『国際インテリジェンス最新事情』

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March 2016

◆菅沼光弘『この世界でいま本当に起きていること』を読み解く





◆菅沼光弘『この世界でいま本当に起きていること』を読み解く



※要旨


・ドイツにとって、日本はライバル。


・中国において南シナ海は核戦略の要衝。


・海中に潜む核ミサイル基地、すなわち核ミサイルを積んだ原子力潜水艦は、
そう簡単には潰されません。
アメリカの核攻撃に対する抑止力となる。
中国が核ミサイルを積んだ原子力潜水艦を配備しておく場所として、
南シナ海が重要なのです。
南沙諸島は南シナ海の要衝です。
中国にとって「核心的利益」なのです。


・エネルギー資源に恵まれたモンゴル、シベリアが重要。


・日本の敗戦が決まり、ソ連が満州国に乗り込んできたときに満州国は崩壊した。
最後の満州国皇帝、溥儀は日本への亡命を目指した。
そのとき日本軍の輸送機2機が用意された。


・一家の乗り込む輸送機のほかのもう一機には何を積んでいたかというと、
実は金塊なのです。
亡命生活でお金がかかると考え、持ち出した財産です。
もともとは清朝建国以来の財産で、満州国へ運んだもの。


・タックスヘブンは闇の権力の本拠地。
タックスヘブンとは、税金などを優遇して、
外貨獲得のために企業や富裕層を誘致する国や地域を指します。
しかし、タックスヘブンを実施しているほとんどが、
英国に関連した場所です。


・数学者の岡潔氏は、
「死を見ること、帰するがごとし」という形で、
死に対して恐怖を抱くのではなく、懐かしむような気持ちになる。
そして「こういう気持ちになれる日本人は、何でもできます」
と主張している。


・岡さんはいろいろ面白いことを語ります。
数学のいわゆる純粋理論というのは、
日本の伝統文化のうえに咲くものであって、
日本人の感性の上に初めて成り立つものだと言っている。


・誰も解けなかった数学の難問が4つか5つありましたが、
彼は全部解いてしまいました。
しかもそれを感情の問題とだと捉える。
数学ほど理性や論理的なものはないと思うじゃないですか。
だけど、最後の段階では感性の問題になるといっています。


・我々にもっとも重要なことは、
自分たちは何も知らないということ、
何も本当のことをわかっていないという事実を自覚することだそうです。


※コメント
菅沼氏は元・公安調査庁調査第二部長である。
若い頃、ドイツの諜報機関のゲーレン機関に研修を受けた経験を持つ。
彼の裏話や昔話は、躍動感があり面白い。


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◆菅沼光弘『スパイからの遺言:この国を守るために何が必要なのか』を読み解く




◆菅沼光弘『スパイからの遺言:この国を守るために何が必要なのか』を読み解く


菅沼氏は東大法学部を卒業後、公安調査庁に入る。
西ドイツの情報機関であるゲーレン機関に研修・留学。
それはマインツ大学留学という名目。
その後、公安調査庁ひと筋に情報マンの道を歩む。


※要旨


・情報機関ならば未来永劫、継続することが極めて重要。
繰り返しになるが、情報機関の価値というのは過去の蓄積だ。


・岸信介さんは、よく写経をやられていた。
般若心経です。
ではなぜ、写経が必要だったのかというと、
確信を持って悪いことをやっていたからです。
国家のためならば、たとえばスカルノを買収せねばならない、など。


・当時私のいた公安調査庁に、帝国陸軍時代に情報機関に所属していた人がいました。
その人がソ連軍に関する書籍や新聞、公開資料をずっと分析しており、
ソ連軍の行動を計算、予測していた。
そして、「ブレジネフ書記長は12月何日までにアフガンに侵攻する」
と極めて正確な予測をしていました。


・戦争とは一体何なのか、安全保障とはいったい何なのか。
現代の文献でもってアメリカの国防政策が理解できても、
その裏に流れているものがある。


・特に欧米人と夜にじっくり話をすると、
向こうは必ずお酒を飲みながら歴史談義になります。
しかも、よく勉強しています。


・我々日本人は古典というと、中国古典だが、
アメリカやヨーロッパの人は古典といえばまず聖書です。
聖書というのは、本当に凄まじい文書です。
人間の本質が至るところで赤裸々に描かれている。
聖書は聖典であると同時に、古代ローマ以来の西欧人の歴史書です。


・沖縄に駐留するアメリカの海兵隊というのは、
日本を守るために駐留しているのではなく、
朝鮮半島で有事が起きた際に、北朝鮮の核を処理する、
つまり韓国側に渡さないために沖縄にいるのです。
沖縄海兵隊の最大の任務は、
「核兵器を韓国側に渡さないこと」
と、実際に米軍関係者は語っています。


