引き出す勉強法』を読み解く


※要旨


・とんでもなく仕事ができる人はまた、とんでもなく勉強している人である。
たくさん本を読んでいる人である。
たくさん学んでいる人である。
だから仕事もうまくいくのである。


・やる気をひっぱり出すときの第一原理。
それは人間の欲を利用することだ。
まずは、自分がやっている勉強が「金の卵」だと思い込もう。


・モテる自分を想像しろ。
下心とスケベ心は、人間にとって大きなモチベーションの原動力。
資料を調べるために図書館にいかなければならない、とすればいまいち気分が盛り上がらない。
しかし「図書館にはきれいな司書さんがいて、その司書さんに会いにいくのだ」と思えば、
図書館までの足取りも軽くなる。


・イタリア・ルネサンス期の思想家マキャベリは名著『君主論』のなかで、
「大きな帝国は分割したほうが統治しやすくなる」と説いた。
政治体制と同じように、勉強も分割しよう。


・やる気継続には、日記が効く。
やる気を長く継続させるには、記録を残す方法が有効である。
自分が積み上げてきた努力を、あとで確認できるようにデータや日記を残しておく。


・モチベーションの高いセールスマンは、多忙なスケジュールを上手に管理する。
その一方、常に机の上に置いているのは、現在取り掛かっている案件についての資料のみだという。
ひとつずつ制覇せよ、が彼らのモットーだ。


・1日1時間の勉強時間をかき集めよ。


・疲れたときは、ぼんやりと外を眺めろ。


・文章力アップのコツは、「ダンドリ」と「パターン」。
ダンドリには、情報収集と編集作業の2つがある。
とにかくおいしいネタを集めよう。
それを伝わりやすいように順番に配置する。


・楽器を習え。
トロント大学のグレン・ショーレンバーグ博士の調査によると、
音楽を習っている子どもは知能が高い、という。
音楽は脳を活性化する。


・知識の宝庫である「本」をたっぷり読め。
同じテーマの本を複数読め。
テレビは読書のサブテキストと位置づけろ。


・入門書は文字が大きいほうがいい。
写真やイラストが豊富な参考書は学習効果が高い。


・本にらくがきをしまくれ。
本は、どんどん汚すのが基本である。
できるだけメモを書き、イラストを描いて、
汚しまくるからこそ、「自分の本」になっていくのだ。
落書きが記憶の手がかりになる。


・いい本だ、と思ったら4回読め。


・勉強は、できるだけ、ひとりで、こっそりやれ。
もっとも「楽しい」のは単独での学習なのだ。


・困難にぶつかったときは、「状況」ではなく「対応」を変えろ。


・身近な師匠をみつけて、徹底的に真似してみろ。
学ぶことは、マネること。


・覚えたいことは、その場で3回繰り返せ。
覚えたことは人に話せ。
自分の体験にひきつけて、記憶しろ。


・「忘れちゃってもいいや」と思えば、かえって忘れない。


※コメント
資料を読んだ後、すぐ寝ると覚えやすくなるという。
確かにこれは思い当たることが、ある。
本の一部分が、映像として寝ているときに出てくる、といったことを体験したりした。
こういったことを繰り返せれば、最強の記憶術をマスターできる。
その日まで、精進したい。


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◆ダン・ケネディ、DVD『マーケティング・ブレイクスルー』ご紹介。



◆ダン・ケネディ、DVD『マーケティング・ブレイクスルー』ご紹介。


詳細はこちら↓

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販売価格: 39,800円(税抜)


※要旨


・このDVD 「マーケティング・ブレイクスルー」では、
億万長者メーカーと呼ばれるダン・ケネディと彼のパートナーであるビル・グレイザーが、
ビジネ スにブレイクスルーを起こす12の方法を公開しています。


・なぜ、売上が思うように伸びないのか?
なぜ、商品はいいのにお客さんは買ってくれないのか?
実は、こういった問題は、ターゲットを変えたり、商品 のコンセプトを
ちょっと変えるだけでも大きく改善することが少なくありま せん。


