『国際インテリジェンス最新事情』

国内外でのインテリジェンスに関する最新情報、分析をお届けします。 スパイ、謀略、国際政治、ビジネス情報戦、情報史、など盛り沢山の内容となっております。

◆まぐまぐメルマガ『国際インテリジェンス機密ファイル』ご紹介。 ご登録はこちらです→ http://www.mag2.com/m/0000258752.html 世界のインテリジェンスに関する公開・非公開情報をお伝えします これを読めば貴方も一流のスパイになれるかもしれません。 スパイ、秘密工作、国際政治、暗号、国際ビジネス、歴史、外交、 軍事、危機管理、政治に関する第一級の情報になっています。

January 2016

◆菅沼光弘『サバイバル・インテリジェンス』を読み解く




◆菅沼光弘『サバイバル・インテリジェンス』を読み解く



※要旨



・情報戦争において、
チャイナマフィアは北京政府を秘かに支えている。
ソ連崩壊後のロシアでも、
マフィアが新興財閥(オリガルヒ)を
バックアップしていた。


・アメリカの国防政策は財務省の裏にいる
ウォールストリートが決めている。


・地球には在外中国人、つまり3000万人の華僑がいて、
その中の200万人が黒社会、チャイナマフィアだ。
彼らの動きの速さと、
ネットを使った情報のやりとりはすごいものがある。


・自衛隊は専守防衛だけではダメ。
真の情報収集は軍事研究から始まる。


・スパイ活動の世界では、
手紙やのろしなどのアナログが復活している。


・アメリカ大使館のCIAの人たちが
いまどうしているかというと、
手紙を書いてクーリエ(特使)が持っていく。
アナログというより、江戸時代のやり方だよ。
電子通信が信用できなくなってきたから。


・イスラム金融の中心はマレーシアのクアラルンプール。


・コーランの教えは実は合理的。
厳しい環境で生き残る知恵である。


・歴史学と文化人類学で
インテリジェンスを磨け。


・北方4島は、ウクライナ人やロシア貴族の流刑地だった。





※コメント
表に出てこない情報がわさわさ詰まっている。
それが本当かどうか、
自らの検証能力を高めたい。


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◆菅沼光弘『世界経済の支配構造が崩壊する』を読み解く




◆菅沼光弘『世界経済の支配構造が崩壊する』を読み解く



※要旨


・アメリカの国防政策はペンタゴンではなく、
財務省で作られている。
政治軍事と密接不可分の関係にあるのが、
経済、金融、財政の問題である。


・アメリカの場合、財務長官以下、
ウォールストリート出身の実務家が財務省などに多数いて、
国益優先の経済・金融・財政政策が日々練られている。
そして、それを遂行するために、
アメリカの国防政策の策定にも深く関与している。


・アメリカが日韓併合から学んだ、
金融とジャーナリズムとは。


・大戦前、日本に対する不平等条約は様々な形で残っていたものの、
大戦中、日本はほとんどインフレに陥ることはなかった。
その理由は、中国大陸各地に朝鮮銀行の支店網をつくり、
これらの支店を通じ各種の大陸利権も獲得し、
軍事作戦用の資金も調達していたからである。


・日本の国債はすべて朝鮮銀行が買っていた。
ちなみに南方には台湾銀行の支店網がつくられた。


・金融を握られると戦費はどこからも出ない。
この重要な観点から大戦前に朝鮮銀行や台湾銀行の
金融ネットワークを設けていたおかげで、
日本は中国大陸に進出し、
大東亜戦争を4年間も戦うことができたのである。


・日韓併合について徹底的に分析・研究したこともあろうが、
政治的・軍事的動向には、必ず経済・金融・財政の問題が
絡んでいることを一番よく知っているのはアメリカである。


・北朝鮮が新たなタックスヘブンになってきている。


・マネーロンダリングは、
表面化されないだけに大いに儲かるビジネスである。
北朝鮮がこのビジネスに触手を伸ばし始め、
現在、平壌に向かう旅客機は、このビジネスに乗り遅れまい
とする青い目の乗客でいっぱいである。


