『国際インテリジェンス最新事情』

国内外でのインテリジェンスに関する最新情報、分析をお届けします。 スパイ、謀略、国際政治、ビジネス情報戦、情報史、など盛り沢山の内容となっております。

◆まぐまぐメルマガ『国際インテリジェンス機密ファイル』ご紹介。 ご登録はこちらです→ http://www.mag2.com/m/0000258752.html 世界のインテリジェンスに関する公開・非公開情報をお伝えします これを読めば貴方も一流のスパイになれるかもしれません。 スパイ、秘密工作、国際政治、暗号、国際ビジネス、歴史、外交、 軍事、危機管理、政治に関する第一級の情報になっています。

May 2017

◆ダン・ケネディ『世界一ずる賢いフェイスブック集客術』を読み解く


◆ダン・ケネディ『世界一ずる賢いフェイスブック集客術』を読み解く


※要旨



・本書は、見込み客の獲得とより多くの利益を生み出すための作戦ノートだ。


・フォロワーを獲得し、自分の名前の露出を増やすという
従来のメディア活用法は大間違いだ。


・ソーシャルメディアの犠牲者であり続けることをどうすれば止められるのか。
時間と金と労力を費やして換金できない「いいね!」や「シェア」を
たくさん集めて満足するのではなく、
真の目的のためにソーシャルメディアを活用するにはどうすればいいのか。


・ソーシャルメディアを使いこなすための第一歩は、
ソーシャルメディアが顧客販売に結びつけるための
1ルートにすぎないと知ることから始まる。


・本書により、ソーシャルメディアを介してコールド・トラフィックに
直接売り込むためのカギ、さらに、アクセス数を増やして
見込み客を引きつけるためのサイトの構築方法を学ぼう。


・ステップ・バイ・ステップで行なう効果実証済みのテクニックなら、
あなたの望みどおりの目標に到達できるだろう。


・ソーシャルメディアを特別扱いする必要なし
自分の名前を専門家として広めよう


・わずかな違いが大きな差を生む
ネットを介さないメディアの価値を再発見する


※コメント
ケネディは、相変わらず力の衰えないマーケッターだ。
常に勉強を怠っていないようだ。
見習いたいビジネスマンだ。





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◆デイブ・ラクハニ『説得の心理技術』を読み解く



◆デイブ・ラクハニ『説得の心理技術』を読み解く



※要旨


・人は皆、ものごとが
自分の望みどおりに進めばいいと思っている。


・われわれは赤ん坊の頃から
周囲の人々を説得しようと試みている。


・声をあげて泣き、笑い、両手でテーブルをバンバン叩く。
原始的ながらーー効果的な方法だ。


・子ども時代、母親と一緒にスーパーマーケットへ
行ったときのことを思い出してほしい。


・お菓子を買ってほしいとねだらなかったか?
これが説得という行為である。


・学生時代に誰かをデート
に誘ったことがあるのではないか
これも説得である。


・ところが社会に出ると、
他者を説得するために必要な粘り強さが
いくぶんか失われてしまうように思える。

・恐れてはいけない。


・営業販売、接客、社内コミュニケーション、
友人や家族など、状況や相手を問わず、
他者を説得するために一体何が必要なのか。
その疑問に答えるのが、本書である。


・自分が思い描いているビジョンや全体像を
他者に理解させてから、同意を取りつけ、


・自分の望むとおりに他者に動いてもらうまでの
一連のプロセス、
あるいは単純に他者から同意を得ることは、
独自のスキルと科学的知識を要する行為だ。
本書ではそのスキルを伝授する。


※コメント
ラクハニ・メソッドは強力だ。
悪用したら大変なことになりそうだ。
注意しながら、活用したい。



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◆ボブ・バーグ『マル秘・人脈活用術』を読み解く



◆ボブ・バーグ『マル秘・人脈活用術』を読み解く


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※要旨



・あなたは、自分の商品やサービスをどのように
売り込んでいるでしょうか。


・次から次へと新しい顧客に営業をかけることに苦痛を感じているかもしれません。
また、新しい見込み客を見つけるために、
必死になって走り回っている人もいるでしょう。
中には、営業先を探せずに、
ただ売上の見通しが立たない戦慄の日々を過ごしている人もいます。


・本書を読めば、そういった苦痛の日々から抜け出すことができます。
自分から営業するのではなく、
向こうから勝手に見込み客が列を作ってやって来るようになるのです。
それこそが、「紹介の連鎖」