・例えば、SS製薬のハイチオールCはもともと中高年層の全身倦怠や二日酔いのための薬でした。
ところが、使われている成分がシミやそばかす、日焼け に効用があることが分かると、
若い女性のための体の中から治すシミ・そば かす対策のための医薬品として、
製品自体はそのままにパッケージだけ変えて売り出しました。
その結果、わずか2年で売上が10億円から30億円へと3倍以上にもなったのです。


・メガネチェーン店のJINS PCは、もともとメガネの安売りチェーンでしたが、
どんどん激化する価格競争で赤字経営に陥っていました。
そこで、メガネを「よく見えるためのもの」から「目を守るためのもの」として、
パソコ ン作業の疲れから目を守るメガネや花粉から目を守るメガネなどを発売。
次々とヒットを飛ばし、赤字経営から脱却するどころか高収益企業に変貌しました。


・こんな例をあげればキリがありませんが、
そのほとんどが「なんで気づかな かったんだろう?」と思えるようなものばかりです。
しかし、ほとんどのビ ジネスにおけるブレイクスルーは、
実はそんな「ちょっとしたこと」によって起こるのです。
そして、そのためのヒントや答えは往々にして私たちの周りに転がっているものです。


・この「マーケティング・ブレイクスルー」では、
そういったヒントや答えに気づかせてくれ、
そしてビジネスにブレイクスルーを起こす具体的な方法を教えてくれます。




詳細はこちら↓

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◆ダン・ケネディ発行、ニュースレター『NoB.S.マーケティングレター』ご紹介。


◆ダン・ケネディ発行、ニュースレター『NoB.S.マーケティングレター』ご紹介。


詳細はこちら↓
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販売価格: 初回お試し1,980円(税抜)
1ヶ月後から正規会員 4,980円(税抜)
送料:無料



※ダン・ケネディ、要旨。



・プロのコンサルタントとして

彼が育てた企業は多数。数億円規模のクライアントから、
数千億規模のクライアントまで(彼が育てたTVショッピングの会社は世界一の企業になった)。


現在のコンサルティング料金は、
1日最低128万円。
コーチングプログラムは年間320万円と超高額です。



・プロのスピーカーとして

ジグジグラーやブライアントレーシー、マーガレットサッチャー元英国首相、
ブッシュ元大統領、フォード元大統領、レーガン元大統領、
ノーマンシュワルツコフ将軍、などのスーパースターと共に全国で講演。
現在も、年間20万人以上に講演しています。



・プロのコピーライターとして

彼の広告素材の作成費は、1プロジェクトで1000万円を超えます。
さらに、その広告を使う限り、クライアントは売上の数%をロイヤリティとして支払い続ける必要があります。
それほど高額をチャージするにもかかわらず、
彼の元にはキャンセル待ちのクライアントが列をなしています。




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◆加藤嘉一『頼れない国でどう生きようか』を読み解く




◆加藤嘉一『頼れない国でどう生きようか』を読み解く


※要旨


・日本語、中国語、英語の三ヶ国語を話すための訓練。
訓練として必ずやっていたのは、日本語で聞いたことは英語でメモを取るということ。
聞いた言語とは異なる言語で書き留める。


・あとは辞書を引きまくる。
趣味感覚で読んでいる。
言葉の世界の豊饒さを知るためには、紙の辞書と仲良くなるのが一番の近道。


・日常生活のなかに語学の学習を取り入れよう。
ラジオでもいいし、パソコンのニュースサイトでもいいし、
ユーチューブでもいい。


・現場に行く。
現場で情報を取る。
現場で表現する。
そういう現場力が大事。


・ハイレベルな専門能力のない普通の学生でも、
外国語を2つ身につければ自分にかなりの希少価値を出せる。


・ランニングで脳が空白になる時間をつくる。
僕は朝5時に起きたら、まずそのままイメージトレーニングに入る。
およそ30分間。


・中国人が大事にしているのが、インテリジェンス・ネットワーキング。
中国人の優れたところだ。
仮に国が崩壊したらどうするか、という危機感を常に持ちながら生きている。
各人のネットワーキングの中で情報交換して、
一番リスクが少ないところに身を寄せて、生き抜こうとする。


