情報マンがどんなメモの仕方をするか、興味のあるところである。
佐藤優氏による週刊東洋経済のコラムを参考にしたい。





■コラム「記録に残せない情報は切り離し式メモ帳に」のポイント



・情報のプロは資料を使わず口頭で説明するだけ

・インテリジェンスの巨匠や神様と呼ばれるような分析官は、パワポやレジュメを一切使わず、口頭でブリーフィングする

・重要な情報交換では、切り離し可能な小型メモ帳が活躍する

・メモの交換で、相手の筆跡がついた文書を持ち帰ることはルール違反

・首脳会談などの途中で、随員が首相や外相に何か伝えたいとき、メモを渡すことを外務省用語で「メモを入れる」という

・相手側で誰が首脳に一番多くメモを入れるかを見ることが大事

・メモを多く入れる人が、政策決定にいちばん深く関与し、首脳の信頼が厚いと考えてよい

・メモを頻繁に入れている人物がキーパーソンなので、このような人物と人脈を作ることが重要

・秘密保全の観点から、インテリジェンス機関員がノートを持つことは危険

・秘密保全のためにメモ帳を使い、捨てる



※コメント

アイデアマンをメモをたくさん取る傾向にある。
しかし、秘密情報を扱う人々は常に秘密保全を意識しなければならない。
情報マンになるためには、記憶力をたかめなければ、と感じた。


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