◆江崎道朗『アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄』を読み解く




※要旨


・「ヴェノナ文書」の公開を契機に、
アメリカの保守派の間に、第二次世界大戦の責任は、
ルーズベルト民主党政権とその背後で
日米戦争を仕掛けようとしていたコミンテルンに
あるのではないか、との問題意識が浮上している。


・今後、日米戦争を再検証するに際しては、
少なくとも次の5つの視点が必要だと思っている。


・第一に、ルーズベルト大統領の強い意向だ。


・ルーズベルト大統領がコミンテルンの日米分断策動に
乗った背景には、彼自身が戦争を望んだ、
という視点を軽視するわけにはいかない。


・第二に、ソ連コミンテルンと中国共産党による対米工作だ。


・第三に、英国のチェーチル首相によるイントレピット工作だ。


・チャーチルは1940年、孤立主義・中立政策に
傾倒していたアメリカの国民世論を
対独参戦へと転換させるために、
ビル・スティーブンソンを送り込み、
1941年、アメリカにおいてイギリス治安調整局を
設立している。


・第四に、蒋介石中国国民党政権の対米工作だ。


・第五に、日本政府および日本軍内部の、
親ソ派たちによる南進工作だ。


・コミンテルンは当然のことながら、
対日工作も仕掛けており、
日本政府と軍部の内部に相当数の
ソ連と中国共産党のスパイたちが入り込み、
日本をして対米戦争に踏み切るよう
工作していた。


・朝日新聞の尾崎秀実やドイツのリヒャルト・ゾルゲなどは
氷山の一角に過ぎないと思われる。


・少なくともこれら5つの視点で、
日米戦争、大東亜戦争は何だったのか、
再検証する必要がある。


・日本だけに戦争責任があったとする東京裁判史観は、
その視野の狭さの故に、
すでに破綻していると言ってよい。
近現代史は抜本的に見直さなければならない。





※コメント
さまざまな視点で歴史を見ることは大切だ。
あらためて、そのことを実感した。



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「史上最大の過ちの一つ」と評したのか


・コミンテルンとは何か
その謀略がもたらしたものと今も終わらない影響の実態







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