・有望な見込み客が勝手に集まってくる
最強の人脈ネットワーク・システムであり、
日々の出会いが売上に直結する人脈活用術なのです。
セールスの世界は、急速に変化しています。


・成功を収めるためには、
非常に高度なメソッド、アプローチが必要です。
最大の変化は、以前よりもはるかに
「つながり」を重視するようになったこと。


・ツイッターやフェイスブック、
インスタグラムなどの SNS が世の中に広がったことで、
ますます“つながり”が重要視されるようになりました。


・その商品やサービスがすばらしいから購入するのではなく、
誰がおすすめしているかで購入するようになったのです。


・ネットワーキングと紹介ベースを築くことこそ、
ビジネスの根幹である。



・あなたのターゲットを
確実に見つけるには、別の方法もある。
それは、「隣接業種で働いている人」と
コンタクトを取ることだ。


・例えば、住宅ローンの営業マンであれば、
不動産仲介者協会の人間を探せば、
仕事を数多く紹介して
もらえるようになる可能性がある。


・不動産仲介者協会の人たちは日々、
ローンを組んで家を購入することを
考えている人たちを相手にしているからだ。


・「夜の店」には
どうやってアプローチすればいいでしょう?
意思決定のできる人物と
知り合うには、どうすればいいでしょう?
そのような人脈を「一網打尽」にするには、
どのような”隣接業種”と接触すればいいでしょう?


・答えは無数にありますが、
そのひとつは「オシボリ業者」です。


・「夜の店」では毎日
大量のオシボリが使われていて、
ほぼ全ての店で、どこかしらの
オシボリ業者と取引があります。


・ということは、
オシボリ業者との「深い人脈」を
築くことができれば、
そこから一気に、本当のターゲットである
「夜の店」を紹介してもらえる
可能性ができるということです。



※コメント
いろいろな方法をマトリックスのように使うことで道は開ける。
あらゆる具体例をインスピレーションに繋げることができる。
いろいろと試したい。





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◆「モテ気」のつくり方



◆「モテ気」のつくり方




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★煌先生、プロフィール


1975年 宮崎県出身

氣の力でやる気にしたり、モテ期にしたり、引き寄せを起こしたり、才能開花したりして、運気を上げます。


氣功による鬱病の克服から20年に渡る気の修行により身に付けた技術で、1万人以上の方々の運気を上げて来ました。


クライアントには、有名人の他、各業種の代表取締役、起業を目指している方、婚活中の方などがいらっしゃいます。


日本はもちろん世界中にも顧客を抱えています。
アメリカ、メキシコ、ブラジル、中国、アラブ首長国連邦、イギリス、ベルギー、フランス、など。


現在、銀座サロンにてセッションを行なっています。


【書籍】
『運命の人を引き寄せる「モテ気」のつくり方』(扶桑社)




◆Udemyスタートアップ講座

◆Udemyスタートアップ講座


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・Udemyは世界190ヵ国・1500万人のユーザーを抱える
世界NO1の動画販売プラットフォームです。


・この“世界最大級の集客プラットフォーム”はまだほとんどの方が知りません。日本に本格的に参入してきたのは2015年だからです。


・アメリカ初の世界最大級の集客プラットフォームでビジネスを加速させる秘訣。

◆地政学・集中講義(奥山真司さん)、リアルインサイト。




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(月額4,980円)




★主な内容。



・「大戦略」としての「地政学」 「世界観」と「悪の論理」=リアリズムとは。


・「ランドパワー」「シーパワー」「ハートランド」「リムランド」について。


・日本が「真の独立」を達成するために最も必要なこととは何か



・中国の「一帯一路」構想がもたらす本当の危険性とは何か



・大国は「悪の論理」で「世界を管理」している。



・大航海時代から19世紀までの地政学の歴史とは。


・アメリカの庇護下という幻想は消えつつある日本は地政学を禁じられた




・中国の学生がA・T・マハンの「海上権力史論」を読まされている理由



・中国は「シーパワー」となりうるのか





・北朝鮮の歴代指導者が核武装を目指す真の理由とは






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◆奥山真司『世界を変えたいなら一度「武器」を捨ててしまおう』を読み解く



