◆佐藤優『帝国の時代をどう生きるか』を読み解く



※要旨


・叡智とは、生きるために必要な深い知恵のこと。


・エリートは能力の一部を社会に贈与しなくてはならない。


・知らないことに、いい加減なことを言わないのがインテリだ。


・議会制民主主義のもとで、政治家が国民の平均的水準から著しく乖離をすることはない。


・ロシア人は、脅威の対象となる国家や民族については、徹底的に研究する。
外務省、SVR(対外諜報庁)、GRU(軍参謀本部諜報総局)などの政府機関とともに、
ロシア科学アカデミー傘下の東洋学研究所と極東研究所が中国に関する詳細な調査と研究を行っている。


・国家にとって、緊急事態が発生したとき、英国政府はマスメディアに対する規制を行うことがある。


・マーク・ロイエンタール氏は、英国について次のように述べている。

→類似性と歴史的結びつきにもかかわらず、英国と米国の政府機構と市民的自由には大きな違いがあり、
それは両国のインテリジェンスの慣行を理解する上で、重要である。

→第一に、英国の行政機関である内閣は、米国大統領を超える優越性を持っている。
議会に諮ることなく、種々の職務に人を任命し、主要な行動つまり宣戦、講和および条約の署名をとる権利を有している。


→第二に、国外のインテリジェンスと国内インテリジェンスの区別が米国に比べるとはっきりしていない。


・国家にとって非常事態が起きたと判断すると、盗聴、身柄拘束など、
市民の基本的人権を侵害する恐れがある措置を英国政府は大胆にとる。
また、検閲も行う。
それを許容する文化が英国にあるということだ。


・閣僚や与党の有力政治家には、「番記者」と呼ばれる担当記者がいる。
特定の政治家に文字通り密着して取材する記者である。
番記者と政治家は非公式の懇談を行う。
この懇談はオフレコ扱いになる。


記者はオフレコ懇談の内容をメモにして上司にあげる。
特に完オフの部分については、「この部分は完オフ」とわかるようにメモを作成する。

このメモは、社内秘の扱いとなっているが、実際は外部に流出することがある。
流出先は政治家や官僚だ。
オフレコメモを見せたり、渡したりすることの対価として、さらに深い情報を得るのだ。


・プーチン氏は帝国主義者である。
常にロシアの国益を考え、外交戦略を構築する。


・外交は言葉の芸術である。
特に首相、外相は、外交ゲームにおいて国家を体現する機能を果たすので、
言葉の使い方に細心の注意を払わなくてはならない。



※コメント
外交もビジネスも言葉から始まる。
文書において、言葉の表現は非常に大事であり、どれだけうまく言葉を活用できるかによって、
コミュニケーションの質が変わってくる。


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