◆江崎道朗『日本人として知っておきたい皇室のこと』を読み解く



※要旨


・「戦争の痛手」と平成の全国ご巡幸。


・「国と国民のために尽くす」皇室とは
どういうご存在なのだろうか。


・天皇陛下の20年のご活動とお言葉を振り返ってみると、
3つの特徴が浮かび上がってくる。


・第一に、天皇陛下は歴代天皇の中で
初めてすべての都道府県をご巡幸された、
ということである。


・平成19年までに47都道府県、
514市町村を訪問され、
じつに全国約2000市町村の4分の1を
廻られたことになる。


・御所の中に大きな日本地図を貼って、
ご訪問先の514か所一つ一つに
印を付けられていた両陛下の御姿が彷彿としてくる。


・両陛下は、「慰霊の旅」をなさることで、
我が国の戦争犠牲者を心から悼むとともに、
戦死者は「国がため」亡くなられたということを
短歌という形で戦中派・遺族に訴えられたのである。


・「遺族の皆さんこそが我が国の復興を成し遂げたのであり、
戦死者の御霊によって今も我が国は護られていますよ」
両陛下は御製・御歌を通じて
切々とこう訴えられ、政府・国会に代わって
「精神面での戦後復興」を
支えられたのである。


・歴史観論争で分裂しかけた国民精神を
慰霊と短歌によって統合され続けたことは、
平成の20年間を振り返ったとき、
全国ご巡幸に並ぶ第二の特徴として
明記されるべきであろう。


・平成の御代の第三の特徴は、
「政府ではできない精神的な側面」や
「行政の手が届かないところ」に
心を寄せ続けることが皇室の役割であるという
「皇室」像に基づいて両陛下が
精力的に活動をなされていることだ。




※コメント
改めて、日本の国のあり方について学びたい。
この国の歴史は、やはり
とても奥深い。





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★江崎 道朗氏

1962年東京生まれ。
九州大学卒業後、雑誌編集者や国会議員政策スタッフ等を経て、
安全保障・インテリジェンス・近現代史研究に取り組む。
2014年より月刊『正論』誌で「SEIRON 時評」を連載中。


米大統領選前に 『マスコミが報じないトランプ台頭の秘密』で
アメリカのマスメディアの偏向とトランプ氏勝利の可能性を主張。


今年8月刊行の『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』は
400ページを越える大部であるにも関わらず好調な売れ行きとなるなど、著書多数。
最新刊には 『日本は誰と戦ったのか』がある。








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