◆奥山真司『世界を変えたいなら一度「武器」を捨ててしまおう』を読み解く



※要旨


・戦略学で言う「戦略」とは、簡単に言えば「その戦争にどう勝つか」というレベルの話。


・欧米社会は自国の有利となるようなルール作りをする。
彼らは歴史的に見ても、管理する、コントロールするという思考の蓄積があり、その文化が根付いている。


戦略とは何かと簡単に言ってしまえば、
「自分の思い通りにする」「自分の思い通りになるようにコントロールする」ということ。


・ビジョンやミッション、アイディンティティや思想、宗教観や歴史観というものは、
戦略的思考に直結すると考えられる。
同時に、多くの日本人にはこれが薄いため、戦略的思考が弱いことがわかる。



・戦略を考える前提として「3つのイメージ」がある。

その中で一番大事なのが、ファーストイメージ。
それは、すべて「あなた」が原因であるという考え方。

つまり「あなたにとっての世界、つまりこの今現在に、もし不都合な現状があるとしたら、それはすべてあなたが原因である」というもの。


・ファーストイメージ持っている人は、わがままというか、自分の我をちゃんと持っている人。
言い換えれば、強烈なまでの自己責任を持っているということ。
これは将来リーダーになっていくための絶対条件。
世の中を変えるのは、結局は自分しかいない。



・ビジョンはファーストイメージに帰結する。
ビジョンを磨くために抽象的なことを考える。
抽象的に物事を考える訓練をしていかなければ、ビジョンが磨かれない。


・人生には「世界観」よりも上のレベルが存在する。
この概念はアイディンティティよりも上のレベルで「死生観」「宇宙観」とでも呼べる段階。
死の瞬間を基準に考えると、今何をすべきかが分かる。


・死生観が見つかれば、逆にこの下の階層に対してはまったくブレなくなる。
自分は何を残していかに死んでいくかということが分かっている人は、やはり「凄み」がある。


・戦略には、2つの意味が隠されている。
「順次戦略」と「累積戦略」である。



・順次戦略とは、目標を決めて、物事を連続して進む戦略。
すごろくゲームみたいなもの。
第二次大戦のアメリカを例に取ると、
まず真珠湾の基地を修復して、日本軍の占領している島を順番に攻めて、東京を目指すというもの。


・累積戦略とは、成果をだんだんと貯めていく戦略。

アメリカの例だと、潜水艦を使い、日本の輸送船を魚雷で撃沈していった戦略。
一つ一つの効果はすぐに分からないが、あるとき日本側の補給が急に厳しくなり、音を上げるといもの。

ボクシングのボディブローみたいな感じ。


・累積戦略とは、言い換えると、少しずつ積み重ねるとあるとき突然に効果が出るいわば「見えない戦略」。


・順次戦略と累積戦略は、両方を使い、同時にやることが超重要。
どちらが良い悪いの問題ではない。



※コメント
奥山真司氏は、地政学・戦略学者であられる。
今回は、人生についての本ということで興味深い。

この本を読むと勇気と自信が自然と湧いてくる。
人生に対するモヤモヤしたものが、すっきりとする感覚を味わえる。
国家戦略も人生も、根っこは同じであるという本質的なことを気づかせてくれる。



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★主な内容。


・大国は「悪の論理」で「世界を管理」している。


・大航海時代から19世紀までの地政学の歴史とは。



・「大戦略」としての「地政学」 「世界観」と「悪の論理」=リアリズムとは。

◆奥山真司『悪の論理で世界は動く:地政学、その2』を読み解く



◆奥山真司『悪の論理で世界は動く:地政学、その2』を読み解く


前回の続き。



※要旨


・ナポレオンは「その国の地図を見せてみろ、そうすればその国の対外政策はわかる」と言った。


・世界は「戦略の7階層」で国益を考えている。
→世界観、政策、大戦略、軍事戦略、作戦、戦術、技術。



・政治家は「世界の中でわが国はどうやって生きていくのか」という視点を欠いて国家の運営は不可能である。


・国家のビジョンはお利口な優等生的なものである必要はまったくない。


・自分の立場をよくわきまえていて、
しかも明確な目的を持つ者は、個人であれ企業であれ国家であれ、絶対的に強い。



・北方領土は、ロシアが自国の国益を守る(日本から資金を引き出す)ための政治カードなのである。


・「悪の論理」から言えば、北方領土を保有しているということは、
ロシアにとって日本をコントロール下に置いておくことを意味している。


・日本がどんなに高い技術を持っていても、
「それを使って何を実現するか」という「世界観」や「政策」がなければ、
どんなに高い技術もガラクタ同然なのである。


・アメリカは、グリーン・ニューディールよりもロボットを
真の次世代産業として期待している節がある。



・古代インド名宰相カウティリアの著書『実利論』には
「隣国に攻め込まれないために、その隣国と反対側にある国と手を結びなさい」と書いてある。


・地政学の大きな特徴の一つとして、
ものごとを非常に大きい観点から単純化して見ると言うことがある。


・近代の地政学で重視されていることは、
相手を打ち負かすことではなく「コントロールすること」にある。
自国に歯向かってこないように牙を抜き、自国の製品や債権を買わせたり、
原材料を安く調達したりできる関係を築くことなのである。