・人脈には税のかけようがない。


・僕が人脈作りで一番大切にしているのは、自分の分野できっちりとした力を示すということ。
実績を残すことに尽きる。


※コメント
加藤氏の卓越した語学習得能力は見習いたい。
その手法はいろいろな学者も注目している。
彼の学習方法について今後も研究したい。


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◆有川真由美『世界の美しい空港』を読み解く




◆有川真由美『世界の美しい空港』を読み解く


※要旨


・空港では、どんな時代であっても長年にわたり、
「出会いと別れの場所」「玄関口」として、
さまざまな人間模様が描かれてきた。


・そこはアクティブに動き続けている場所であり、
筋書きのないドラマと人間模様が毎日上映されている場所なのである。


・国際空港はその国の玄関口であり、顔である。
その国のファーストインプレッションとなる場所である。


・空港という存在が気持ちを高揚させるのは、デザイン性の高いターミナルビルが、
非日常の空間を演出しているからだ。


・空港に行くと軽い高揚を感じるという人は少なくないだろう。
ターミナルの先にみえるエアラインの機体や、
颯爽と闊歩するCAなども重要な要素だ。


・空港に着くとすぐに、その国の空気を味わいたいと思う。
だから私の好きな空港は町までの風景を楽しめる空港だ。
いちばんはギリシャのアテネ空港だ。


・異国の小さな地方空港が好きだ。
100回近く通っているハワイなら、モロカイ空港。
タラップを降りる瞬間、暑く乾いた風が身体にまとわりつく。


・ドバイ国際空港が凄い。
空港内の時計はすべてロレックス。


・空港を好きになることは感受性や好奇心、心の余裕や思い込みの強さが必要であったりする。
そこに男女の差はないと考えていい。


・空港という言葉にさえ心が反応し、
音楽や映像にも反応するようになる。
そんな経験や記憶が混ざり合い、
自分自身のなかで独自の空港観ができあがる。


※コメント
たしかに空港に一種独特のワクワク感がある。
なんともいえない、これから起こる楽しみを駆り立ててくれる。
空港を訪れたいために、海外へ行きたい。


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◆茂在寅男『超航海・英雄伝説の謎を追う』を読み解く




◆茂在寅男『超航海・英雄伝説の謎を追う』を読み解く


※要旨


・「歴史の謎の解明」などの問題に取り組むためには、
たんに「狭くとも深い知識」だけでは不足で、「浅くとも広い知識」を加えて、
両者が助け合っての研究が必要である。


・グローバルな視野に立ち、たとえ一国の歴史を考察する場合でも、
つねに全世界との関係を考えつつ推進する姿勢が必要である。


・海は文化のハイウェイ。
歴史書をひもとくとき、誰しも強く感じるのは、歴史にはきわめて多くの謎があるということ。
ところがこの謎が不思議な魅力をもっているために、知らずにこの謎の解明にのめり込んでしまうことだ。


・世界を広く歩いて多くの外国人と接してみると、
少なくとも日本に関心を持っている外国人の中には、
日本の歴史について極めて深い知識を持っている人が多いのに驚く。


・歴史的に証明できる範囲において、
アメリカ大陸へ最初に到達したグループといえば日本人であって、
それは紀元前3000年頃という話もある。
これはアメリカの学者が主張している。


・私の考えは「古代人大航海論」である。
要約するとこのようなことだ。
「古代人は現代人の想像以上に、地球の広い範囲を相当な距離にわたって移動していたはずだ。
陸上の移動はもちろんであるが、
海はそれよりもはるかに広大な交通の場としての役割を果たしていた。
海には、海流と風を利用できる条件が備わっているため、
極めて雄大なハイウエイである、といえる。
古代人の幼稚な舟であっても、海流や風その他の気象海象条件にうまく恵まれさえすれば、
比較的短期間のうちに、驚くべき長距離を、
地球上の一地点から他の一地点へと、航海することができたのだ」


・ハーバード大学のゴードン・ウィリー教授は、
「紀元前3000年頃、縄文フィッシャーメン(漁夫)が、南米北西岸に達している」
と記しており、
これがアメリカ大陸発見の最初であり、
「アメリカ大陸の最初の発見は日本人である」
と強調してる。


