◆施光恒『英語化は、愚民化』を読み解く




※要旨


・中世ヨーロッパを支配していた「普遍語」が、ラテン語。


・ラテン語が、庶民を知的世界から排除していた。


・まず母国語を豊かにせよ。


・ホイットニーは言った。
母語を棄て、外国語による近代化を図った国で
成功したものなど、ほとんどない。


・言語が作ってきた日本らしさや日本の良さ。


・多くの日本人が日本の良さと感じるものの一つとして、
「思いやり」「気配り」の道徳がある。


・思いやりや気配りの発達と日本語の特性には、
密接な関係がある。


・日本語が生み出すものの見方や
日本語会話で求められる習慣は、
「思いやり」「気配り」の文化の源泉である。


・「翻訳」と「土着化」の国づくりは、
日本のいわば特技である。


・日本の国際貢献のあるべき姿は、「翻訳」と「土着化」の支援。


・日本がなすべきことは、新興国の人々が、
母語で高等教育まで行えるようすること。
母語で専門職を含むさまざまな職業に就けるように、
「翻訳」と「土着化」の国づくりのノウハウを提供し、
親身に支援することである。


・日本にできることは数多くある。
たとえば、母語による教科書を作成するためのノウハウや、
それを出版するための金銭的助成、
母語で教える教師の育成などである。
また法律や経済、自然科学の専門用語の翻訳支援などである。


・母語で豊かな人生が送れる世界を作る。




※コメント
言語というものは、
長い年月を経て形成される。
歴史の大切さを知った。



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◆施光恒(せ・てるひさ)氏、プロフィールと動画『加速する英語化の脅威』




http://directlink.jp/tracking/af/693532/yhbvtMq8/



九州大学大学院准教授


1971年福岡県生まれ。

慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、
英国シェフィールド大学大学院政治学研究科哲学修士課程、
慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了。


法学博士。専攻は政治理論、政治哲学。
著書には、2015年にベストセラーとなった『英語化は愚民化』や
『リベラリズムの再生』等がある。また、『TPP 黒い条約』、
『まともな日本再生会議』、『反動世代』、
『ナショナリズムの政治学』等共著も多数刊行している。

最新刊は、5月10日発売の『本当に日本人は流されやすいのか』。