・最近の重要なトピックが、北極海にある、いわゆる「北東航路」の誕生という新たな地政学的転換である。


・中国の最終目的は、唐の時代の領土回復である。


・中国は過激な論文を北京大学の教授などに発表させる手段をたびたびとる。
つまり、あくまでも非公式な形で過激な主張を展開し、観測気球を上げて相手の反応を見る。
意外に反応が薄ければ「いけるかもしれない」と実際に進出をはじめる。
反発が強ければ「政府は関知していない」とかわせばいいだけである。



・19世紀のイギリスの首相であるパーマストンは
「大英帝国には永遠の友も、永遠の敵もいない。あるのは永遠の国益だけだ」と言っている。
これこそが国際社会の真実の掟である。


・現実に客観的な数値上の優位性が崩れたかどうかではなく
「そう思われている」ということが政治的には重要な意味を持つのである。


・すなわち、現実にアメリカの力が衰えたどうかでなく
「アメリカもそろそろ終わりだな」とか「やきがまわったな」という雰囲気が世界中で起こっていることが重要なのである。
実際、中国や中東などは「いまだ」とばかりに攻勢を強めている。


・世界の国々は、そんあ御大層な思想で動いているわけではない。



・日本人は、普段はおっとりのんびりしていて危機管理能力も低いが、
危機に陥ったときの集中力はしっかりと備わっている。


・外交戦略で必要なのは「余裕」と「ずる賢さ」である。


・中国などでも、尖閣諸島の領有権を突然主張したりするわけだが、
彼らの胸の内を聞いていると、どうやら「吹っかけてみて、日本が引いてくれたらラッキー」と
いった程度の動機で、意外に深く考えずにやっているにすぎない。
いい加減でいいということではないが、
それくらいの柔軟なスタンスで外交に挑むこと、交渉事もかえってやりやすくなる。


・日本が独立を目指すなら、インド、北欧、台湾などと手を組むとよい


・日本人は、悪の論理である「地政学」と「リアリズム」の思考法を身に付けなければならない。



※コメント
まだまだ日本には浸透していない地政学であるが、
より早く学ぶことによって、
この日本の戦略をリードしていきたい。



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★主な内容。


・大国は「悪の論理」で「世界を管理」している。


・大航海時代から19世紀までの地政学の歴史とは。



・「大戦略」としての「地政学」 「世界観」と「悪の論理」=リアリズムとは。

◆奥山真司『悪の論理で世界は動く:地政学、その1』を読み解く




◆奥山真司『悪の論理で世界は動く:地政学、その1』を読み解く


※要旨


・日本人には「日本は世界でどうありたいか」という国家のアイデンティティが欠けている。


・中国もアメリカも当然のように地政学の観点をもとにして国家戦略を運営している。


・日本でも戦前までは地政学を研究して国家戦略に応用していた。



・「国家はサバイバルと利益をかけて闘うものなのだ」(現実主義者)


・現在の地政学では、
「他国を自国の利益(国益)のためにいかに効率よくコントロールするか」
という点に研究の重きが置かれている。


・安易に軍事力に頼らず、経済や外交の力を使って
巧妙に自国の国益を拡大していこうとしているのが現状である。
そのような力学を暴くのが「悪の論理」である、現在の地政学の概念である。



・世界は陰謀と謀略が渦巻いている。
日本だけがカヤの外でいられるわけはないのである。


・「脅威の存在」は、何も中国だけに限らない。
日本を取り巻く国には、ロシア、韓国、北朝鮮、台湾などがある。
どこでも考えていることは同じだ。
自国の権益を拡大するために、必死の戦略を仕掛けてきているのである。



・日本も国際法などを無視して、無理やり他国を領有し、富を簒奪しろというわけではない。
少なくとも、相手の手の内、頭の中身を知っておかなければならない。


・中国やアメリカなど、外国のエリートたちの戦略眼、
その背後にある思想、世界観、哲学を知ること。
彼らの発言や行動の裏にある狡猾な罠を見抜かなければならないのである。