・中近東から日本への海上ルートによる渡来は、
古代であっても可能性は高かった。


・日本には海上ルートを通って、
中近東から多くの文明が紀元前から相当に移入されていたはずである。
それもその海上移動は大部分は航海民であるフェニキア人の力によってなされた。


・彼らがアルファベットの元になるフェニキア文字を使っていたことは知られている。
現在までの日本ではすべてがフェニキア文字という言葉でいわれている。
しかしフェニキアの祖はカナン人であり、
現地では「カナン・フェニキア文字」また単に、
「カナン文字」と呼んでいたのである。
それが仮名文字の由来であるという可能性がある。


※コメント
大胆な仮説は魅力的だ。
さまざまなデータを刷り合わせて新しい仮説をつくることはワクワクする。
異質の分野をいろいろ読みたい。


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◆新作小冊子PDF『中国・最新分析レポート(ハイブリッド版)』ご紹介。



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★中国についてより詳しく知りたい方々へ


PDF版小冊子 『中国・最新分析レポート(ハイブリッド版)』

をご提供いたします。




※お申込みフォーム↓

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●小冊子『中国・最新分析レポート(ハイブリッド版)』目次と内容


◆峯村健司『13億分の一の男・習近平:人類最大の権力闘争』を読む

◆富坂聰『中国の地下経済』を読む

◆小林史憲『テレビに映る中国の97%は嘘である』を読む

◆中国の戦略について

◆逆転思考:激動の中国、ぼくは駆け抜けた

◆太田尚樹『日本人と中国人はなぜ水と油なのか』

◆フアン・カルデナル『進撃の華人:中国「静かな世界侵略」の脅威』

◆地方から読み解く中国と習近平体制

◆新たなる日中戦争。中国に対抗する30の戦略

◆中国の情報機関:世界を席巻する特務工作

◆なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?



※価格
5,000円(PDF版のみ)


※お支払い方法
銀行振込、カード払い(ペイパル)


※ページ数
A4サイズ:40ページ



※お申込はこちらから↓

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◆中西輝政『日本がもっと賢い国になるために』を読み解く




◆中西輝政『日本がもっと賢い国になるために』を読み解く


※要旨


・「賢い生き方」について考えると、最後は心の大事さに行き着く。
これは人間の生き方だけでなく、国についても同じ。


・ある一線を越えると日本は必ず出てくると思わせないと相手は押し入ってくる。
国際政治では、「真空地帯を作らない」という言葉がある。
真空、つまり誰も管理せず主張しない領域があれば、
必ず誰かがそこへ押し入ってきて真空を満たしてしまう、という意味だ。


・どんな危険な状況でも、国際社会では「自分で何とかしなさい」が第一義。
そのため、どの国も膨大なお金を軍備にかけている。


・主張することは主張しながらも、最後は相互理解に望みを持っていることを付け加える。
対決できる能力と意志をしっかり付け加えることが大切。


・総理の靖国参拝について、私からすると大騒ぎする問題ではない。
総理官邸から毎日参拝していればどうということもない。
1年に1度行こうとすると大変な騒ぎになる。
「当たり前の風景」にしてしまうことが大切。


・国防、安全保障と経済はつながりで考える。


・国防、安全保障というのは経済より大切なこと。
しかし実はそれらはつながっている。
経済力がなければきちんと国防もできない。
国防がしっかりして平和と秩序が保たれていなければ、
市場での取引、ビジネス一般、貿易などの経済活動も成り立たない。