・核問題をめぐる制裁の裏で、
中国や韓国はもとより欧米各国も
北朝鮮の経済利権を求めて蠢動している。


・タックスヘブンは、犯罪マネー、アングラマネーの
巣窟であるばかりでなく、
金融業の不良債権を隠蔽する場所にもなっていた。
兜町用語でいう「トバシ」をやるときの受け皿に
タックスヘブンを利用していたのである。


・脱税マネー、犯罪マネーのたまり場であり、
マネーロンダリングの中心であるタックスヘブンを
コントロールするということは、
世界の金融を安定させるためにも不可欠である。


・イスラム金融自身が表の顔も裏の顔も持っている。
現在、シティやスイスがタックスヘブンとして
機能しなくなったために、国際金融のダークサイドは、
その拠点の一つをイスラム世界に移そうとしている。




※コメント
裏話満載でわくわくしてしまう。
どういった情報源を持っているのか、
幅広く読んで研究したい。


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◆ジェイ・エイブラハム『限界はあなたの頭の中にしかない』を読み解く





◆ジェイ・エイブラハム『限界はあなたの頭の中にしかない』を読み解く



※要旨


・すべては、あなたから始める。
あなたがまず、あなた自身の人生を変えてみせる。
そしてあなたの世界を気高さと共に歩む充実感で満たしていれば、
あなたの周囲は変わっていく。


・あなたの周りを変えたければ、何も言わず、まず、
あなた自身が変わることだ。


・テストマーケティングせよ。
小さく始めて、洗練させる。
テストは重要だ。


・もしもあなたがスポーツ好きなら、
編み物の本を読んでほしい。
今まで興味のなかった分野を学ぶ。
それが知識の拡張だ。


・これが毎日、毎週、毎年の積み重ねになると、
あなたの知識は何十倍と膨れ上がる。
社会の流れも把握でき、あなたのビジネスパワー、
キャリアパワーも増大する。


・あなたにやってもらいたい事がある。

1.1日1人、誰かと話して、
今まで知らなかったことを学ぶ。

2.1日最低2件、
今まで深く考えたことのなかったことを熟考する。


・あなたが分析した合計数百社に及ぶ会社の理念と、
そのうちどの理念を参考にしたいか、したくないかを考え、
最高のビジネス理念を補充するアイディアとして、
自分のビジネスに取り入れ、
徐々に洗練させていくのだ。


・あなた自身の理念に磨きをかけてください。


・行動すればするほど、可能性は広がる。


・なぜ、あなたは働くのか。
あなたが生きる世界をより良くするためだ。


・多くの人は考えすぎている。


・未知なるものとの遭遇が、人を育てる。


・ソクラテスのように問答せよ。
まず相手の言葉に耳を傾けよ。




※コメント
ジェイは、どのような生き方をしてきたのか。
それを教えてくれる貴重な一冊だ。
彼はマーケッターでもあり、
一級の人生の達人だ。



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◆ジェイ・エイブラハム『クラッシュ・マーケティング』を読み解く




◆ジェイ・エイブラハム『クラッシュ・マーケティング』を読み解く



※要旨


★不況下でもきっちりと稼げる業種。


・保守、修理、リサイクルに関するビジネス。
物が売れなくなっても新品を買わなくなるだけで、
修理とか保守とかのビジネスは繁盛する。


・医療関連のビジネス。
経済環境が悪化してくると、
さまざまなストレスにさらされ、疾患が増える。


・最低限の衣食住ビジネス。
この分野は景気の悪化にともない、
低価格のものに人気が集中する。


・現実逃避のビジネス。
ゲーム関係がこの分野の稼ぎ頭だ。


・資格ビジネス。


・生死に関するビジネス。
病気の治療や、葬儀に関する分野は先延ばしできない。


・インフラビジネス。



★あなた自身を市場で卓越した存在にする15の作戦。


1.クライアントのためにすることすべてに、
頭に「お客様のために」をつける。
これであなたは生涯信頼されるアドバイザーになれる。


2.他社が言わないことをいうのを恐れない。
どんな取引においても、顧客に、
「誰もあえていわないことですが・・・」
と打ち明ける。


3.自分の業績や価値を躊躇なく自画自賛する。
ただし、それがクライアントにとって利益があるように話すこと。
練習を重ねる。
謙遜と人情を忘れず、
尊大ではなく品よく心を込めて。


