◆千田琢哉『年収1,000万円に届く人、届かない人、超える人』を読み解く


※要旨


・本書には3人の登場人物がいる。
年収400万、年収1,000万、年収3,000万だ。
幸か不幸か私自身も2社のサラリーマン経験と、
独立後フリーランサーとしてそれらすべての年収を通過した。
膨大な1次情報を通じて断言できることがある。
年収3000万円には、いかにも年収3000万らしい世界観があった。


※以下に記す内容は、年収3000万の人の世界観だ。


・自分の思い込みを模範解答にする。


・年収3000万クラスになると、そこにはハーバード院卒もいれば、
中卒もいるから本当に学歴は関係ないと心底理解できる。


・年収3000万クラスになると、仕事と趣味の境界が消える。
仕事が趣味になっているか、趣味が仕事になっているからだ。
趣味と仕事を一致させることができたら、人生の成功者なのだ。


・彼らは、年金は名前を変えた税金と割り切っている。


・夢を叶え続けるののが夢。


・あなたが独立すれば一瞬で理解できることだが、
会社には社会保険料、事務所代、光熱費、旅費交通費、コピー代、
その他諸々経費をすべて支払っている。


・成功者にとって「来週」は、そんな先のことはわからない未知の世界なのだ。
スケジュールという概念がない。


・彼らは、ただ存在するだけでお金をもらえる。


・やることなすことすべてが、儲けに繋がっている。


・彼らは、請求書一枚から相手のすべてを見抜く。


・お金のことなんて忘れて心底リラックスできる。


・年収3000万は商品の価値をサッと見抜いた上で、店員の人間性を見極める。
目の前の店員の売上に、貢献してあげる価値があるか否かをじっくり判断する。


・周囲を見渡すと一瞬でわかることがある。
貧乏人はいつも群がっており、お金持ちはいつも単独行動していることだ。
世界中で起こっているストライキは、すべて貧乏人や弱者の専売特許だ。


・いつも好きな人だけに囲まれている。


・そもそも嫉妬という感情を忘れている。


・去る者を数多く見送り続けてすっかり慣れてしまったこともあるが、
去るのはいつも自分自身であることが圧倒的に多い。


・変幻自在に相手と会話のレベルを合わせる。


・休日はオシャレな自室でリラックスしている。


・年収3000万の休日はお洒落な自宅で過ごすことが多い。
わざわざお洒落スポットに出向くでもなく、自宅が最高にお洒落なのだ。


・携帯は家で充電しっぱなし。


・年収3000万になると携帯を携帯していないことが多い。
会社の社長なら仕事の電話は秘書が勝手に繋いでくれるし、
成功者なら執事に携帯を持たせてある。
私の周囲には携帯を家で充電しっぱなしという人が一番多い。
携帯もパソコンも、人が支配されるのではなく、人が支配するのだ。


・仕入れた知識を即興で知恵に昇華して絶句させる。


・一点突破で超一流品を身につける。


・自分と過ごす。


・年収3000万にとって一人の時間は命なのだ。
この一人の時間こそが無限の富を生み出す源泉なのだ。


・家庭を感じさせない。


・年収3000万は家庭の臭いすら感じさせない。
まるで大学生のまま成功者になったように若々しい。
家庭を感じさせないから、ますます神秘的で多くの人を魅了するのだ。


・最高の娯楽は、あなたの頭の中にある。


・ランチの風景を観察するとおもしろいことがわかる。
ランチの予算は、年収の1万分の1になるように設定してあるのだ。
ファーストフード店の最廉価商品のセットを見てみよう。
たいてい400円以内になるよう価格設定してあるはずだ。
それは年収400万をターゲットに絞っているからだ。


・年収3000万になるとランチは食べたい者を食べる。
出前で寿司を注文したり、予約が必要なレストランの個室で食事をしたりする。


・生涯をかけて、giftedを磨き続ける。


・年収3000万はgiftedを生涯かけてひたすら磨き続ける。
giftedとは、天から授かったあなただけの才能で、
「自分が好きなこと」
「継続が苦にならないこと」
「周囲が評価してくれること」
の3つが重なった部分だ。
人生は、あっちへうろうろ、こっちへうろうろしながらgiftedを見つけるための冒険なのだ。


※コメント
それぞれの年収の世界観があることはおもしろい。
なりたい年収の世界観をイメージしながら日々過ごしたいと思った次第だ。


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