・外交は直観と感触が大切。


・日本誕生の神話は、外国の人々に面白がられる。


・「日本という国に生まれてよかったな」という、
ごく普通の実感こそが「日本人としての誇り」なのだ。


・「国と個人が一つになっている」という感覚があれば、
「日本の国が最も大切だ」という考えに行き着く。


・伝統とは人の心のつながり。
自分が前の世代から託されたものを、次の世代に渡していく懸け橋となる、
と思うことが、伝統を大切にするということ。


・人と人との絆の中に自分を置いて、そこで心地よさを感じられたときに、
個人の自由は最高度に発揮できる。


・本当の国際政治を知るカギは、秘密情報の世界にある。
インテリジェンスは、日本が本格的にやるべき分野。


・「日本の力」とは、他を「思いやる心」。


※コメント
国や個人の生き方を考えるとき、最後はやはり心のようだ。
どうすれば心を鍛えることができるか。
いろいろ考えて、修行したい。


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◆竹中平蔵『嫌われ者の流儀:組織改革と再生』を読み解く



◆竹中平蔵『嫌われ者の流儀:組織改革と再生』を読み解く


本書は竹中氏と野村克也氏との対談本。


※要旨


・何かを変えようとする人間や強いリーダーシップを発揮した人間というのは、
周囲の人間のみならず、世間からも嫌われ、多くの批判に晒される。
それは歴史が証明している。


・小泉総理は、何よりも基本を常に大事にしている方だった。
だからこそ、いろいろな人に嫌われながらも、最後まで自分を貫き通すことができた。
強いリーダーシップを発揮することもできた。


・逆算することの大切さ。
「自分はこれをやりたい、いつまでにこれをやりたい。
では、この時点でこれをやっていなければいけない。
では、今何をやるべきか」
という逆算することが本当に重要だと今でも思う。


・郵政民営化の際、最初にそのことを考えた。
小泉総理から「やってくれ」と言われたときに、
「これは凄まじいバトルになる。内閣の命運を左右するようなことになるぞ」
と思った。


・では、これをいつまでにやらなければいけないのか、
法律を通すために何をやらなければういけないのか、
そうすると、いつまでにこの制度を決めなければいけないのか、
そのためには、その1年前に閣議決定で大枠を決めなければいけない、
このように徹底的に逆算したのでした。


・また政策を実行するためには、実は議論をあまり早く進めてはいけない。
最後の瞬間まで、決断する瞬間を待つ。
早く進めると潰される場合があるため。


・ワシントンで政治をどのように動かしているのか。
CPUというものがある。
コミュニケーション・ポリシー・ユニットの略だ。
これは要するに、アメリカ大統領を中心とするその側近たちが、
どういう政策を打ち出し、国民とどういう対話をしたらいいか、
そのコミュニケーションとポリシーを考える。
要するに、側近の秘密会議みたいなもの。


・実は小泉内閣のときにも、CPUがあった。
毎週日曜日の夜9時に、赤坂プリンスホテルで官房長官と私と、
あと何人かが集まっていた。
用があってもなくても、夜9時に必ず集まっていた。
そこで情報交換して、世論調査の分析や、
「この世論調査に対しては、このように発信しよう」
と決めていた。


・世論がどのように考えているか情報収集するのはすごく重要。
同時に働きかけなければいけない。
政治のリーダーの最大の役割は、世論を説得すること。
世論の御用聞きになってはいけない。


・世論を聞くことは大前提だが、無条件に「どうして欲しいですか」
と聞くのではダメ。
「こうしようではないか。自分はこう思う」
ということを言うのが、真のリーダーである。
小泉さんは、それを見事にやったわけです。


・自分が監督になって巨人の川上哲治さんがミーティングで何を言っていたのか、調べた。
とても驚いたが、川上さんは野球の話をほとんどしなかったそうだ。
選手を集めて、人間学や人生訓の話ばかり。
これは大変なことを聞いたな。そんなこと俺にはできない。
これは勉強せないかんな、と思った。(野村克也)


・そこで評論家の草柳大蔵さんを紹介していただいて、師事した。
草柳先生との出会いはすごく勉強になった。
彼の書斎に通されたとき、棚に並ぶ膨大な数の本を見て、唖然呆然とした。
「これは本を読まないと」
と一念発起して本を読むようになった。(野村)


・サッカーの元チェアマンの川淵三郎さんが言っていた。
「Jリーグ構想を最初に持っていったときに、ほとんど全員が反対した。
だからこれはいけると思った」


・リーダーにとってアートの素養は極めて重要。
実は小泉総理が海外のリーダーから高く評価された理由の一つは、
アートに造詣が深かった点にもある。


・経済学者のジェフリー・サックスがマラリアを撲滅するために活動していたが、
なかなかうまくいかなかった。
しかし、ロックバンドのU2のボノがイベントに協力するようになって、
活動に一気に勢いがついた。
アートにはそうした力がある。