4.自分の欠点をリストアップする。
顧客もあなたも人間。
だから欠点を認めること。
そうすれば正直な生身の人間として見てもらえる。


5.市場で築く関係はすべて長期投資と見なす習慣を養う。
これで人との接し方がガラリと変わる。


6.自分の強みと弱みを知り、強みを発揮する。
単純なことだが、やっている人は少ない。
たいてい弱みを改善することに夢中になるが、
そこにレバレッジはない。


7.リスクを管理する。
見おとされがちな市場のリスクや危険を常に指摘し、
クライアントがそれを軽減するか排除する手助けをする。


8.できるだけ多くの調査データを使って自分の主張を裏付け、
優位性を証明し、有能さを示す。
その情報を必ずまとめ、比較、解釈、分析する。
そして顧客が理解し、それに対する行動を起こせるようにする。


9.鋭い斬新な視点、優れた戦略、
明快な作戦で現状維持思考を打破し、
市場を牽引する。


10.常にそれまで以上の仕事、気遣い、貢献をして
ブランド価値を高める。


11.アライアンス(同盟)や
アドバイザリーボード(諮問委員会)を設ける。


12.推薦状や感謝状を上手に頻繁に活用する。
購入者やコミュニティの有力者、新聞や雑誌の記事などから入手する。


13.最高の人材を雇い、
お金をたっぷり払う。
ただし、報酬は主に成果ベースで支払う。


14.見えない相手を頼りにすることはできない。
あなた自身や商品、会社を有名にする。
インパクトのある方法を用い、相手を選び、
努力に見合った効果を出す。


15.成功イメージを持つ。
成功を手にするずっと前から持ち続ける。
すると成功するのはもはや時間の問題となる。




※コメント
読んでいて、いろいろな事例に触れることができる。
そうすると自分のビジネスに対する、
インスピレーションが湧いてくる。
関連書籍も研究したい。


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これまで約470業種、12,000社のコンサルティング、
クライアントの総売上向上額8,400億円をもたらし、
全米No.1と言われているマーケティングコンサルタントです。



フォーブズやニューヨークタイムスといったメジャーな雑誌から

「マーケティングの神様」
「全米No.1マーケッター」

という評価されている
まさにビジネス・マーケティングのエキスパートです。


もしお客様が、
経営者、個人事業主、士業、
将来独立をしたいと考えている方であれば
ジェイの話をおすすめいたします。。



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◆前田出『新・家元制度、顧客獲得の仕組み』を読み解く




◆前田出『新・家元制度、顧客獲得の仕組み』を読み解く



※要旨


・ほとんどの商品、サービスが、
コンテンツ産業・教育産業化していく時代になる。


・10年後にも定番と言われる「教科書」をつくる。
インストラクター事業のポイントは、
「先生」が「先生」をつくること。
このときに基準となるのは、
バラバラに存在するコンテンツではなく、
体系化されたカリキュラムであり、
教科書である。


・アクセサリーの作り方では、
最終的にカリスマと呼ばれる8人の先生から
聞き出したテクニックを整理、体系化して、
64個の基本テクニックとしてまとめた。


・大切なのは、イベントに関わるすべての組織が
ウィンウィンの関係になることだ。
自治体や企業とジョイントするときは常に、
どうしたら相手に手柄を与えてあがられるか考えるべきだ。


・イベント会場は最高の営業拠点だ。
イベントを開催する3つの目的がある。
1.先生のブランド化。
2.新規受講生の獲得。
3.官公庁・業界メーカーへのプレゼン。


・美術館で展示会を開くことで、
先生のアーティストとしてのポジションがよりいっそう確立し、
ブランド化が進む効果がある。


・口コミの力。
女性の口はテレビより強い。
「群れる・語る・誘う」という女性の習性。
先生の動員力の大きさも、
イベントでの集客を成功させる大きな要因である。
そのときに最もパワーを発揮するのが、
女性ならではの口コミの力だ。


