◆トニー・ブザン『あなたのアタマから嫌でもアイディアが飛び出してくる』を読み解く


※要旨


・休息も仕事のひとつ。
全脳思考を使って、創造力をありのまま十二分に発揮したいと思ったら、
定期的に息抜きをする必要がある。


・考えてもみてほしい。
想像が一気に膨らんだり、問題の解決策や素晴らしい空想がパッと頭に浮かんだりするとき、
あなたはどういう状況にいるだろうか。

1.風呂に入っている。
2.シャワーを浴びている。
3.散歩している。
4.就寝前。
5.睡眠中。
6.ちょうど目が覚めたところ。
7.音楽を聴いている。
8.泳いでいる。
9.長距離のドライブ中。
10.海辺で横になっている。
11.ジョギングをしている。
12.ぼんやり、いたずら書きをしている。


・脳を連れて、散歩に出よう。
古代ローマには、「歩きながら解決せよ」ということわざがある。


・偉大な創造的天才には必ず理想とする人物が存在し、みな、
その人物からヒントを得ようとした。
アレクサンダー大王の家庭教師は、アリストテレスであったし、
シーザーは、アレクサンダー大王を見習った。


・創造的巨匠達が用いたのは、自分がお手本とする人物と想像上の会話を交わし、
彼らから「妙案」やヒントを得るというテクニックだった。


・質と量は比例する。
アイディアの数や、それを生み出すスピードが上がると、
アイディアの質も全体的に上がる。


・へんてこな連想があなたを魅力的にする。
普通の人は、たった一つの視点で、たいがいは自分の視点で、物事を見る。
それに対して、創造的天才たちは、無数の視点で物事を見ることができる。
物事をさまざまな視点から見るこの能力は、詩作、演技、教育、リーダーシップなど、
非常に幅広い分野で活躍する天才が当然持っているべき資質なのだ。


・万事はほかのすべてのものとつながっている。


・あらゆる学習において、真似は必要不可欠な最初の手段である。
真似することで私たちの脳は基本知識を習得し、そこから自分だけの創造力を増やしていく。


※コメント
トニー・ブザンは、自身がかつて記憶力が低く、勉強を楽しめなかった経験から、
脳をどうすれば成長できるかを研究し、その分野の第一人者になった。
この分野はどんなにコンピュータが発達しても、人間の能力という可能性がある限り、興味が尽きない。


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