◆藤井厳喜『紛争輸出国アメリカの大罪』を読み解く



※要旨


・世間にはアメリカを陰謀国家呼ばわりする識者もいるが、
私が見るところ、アメリカがそれほど思慮深く、
外交の手練手管に長けているわけではない。


・それどころかアメリカの外交は、
他国の歴史的背景や民族固有の文化に顧慮することなく、
みずからの思い込み、
アメリカの正義を一方的に押し付けることが多い。


・腕力だけはヤケに強いが、あまり賢くないために、
自分で新たな脅威を次々に作り出していく「迷走する巨人」、
それがアメリカなのだ。


・とはいうものの、
日本にとっては重要な同盟国である以上、
アメリカの外交政策を熟知した上で、
うまく付き合っていかねばならないのは当然のことだ。


・ウクライナはロシアの絶対国防圏である。


・クリミア半島は地政学上の要地であり、
ロシアにとっては絶対に手放すことができない軍事上の要衝である。


・ロシアの泣き所は設備の老朽化。
ロシアは世界最大の産油国であり、
天然ガスも豊富に産出するが、
現在の一番の泣き所は、国内の設備が老朽化していることだ。


・したがって、リニューアルするための設備投資が大きな課題で、
西側からの投資を呼び込みたいというのが本音である。


・アメリカは試行錯誤の大国である。
衰退しつつあるとはいえ、世界一の強国である。
試行錯誤の国は、また正しいアドバイスによって、
過ちを糾すこともできる。
日本がやらなければならないのは、まさにこれである。



※コメント
アメリカを別の視点で見ることができる。
人も国も複雑だ。
いろいろ考えながら付き合うことが大切だ。


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★主な内容。


→「反日中毒が蔓延している」と反骨のフランス人ジャーナリストが喝破した


→フーヴァー大統領の『フリーダム・ビトレイド』が明らかにしたルーズベルトの裏切り


→フーヴァーの勇気ある告発。ルーズベルトは誰のために戦争を始めたのか


→ルーズベルト神話は、いまだアメリカ社会に根強く生きている