◆菅沼光弘『スパイからの遺言:この国を守るために何が必要なのか』を読み解く


菅沼氏は東大法学部を卒業後、公安調査庁に入る。
西ドイツの情報機関であるゲーレン機関に研修・留学。
それはマインツ大学留学という名目。
その後、公安調査庁ひと筋に情報マンの道を歩む。


※要旨


・情報機関ならば未来永劫、継続することが極めて重要。
繰り返しになるが、情報機関の価値というのは過去の蓄積だ。


・岸信介さんは、よく写経をやられていた。
般若心経です。
ではなぜ、写経が必要だったのかというと、
確信を持って悪いことをやっていたからです。
国家のためならば、たとえばスカルノを買収せねばならない、など。


・当時私のいた公安調査庁に、帝国陸軍時代に情報機関に所属していた人がいました。
その人がソ連軍に関する書籍や新聞、公開資料をずっと分析しており、
ソ連軍の行動を計算、予測していた。
そして、「ブレジネフ書記長は12月何日までにアフガンに侵攻する」
と極めて正確な予測をしていました。


・戦争とは一体何なのか、安全保障とはいったい何なのか。
現代の文献でもってアメリカの国防政策が理解できても、
その裏に流れているものがある。


・特に欧米人と夜にじっくり話をすると、
向こうは必ずお酒を飲みながら歴史談義になります。
しかも、よく勉強しています。


・我々日本人は古典というと、中国古典だが、
アメリカやヨーロッパの人は古典といえばまず聖書です。
聖書というのは、本当に凄まじい文書です。
人間の本質が至るところで赤裸々に描かれている。
聖書は聖典であると同時に、古代ローマ以来の西欧人の歴史書です。


・沖縄に駐留するアメリカの海兵隊というのは、
日本を守るために駐留しているのではなく、
朝鮮半島で有事が起きた際に、北朝鮮の核を処理する、
つまり韓国側に渡さないために沖縄にいるのです。
沖縄海兵隊の最大の任務は、
「核兵器を韓国側に渡さないこと」
と、実際に米軍関係者は語っています。


・私は長いこと情報の世界に生きてきた。
そこで培ってきた視点は、普通の人とはまったく違う世界観であり、
この世界観こそが真実なのである。
真実とは、現象の周辺に存在するすべてのこと、
および過去、歴史を知らなければ見えてこないのだ。


・「歴史の潮流を掴み、その歴史観を将来に投射する」

情報活動の本質をそう喝破したのは、
戦前戦後に西ドイツの情報活動を牽引したラインハルト・ゲーレンである。
私はベルリンの壁が建設された1961年に、
西ドイツに留学し、直接ゲーレン氏から薫陶を受けた。
さらに公安調査庁では戦前戦中に旧日本陸軍で一線の情報活動に携わっていた人たちから
直接その実体験を聴き、情報員としての手ほどきを受けてきた。


・情報のプロというと、いわゆるテクニックなどに目が行きがちだが、
過去において敵は何をしてきたかという歴史も学ばなければ、
将来を見通すことはできない。
しかし、もっと重要なことがある。
それは優秀なことに加えて、国を愛する心だ。


※コメント
彼の35年間におよぶ情報活動は、いろいろなことを教えてくれる。
情報とは何か、諜報とはなにか。
ストーリーを通して先輩から学ぶことは多い。


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