◆藤井厳喜『戦後70年の病根を検証』を読み解く



※要旨


・幕末において、日本は西洋列強の植民地になることを免れた。
私はこれが可能だったのは、16世紀の日本の経験が
有効に機能したからだと思っている。


・16世紀、スペインやポルトガルの脅威に十分に
対抗することができたのだ。
1543年に種子島に伝来した鉄砲に、
日本人は改良を加え、大量生産さえ行った。
日本にそれだけの文明の高さがあったので、
植民地化されないで済んだ。


・結論として、
16世紀に列強の植民地化を拒否できた日本の体験が、
ふたたび19世紀半ばに生かされたということだ。


・日本は16世紀にすでに1回、西洋文明の洗礼を受け、
その衝撃に耐えるだけの文明力があることを証明した。
そしてその当時も西洋から学ぶべきものは学んでいた。
この経験が再び、19世紀に生きたのだ。


・すでに経済大国だった日本。
幕末における日本の経済規模は、
当時のヨーロッパの有力国に十分匹敵するものであった。



・幕末における日本が、
列強に比べ圧倒的な小国であったというのは、まったくの幻想だ。
これは司馬遼太郎さんあたりが広めた誤解だ。


・アイヴァン・モリスは、
『高貴なる敗北』を彼の遺作として世に出している。
日本の英雄について書かれた大作で、
吉田松陰などが、その代表的な英雄として紹介されている。


・「高貴なる敗北」というのは、日本の英雄というのが、
敗北の中に現れるところからきた概念だ。
理想の、究極の英雄像は、日本の場合は、
敗北しなければならなかった。


・みずからの正義に殉じて、強大な相手に対峙して、
そして信念を貫いて滅んでいく姿が、賞賛を喚起する。
モリスは、日本人の美学を、敗北の中に見出したのだ。


・「敗北することにより永遠化する」というプロセスだ。
これは聖人化されるということでもある。
日本語でいえば「人が神になる」ということだ。




※コメント
歴史を学ぶことで未来を見ることができる。
事実の積み重ねを地道に行い、
よりよい歴史観を身につけたい。



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→ルーズベルト神話は、いまだアメリカ社会に根強く生きている