・女性には、群れる、語る、誘うという習性があり、
それは自分の作品のレベルによらず発揮される。


・作品の価値と集客力は比例する。


・誰でも指導できる教科書・指導マニュアルは不可欠だ。
認定講座をつくるためには、
標準化するという作業が必要だ。
なかでも教科書をつくることは、
とても大切な作業となる。


・日本を変える、業界を変える、
という強い志を持った人が勝つ。
インストラクター事業は自分のコンテンツを標準化できれば、
教育事業で一気に業界のトップに立つことができる、
素晴らしいビジネスだ。


・いままで積み重ねてきた知識、スキルを
カリキュラム化することを考えてください。
お客さんに伝えたいことを、
伝えたら喜ばれたことを
まとめてみてください。


・あなたの中には、
たくさんのコンテンツが眠っています。
まず、あなたのビジネスを教育ビジネスに
変えられないかを考えてみてください。
あなたのコンテンツを、
あなたのスタッフに伝えることから始めてください。



※コメント
フレッシュな商売スタイルであり、
大変興味深い。
いろいろなテーマに応用が利きそうだ。


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◆菅沼光弘『地政学が教えるこの国の針路』を読み解く




◆菅沼光弘『地政学が教えるこの国の針路』を読み解く



菅沼氏は元・公安調査庁調査第二部長。
ドイツのマインツ大学に留学経験あり。
ドイツ連邦情報局(BND)に派遣され、
対外情報機関の実情を調査した。



※要旨


・アメリカは民主主義の国だから、
議会で公聴会を開く。
公聴会の記録を丹念に読むことで、
ペンタゴンの政策はここに本当の意味があるとか、
そういうことが出てくるわけだ。


・それをロシアも中国も必死になって行って、
それに対抗するためにはどうすればよいかと、
じっと研究している。


・戦前までは、日本の地政学も世界に冠たるものだった。
満州や朝鮮半島へ出ていくときの理論的な根拠を
必要としていたからだ。


・国際政治はリアリズムで動いている。


・直接感じたKGBの実力。
元KGBの人たちといろいろ深い議論をした。
たまげましたね。
ものすごい頭のいい人ばかりでした。


・インテリジェンスというものは、
そんな簡単な仕事ではない。
本当に、知的な仕事だ。


・エマニュエル・トッドの
『ドイツ帝国が世界を破滅させる』
というドイツ第4帝国の復活を警戒する本が売れている。


・トッドは、フランスが本当にドイツの家来になったと嘆いているが、
経済的にはその通りだ。
フランスは財政的にも、物づくりでも、
ダメになってしまった。
これまでフランスが唯一誇っていた原子力産業の「アレバ」も、
いま大赤字だ。
これがダウンしてしまうと、
もうフランスにはこれという大企業はない。


・トルコと一番親しいのはドイツだ。
ドイツのゲーレン機関、いまのBND(連邦情報局)は、
トルコの軍情報機関ともすごく深い関係がある。
BNDはトルコを通じて中東の世界に入り込んでいる。


・我が国が、真の独立国家として自立するためには、
自前のインテリジェンスが必要だ。
各国のインテリジェンスの仕事をしている人たちは、
法学や経済学なんてやった人はほとんどいない。
文化人類学や歴史を勉強した人だ。


・岡崎久彦さんがかねてから言っていたように、
アメリカは議会が非常に重要になる。
議会の公聴会で、CIAや国防総省(ペンタゴン)、国務省の
担当者がいろいろ来る。


・その公聴会の議事録を丹念に分析することによって、
アメリカの政策の方向がわかれば、
それに対して中国がどう出てくるかもわかる。


・軍事技術の知識が不可欠である。
この軍事的な知識がないと、
国際情勢の分析などできない。


・なぜ中国はアジアインフラ投資銀行をつくったか。
採算性とか審査基準とか、
中国はそんなこと考えてはいない。
まず最初に地政学的な戦略があるのだ。
そこに道路をつくる。
鉄道を通す。
ただ物を運ぶための鉄道ではないのだ。
これは戦略的な鉄道なのだ。


・諸外国の情報機関の工作資金はどこからくるのか。
たとえば、英国のMI6は、
どこで資金を稼いでいるかというと、
これは極秘になっているが、
実際はカリブ海のケーマン諸島のタックスヘブンなどを使って
マネーロンダリングをしている。


