◆北野幸伯『ボロボロになった覇権国家』を読み解く


※『ボロボロになった覇権国家』要旨


・外交の目的は、国益を追求すること

・国益とは、金儲けと自国の安全確保である


・日本以外の国は、金儲けを追究する企業である

・日本は世界を支援する、慈善団体である


・北野氏は、ロシアの「外交官・KGB要員養成所」と言われたモスクワ国際関係大学で学んだ

・「分析力」とは、ある事件に対する「見方」であり、「考え方」のことである


・基軸通貨というのは、国際間の資本・貿易取引んいおいて、民間・公的部門を問わず幅広く使用される決済通貨のこと


・中国の戦略
1.アメリカの一極支配体制を崩壊させる
2.多極世界を作る
3.その後、世界の覇権国家になる


・過去の失敗から旧KGBが学んだこと
1.争ってはいけない。戦争は国を疲弊させる
2.他国の争いを支援する国は繁栄する


・ロシアの目標
→アメリカの一極支配体制を崩壊させ多極世界を構築すること


・ロシアの戦略
アメリカと争う中東イスラム諸国には武器を
中国には、武器と石油を
欧州には、石油とガスを売って、経済的利益を得ること


・ロシアは他国を戦わせ、他国を支援して経済的利益を得る


※コメント
日本を取り巻くロシアや中国の動向は、今後の日本にとっても重要になってくる。
そのときに必要なのは、北野氏が述べているように物事の見方であろう。
玉石混合のデータや事実から良い情報を抽出するためには、それが必要不可欠になる。




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◆北野幸伯『日本独立の秘策』動画ご紹介。
「世界を動かす支配者の思考法」


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