・彼らの「悪の論理」を見抜く方法の一つが、地政学である。


・地政学はそれを知らない人にとっては単なる「悪の論理」になるが、
知っているものにとっては「解毒剤」や「ワクチン」にもなる。




・地政学を使うことにより、中国やアメリカはこれからどうしようとしているかを見抜き、
日本はこれからどうするべきなのか戦略を組み立てていくことができる。
国家の運営に絶対必要な学問なのである。



※コメント

新聞でなぜあの大国がこういう動きをするのか、発言するのかがこの本を読み、よく分かった。
日本の政治家、官僚、外交官たちはこの本を今一度読んでほしい。

この本が日本に広まることは、日本の国としてのレベルが上がるであろう。
今まで地政学とか戦略とかの本は、難解な言葉で書かれたものが多かったが、
奥山氏の本は学生でも理解できる。



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★主な内容。


・大国は「悪の論理」で「世界を管理」している。


・大航海時代から19世紀までの地政学の歴史とは。



・「大戦略」としての「地政学」 「世界観」と「悪の論理」=リアリズムとは。

◆奥山真司『南シナ海紛争:なぜ習近平はアメリカと近隣諸国を敵に回すのか』を読み解く




◆奥山真司『南シナ海紛争:なぜ習近平はアメリカと近隣諸国を敵に回すのか』を読み解く



奥山氏は、戦略学博士であり地政学の専門家である。


※要旨


・中国の海洋進出は軍事的プレゼンスの拡大とか、
海洋権益の確保などという今日風な目的以前に、
19世紀から20世紀前半にかけて、
日本を含む列強に奪われた「青い領土」を
取り返すという感覚が強いのです。


・一言でいえば、「レコンキスタ(失地回復)」。
もともと自分たちのものなのだから、
それを奪い返すのは彼らにとって「侵略」に当たらない。
その振る舞いが近隣諸国には高圧的に映るのです。


・中国は、南シナ海をあくまで「失地回復」であり、
国内問題だと考えている。


・地政学では、富を求めて海に張り出そうとするランドパワー(陸上勢力)と、
それを抑え込もうとするシーパワー(海上勢力)の相克が人類の歴史と考える。
ランドパワーの雄である中国が失地回復を目指して、
海に張り出してきたのが今の局面といえるでしょう。


・歴史的にみると、世界に覇を唱えた大国は、
常に支配海域を内海化してきた。
同様に覇権の拡張期にある今の中国も、
東シナ海と南シナ海の内海化を目指している。


・東シナ海の要は台湾で、中国政府は台湾だけは何としても、
手に入れたいと考えている。
戦争してでも獲りにいく腹を固める一方で、
台湾との経済的、文化的な交流を深めて、
事実上の同一経済圏や文化圏に巻き込んでいく同化政策も視野に入れている。


・中国は第一列島線(沖縄、台湾、フィリピン、ボルネオ島に至るライン)
を自国の防衛線と考えていて、海軍を展開している。
台湾を獲って第一列島線をシーレーン(海上交通路)とした場合、
中国にとって次の懸案は沖縄の存在です。


・沖縄を獲れば東シナ海は完全に内海化できますが、
米軍が居座っている現状では武力で獲るわけにいかない。
しかし、沖縄と日本政府の対立状況に、
北京はほくそ笑んでいることでしょう。


・地政学的な観点から中国の海洋進出について説明してきたが、
そこに統一的な意思や戦略思想があるのかといえば、
実はないのではないかと私は考えています。


・要するに戦略ベースではなく、
能力ベースで「できることは全部やる」ということ。
AIIBも主導するし、インフラ投資や裏金で地域の国々を買収する。
人工島を造れば、空母も建造する。
「カネがあるのだから、やれることは全部やってしまえ」
という戦略なき戦略です。


・中国のもうひとつの行動原理が「抵抗最弱部位」。
中国は相手が弱くなった箇所に攻め込むのを大得意にしている。


・空白地帯を中国は突いています。
在日米軍が沖縄から撤退することにもなれば、
一気に中国の攻勢が強まるのは間違いありません。



※コメント
南シナ海における中国の行動の謎がよくわかるレポートである。
この状況を十分把握しながら、対中国戦略を考えたい。


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★主な内容。



・「大戦略」としての「地政学」 「世界観」と「悪の論理」=リアリズムとは。


・「ランドパワー」「シーパワー」「ハートランド」「リムランド」について。


・日本が「真の独立」を達成するために最も必要なこととは何か


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