・国の税金で直接、工作資金を払っていると
いうことになると、スパイ活動のとき、足がつく。
だから活動費で使うお金はみんなタックスヘブンを
経由しているのだ。
その意味でもタックスヘブンは英国にとって必要だ。
たから英国はケイマン諸島あたりは守っている。


・岸信介さんほど悪いことを次々とやった政治家はいない。
しかし、彼は国のために悪いことをした。
そのとき、岸さんはいつも写経をする。
般若心経を書くのだ。
岸さんは大変に字がうまい。


・岸さんの書は本当に素晴らしい。
彼が心をこめて般若心経を書く。
それを書いた後は、悪いことをする。
それは日本のためにやる。
そういう伝説があった。




※コメント
世界情勢から日本を見るというセンスを磨きたい。
そのためには、やはり歴史と地理を勉強したい。
深く広く学びたい。


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◆菅沼光弘『日韓戦後裏面史:ヤクザと妓生が作った大韓民国』を読み解く




◆菅沼光弘『日韓戦後裏面史:ヤクザと妓生が作った大韓民国』を読み解く


菅沼氏は元・公安調査庁調査第二部長。
ドイツのマインツ大学に留学経験あり。
ドイツ連邦情報局(BND)に派遣され、
対外情報機関の実情を調査した。



※要旨


・国と国とが取り決めをなすとき、
お互いが納得するまで丁々発止の交渉が何度ももたれる。


・ましてや日韓基本条約は終戦から
条約締結までに20年の歳月があり、
うち14年間を両国は交渉に費やしてきた。


・それは決して生半可なものではなかった。
現に何度も交渉は中断している。
その難しい交渉を円滑に進めるために
政治家や外交官がやらない汚れ仕事に携わり、
暗躍したのが在日韓国人のやくざである。


・在日やくざのKCIA(韓国中央情報部)エージェントを、
日本の政府中枢、もっとわかりやすくいえば、
岸信介をリーダーとした保守政治家と結びつけたのが、
フィクサーとか政商と呼ばれる、
戦後裏面史の仕事人、裏仕事のプロたちだ。


・特にヤクザや諜報工作員と通じて、
韓国利権に深くかかわっていたのが、
児玉誉士夫と矢次一夫のふたりだった。
彼らは戦中、陸海軍の裏仕事を通じて、
保守政治家とコネクションを築いていた。


・日韓基本条約における裏の交渉人が、
児玉誉士夫と矢次一夫である。
児玉が海軍のための物資調達で財をなしたのと同じように、
矢次は陸軍の物資調達で大儲けした。
特に戦後、それら隠匿物資が巨万の富に化けた。


・矢次が手腕を発揮するのが、
対インドネシア賠償問題だ。
1958年、岸・スカルノの間で結ばれた契約では、
毎年2000万ドル相当を「現物」で支払う約束であったといわれる。
ジープなどの警察車両が1000台を手始めに、
紡績工場プラント、デパート、テレビ局設備など。


・これら全部、日本の自動車メーカーや建設会社、
商社が受注するわけだから、
まさしく「賠償ビジネス」といっていい。
これを韓国でもやろうということだった。


・今の日韓には、チャンネルというか裏のパイプがない。
矢次や児玉のような、フィクサーと呼ばれる存在がいない。
漢と書く「おとこ」がいない。
昔でいうところの壮士、国士、任侠というところ。
民間人でありながら、国のため、
裏仕事、汚れ仕事を引き受ける、そういう人が。


・矢次にしても児玉にしても利権は握っていた。
懐に入れたお金は億なんてもんじゃないだろう。
お金は力だから。
人を動かすにもカネがいる。
かといって、彼らがすべてカネ、カネの男だったとは、
思えない。


・公安調査庁と韓国軍情報部を結びつけたのが、
矢次一夫である。


・CIAの工作員は、
空軍の要員として来日する。
成田とか羽田とか一切通さないで、
みな横田基地から入国してくる。
パスポートもいらない。



※コメント
どんな歴史も裏側があるようだ。
そういったことを理解しないと、
本当の歴史は理解できないのかもしれない。


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