かつて私が勤めていた商社の近くに在日イスラエル大使館があった。

一時期、会社内でポルターガイスト現象が起こるという噂があった。
話によると、夜中、仕事をしていると会社の備品がガタガタ揺れて動き出す、という。
それが毎日ではなかった。
何か会社の中に霊がいるのではと、夜中、調査したところ近くの在日イスラエル大使館において地下のシェルターの工事をやっていた。
ちょうど2001年の9・11同時多発テロの直後で、テロを警戒して地下に安全なシェルターを作っていたようだ。
昼間、大使館内は仕事をしていてうるさいから夜中、工事をしていたわけだ。
深夜も仕事をしている我々の会社は、イスラエル大使館にすぐ厳重抗議したようだ。

そのような笑い話になるくらいイスラエル大使館のセキュリティは、厳重だ。
彼らは幾多のテロとの戦いで「安全はタダではない」ことを身に染みてしっている。
大使館だけではなく、本国の公共機関、高度な技術を持つ企業のセキュリティ厳密にする必要に迫られているため、監視カメラや検査技術、遠隔操作の技術が発達している。

また、コンピュータ・システムやネットワーク・システムを守る技術も優れている。
そのため、イスラエルの暗号技術は世界一を言う人もいる。



※コメント

イスラエルの情報機関は、多くの成功と失敗を繰り返してきた。
そのような中、現在世界トップレベルの情報機関と言われる迄になっている。
しかし、彼らにとってレベルが高いなどどうでもいいことかもしれない。
「国家が生き残る」という究極の目的のために、成功も失敗もないのだろう。
ダーウィンではないが、常に進化し続け、戦い抜くことが彼らの使命だ。
あらためて頭が下がる思いだ。