◆安田正『一流役員が実践している仕事の哲学』を読み解く


※要旨


・メールが来たとき、平社員は5分考えた挙句、あと回しにする。
役員は、3分以内に返信する。
会社の役員クラスの方たちに共通していることを挙げるとすれば、
それはメールのレスポンスが速い。
驚くほど速いことが特徴。


・出社時間。
平社員は、始業5分前。
役員は、遅くとも1時間前には来ている。
ビジネスにおける1秒の重みを役員の人たちは知っている。
「1秒の遅刻がビジネスチャンスを失わせる」その怖さを知っている。


・会食時間を設定する時。
役員は、きっかり18時から。


・心ある人は時間の損失を最も悲しむ。
(ダンデ)


・ごちそうしてもらった次の日、
役員は、100%朝7時にお礼メールが来る。


・出世した人たちは、次のようなほんの小さな積み重ねを非常に大切にする。

1.お礼のメールを出す。(手紙の礼状も含む)
これは接待に限らず、面談、人脈を使った紹介、物の紹介、贈り物などなど、
全てのことにおいてです。
必ずお礼のメールを出す。

2.まめに報告連絡相談(ホウレンソウ)をしたり、情報交換のための連絡も頻繁にする。

3.メールや電話も即レスポンス。


4.頼まれたことで簡単にできることは、すぐその場で済ませてしまう。


・自分が当たり前だと思うところに強みがある。


・どんなものを食べているか言ってみたまえ。
君がどんな人間であるかを言い当ててみせよう。
(ブリア・サヴァラン)


・役員は、たいてい長いネクタイをしている。
ビジネスパーソンにとって服装とはビジネスという戦いのための鎧であり、
出世している方たちはそれを重視している。
「人は見かけで判断されているから」と考えているからこそ、服にお金をかけているのです。


・革靴を履くとき、役員は、必ずひもを結び直して履く。
一流の凛とした所作があなたを印象付ける。


・手みやげを平社員は、道すがら買う。
役員は、包装紙を決める。


・決して言い訳をするな。
決して愚痴をこぼすな。
(ディズレーリ)


・三流は、体調不良で休む。
一流は、健康オタクである。


・お風呂に入るとき。
一流は、朝風呂を浴びる。
役員の方々にかなりの割合で共通している習慣といえば、「朝風呂に入っている」ということ。
「朝風呂に入ると出世する」
こんなジンクスもある。


・所作。
三流は、テーブルマナーを知らない。
一流は、自然に完璧な振る舞いができる。


・家庭。
三流は、尻に敷かれまくっている。
一流は、あえて尻に敷かれている。


・デスクを見てみると、
出世している人の机は、新品のように美しい。


・役員まで行く人は、仕事と同じくらい趣味を極めようとする。


・伸びない人は、過去の栄光にしがみつく。
伸び続ける人は、伝説を更新し続ける。


※コメント
仕事の要諦はいろいろある。
若い頃からこういうことを学んでおくと非常に役に立つ。
年をとってからも、こういったことを復習して常に精進することも大切である。


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★安田正、略歴


パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役。
早稲田大学グローバルエデュケーションセンター客員教授。



現在は英語の他、ロジカル・コミュニケーション、プレゼンテーション、対人対応コーチング、交渉などのビジネスコミュニケーションの領域で講師、コンサルタントとして活躍している。大手企業を中心に研修、コンサルティングを通して多くの役員との交流がある。東京大学、早稲田大学、京都大学、一橋大学などでも教鞭をとる。


また、オリジナルのコンテンツの書籍を出版、累計73万部を超える「超一流の雑談力」の他「英語はインド式で学べ!」「一流役員が実践している仕事の哲学」ベストセラー著者でもある。