◆吉村章『中国人とうまくつきあう実践テクニック』を読み解く


※要旨


・筆者は台湾をスタートに、中国人と20年以上にわたってビジネスやプライベートで付き合ってきた。


・実際、筆者は中国ビジネス研修で、
中国人を理解するときは「色が違う4つのフィルターをイメージしてください」
と話す。
4つのフィルターとは、
「地域差」「世代差」「業界・職業差」「学歴・経歴差」だ。


・中国人はもともと「ホウレンソウ」、
つまり「報告」「連絡」「相談」が苦手。


・食事をご馳走しても、翌日お礼を言わない中国人。
翌日に改めて御礼を言うのは「催促」の意味になる。


・中国人をもてなすとき、冷たい食事はNG。
中国人にはとにかく「熱々の料理を出す」ということを、
ホスト役の日本人としてはぜひ心得ておきたいこと。
いくら美味しい料理でも、いくら高級な料理でも、冷めた料理を出して大切な接待の場が台無し。


・中国は主張することが評価される文化。
中国では「値切る」ことが買い物をするときの基本。


・中国人は激しいやり取りの中で、
じつは自分の主張と相手の主張をしっかり「査定」している。
勝ち目のあるポイントを選び出して議論のポイントを絞り、次の突破口を切り開く。
中国人同士の議論は一通り言いたいことを出し合った後で、論点の消去法で話し合いが進む。


・贈り物として贈ってはいけないのは「時計」。
「わたしたちの関係をこれで終わりにしましょう」
という意味になる。
「傘」や「扇子」も避けたほうがよい。
「関係が壊れる」「縁が遠のく」というマイナスイメージを連想させる。


・中国で「贈り物」とは基本的に個人が個人にプレゼントするもので、一対一が基本。
「みなさんで召し上がってください」というのは大変失礼な言い方。


・中国人はブランド好き。
化粧品なら「資生堂」、カステラなら「文明堂」など、
誰でも知っている有名ブランドの品物を送ったほうが喜ばれる。


・中国人は「自分の身は自分で守る」という考え方が基本。
中国では長い歴史の中で戦争や革命や動乱、天災や飢饉などが幾度となく繰り返されてきた。


・皇帝や役人、政治に過度な期待を寄せず、
「自分の身は自分で守る」ことが時代を生き抜くための処世術だった。
この自己防衛の城壁となるのが自家人(家族)であり、
自己人(強い絆で結ばれた仲間)なのだ。


・中国人は「貸し」と「借り」を重ねることで人間関係を深めていくという考え方を持つ。
留学資金の提供を受けた本人は、いつかこの借りを返さなければならない。


・ある台湾企業との食事会が印象的だ。
私たちを迎えてくれた「台商協会」の会長の言葉が今でも忘れられない。
日本的な常識なら型どおりの歓迎の挨拶が長々と続くところだ。
ところが会長の挨拶はひと言でした。
「ようこそ、みなさん。
とにかく飲もう。それからだ」
という一言。
これこそが彼らのビジネススタイルそのもの。


・日本人はビジネスを前提に人間関係を作ろうとする。
彼らはその逆だ。
まず友達になり、親交を深めながら人間関係を作り、
それから一緒にできる仕事を考え出そうというスタンス。


・親交を深めるための最大の近道は「お酒」「たばこ」「うまい料理」というのは中国流。


・転職をあくまでもスキルアップの機会と考える中国人。
3年から5年で転職を繰り返すのは「当たり前」。


※コメント
中国の人々や国との関係づくりは難しい。
ケンカするにも仲良くなるにも、相手方の文化や慣習を学んでおくことに損はない。
今後も研究調査を続けたい。


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