・だからこそ、リーダーはアートを深く理解しなければいけない。
海外へ行ったときには、家族と友人と一緒にニューヨークのミュージカルを見たり、
パリでオペラを聴いたりするなどアートの素養を磨いていただきたい。


・40代までは1本でも多く論文を書こうと思っていた。
世界最先端のことは絶対に理論として勉強しておきたい。
だから睡眠時間を削って犠牲にして、新しい論文は読み込んでいた。
ところが大臣になった途端、非常に恐ろしいことがわかった。
それは絶対に病気になってはいけないということ。


・熱があっても、国会へ来い、と言われたら這ってでも行かなければならない。
それができなければ、大臣の資格なしと、首を切られる。
小泉さんから手伝ってくれと言われ、日本を変える最大のチャンスだと思っていたので、
病気のために期待を裏切ることは絶対にしたくないと思った。


・そこで私はスイッチした。
徹夜をやめて、必ず毎日5時間半から6時間は寝ることを最大の目的にした。
あとの残された範囲内でその他のことをする。
だから原稿の締切が遅れたら、「申し訳ありません」と素直に謝る。


・小泉内閣に参加した、あの5年5ヶ月というのは、自由とはまったく逆の世界。
とにかく這ってでも行かないといけない世界。
それで自由とはいかに素晴らしいかということ学んだ。
戻ってきてからは、とにかく徹底して自由にやろうと思った。
やりたいことだけをやる。


・小泉内閣が終わる2日前に、総理公邸で食事に呼んでもらった。
そのとき、小泉総理が言ったことを今でもよく覚えている。
「ああ、これでもう嫌な奴に会わなくて済むな」(笑)と。
これはすごくよくわかった。


・小泉総理は、意識して人を束ねようとしているようには見えなかった。
自分の信念を強烈に出しておのオーラで引きつけていく、というタイプ。
そして、
「この人が1回言い出したら、まったく何も聞かないよな」
という雰囲気を作り出すのがすごく上手かった。


・党の大物から意見が上がってきた時も、
「それでは小泉さんは、認可しません」
と言うわけです。
そうすると、
相手も「そうかもな」という感じになるわけです。


・強烈な個性で「自分はこう思う」
ということを明確に伝えて、そこは絶対にぶれない。
絶対的な安心感みたいなものがありました。


※コメント
国家の中枢にいた竹中さんの裏話は面白く、勉強になる。
経験と知識が融合しているから読んでいて面白い。
物事の進め方など、一般の会社などでも十分通用する。


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◆神田昌典『挑戦する会社:世界を変えるビジネス実践法』を読み解く




◆神田昌典『挑戦する会社:世界を変えるビジネス実践法』を読み解く


※要旨


・コミュニティが作り出す現実は、予想を超える。


・流れを作れば、勝手に運ばれていく。


・ダントツの結果を出したいなら、ダントツの結果を出す人の多い環境に身を置くべきだ。
コミュニティに入り、パワフルな仲間に囲まれていることで、
自分を急加速させることができる。


・コミュニティにはデメリットもある。
だからこそ、わがままを貫く。


・まずは、でっかく稼ぐための軍資金を。
まずは、目の前のことで儲けることだ。


・出発点は「儲けるため」だけど、それをきっかけに生み出した企画が、
社会性を備えた新規事業に発展する可能性がある。


・未来を予想する最も簡単な方法は、未来を作ること。


・営利と非営利が両輪で動くことで、速く前へ進む。
人が自然に集まってくる基盤を作った者だけが生き残る。


・お金とは貨幣というメディアに記録した「感謝」である。
「感謝=想像力」だから、お金も想像次第で自在に増える。


・経営者は徹底的に数字にこだわれ。
「数字に冷酷な環境」が才能を導き出す。


・数字って、復唱すると実現する。


・社会変革のために最も強力な存在は、ビジネスなのだ。


・ビックビジネスの本質は「常識の向こう側」にあるのかもしれない。


・夢中になって取り組んでいる仕事に、リスクはない。


※コメント
豊富な事例と斬新なアイデアが記されている。
いろいろなヒントをビジネスに与えてくれる。
その発想の源を探りたい。


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