・私は長いこと情報の世界に生きてきた。
そこで培ってきた視点は、普通の人とはまったく違う世界観であり、
この世界観こそが真実なのである。
真実とは、現象の周辺に存在するすべてのこと、
および過去、歴史を知らなければ見えてこないのだ。


・「歴史の潮流を掴み、その歴史観を将来に投射する」

情報活動の本質をそう喝破したのは、
戦前戦後に西ドイツの情報活動を牽引したラインハルト・ゲーレンである。
私はベルリンの壁が建設された1961年に、
西ドイツに留学し、直接ゲーレン氏から薫陶を受けた。
さらに公安調査庁では戦前戦中に旧日本陸軍で一線の情報活動に携わっていた人たちから
直接その実体験を聴き、情報員としての手ほどきを受けてきた。


・情報のプロというと、いわゆるテクニックなどに目が行きがちだが、
過去において敵は何をしてきたかという歴史も学ばなければ、
将来を見通すことはできない。
しかし、もっと重要なことがある。
それは優秀なことに加えて、国を愛する心だ。


※コメント
彼の35年間におよぶ情報活動は、いろいろなことを教えてくれる。
情報とは何か、諜報とはなにか。
ストーリーを通して先輩から学ぶことは多い。


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◆馬渕睦夫『世界を操る支配者の正体』を読み解く





◆馬渕睦夫『世界を操る支配者の正体』を読み解く


※要旨


・ナポレオン戦争で巨大な富を築いたロスチャイルド。
ウィーン会議について、私たちは歴史教科書でオーストリアの宰相メッテルニヒや、
フランスのタレイラン外相、英国のカースルリー外相の活躍を学んだ。
しかし、ここには最も重要な2人の人物が抜けている。
その一人はロシア皇帝アレクサンドル一世であり、
もう一人は陰の主役ロスチャイルド家であった。


・ロシアとユダヤ金融資本家の役割を抜きにしては、
ウィーン会議の真相はわからない。
ナポレオンをロシアから敗走せしめたロシア皇帝アレクサンドル一世は、
戦後秩序の指導者を自任していた。
そこでキリスト教国による神聖同盟を提唱した。


・のちの歴史は、この神聖同盟は実効性のない空虚な理想に過ぎないことを示しているが、
キリスト教国の団結を訴えた精神的効果は決して少なくなかった。


・ロスチャイルドはヨーロッパ諸国を自分たちの金融力を使って支配したかった。
なぜならナポレオン戦争というヨーロッパは疲弊させた戦争によって、
巨大な富を蓄積したのがこれらの金融勢力だったからだ。
彼らは、各国政府に戦争資金を貸し付けて、巨額の儲けを懐にした。


・プーチン大統領が日本の文化や哲学に高い関心を示しているのは、
世界の普遍的価値とロシアの伝統的価値を有機的に統合する秘訣を、
日本の経験から学びたいと思っている。


・プーチンがいま一番必要としていることは、
天然資源輸出型のロシア経済の体質転換である。


・プーチンが新しいロシアの理念を強調する意味が隠されている。
彼は新しいロシアの理念に基づくロシア型近代工業国家の建設を至上命題としている。


・このような近代工業国家を建設して初めて、ロシアは安定した大国になることができるため、
プーチンはロシアの伝統に合った近代工業国家建設への協力を日本に求めている。
ロシアが安定した大国になることは、
我が国のみならず世界にとってメリットがある。


・世界の歴史を見れば、経済不況で滅んだ国はない。
我が国が敗戦後の荒廃の中から奇跡的な経済復興を遂げることができたのは、
国民の精神が滅んでいなかったからだ。


・栄華を極めたローマ帝国に見られたように、
国民のモラルが崩壊した国は内部から自滅している。
歴史認識問題は国家の存亡が直接かかる深刻な問題だ。


・我が国が2000年以上にわたって存続することができた最大の理由は、
高い道義性の下に一つにまとまった国民が存在していたからだ。
今日、私たちがこの高い道義性を引き続き維持できるか否かは、
歴史認識問題に関する外交の舵取りにかかっていると言っても過言ではない。


・外交はあくまでも長期的な視野に立って国益を冷徹に追求するべきであり、
一時の妥協で切り抜けてよいものではない。
そして外交を支えるのは結局のところ私たち国民の意識であることを、
改めて認識する必要がある。


・私たち自身が古来受け継いできた道徳を取り戻すことは、
日本という国を守ることにつながるのだ。


※コメント
歴史というものは大事であると改めて感じた。
それを学ぶことは、いろいろな方面にメリットがある。
歴史は生涯学んでいきたい。



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