『国際インテリジェンス最新事情』

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◆政治に学ぶ

◆福冨健一『共産主義の誤謬:保守政党人からの警鐘』を読み解く(その1)




◆福冨健一『共産主義の誤謬:保守政党人からの警鐘』を読み解く(その1)




※要旨


・共産主義とは何か、実に大きなテーマである。
日本の政党政治はどうあるべきかを考えることであり、
明治以降の日本が解決できずにいる大きな課題ともいえる。


・近年の共産党批判に関する文献は、
「破防法の調査対象団体」「破壊活動を行った」
など外形的な批判にとどまり、
河合栄治郎や関嘉彦のように
マルクス・レーニン主義、共産主義思想そのものに
踏み込んで、思想の誤りを批判しているものは
ほとんど見かけない。


・日本人の穏やかさ、寛容さなのか、
春は桜、秋は紅葉の四季折々の美しい自然によるのか、
欧米のように共産主義批判にまで踏み込んでいない。


・筆者は、政党の離合集散に伴い、
民社党から民主党、さらには自民党へと転変、翻弄された。


・この経験を踏まえ本書は、
原書を見ないで本書のみで共産主義や
共産党の全体像が理解できるよう、
『マルクス・エンゲルス選集』や
ヘーゲルの『歴史哲学講義』など関係する書籍や
原典から重要箇所を抜粋し、
共産主義思想や共産党綱領を平易に解説した。


・忙しい日々を送っている方々は、
共産党綱領やマルクスの著作などを読むのは困難と思う。


・初めてヘーゲルに接する若い方にも配慮し、
保守主義や社会主義の起源、用語解説など
基本的事項から難解な史的唯物論まで分かりやすく説明した。


・文献名は末尾に紹介するが、
本書だけで共産主義や共産党綱領が
理解できるような構成にしている。


・共産主義とは何かを考えることは、
保守主義とは何か、社会主義とは何か、
21世紀の日本の思想体系や
政党政治をあらためて考えることでもある。




※コメント
本書の情報量の多さと濃さに感心させられた。
やはり資料を読み込むことは大事だ。




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◆藤井厳喜『トランプ革命で復活するアメリカ』を読み解く


◆藤井厳喜『トランプ革命で復活するアメリカ』を読み解く





※要旨


・2016年11月、アメリカ大統領選挙は、
ドナルド・トランプの勝利に終わった。
これはアメリカのミドルクラスが起こした静かな革命である。


・今後、アメリカではトランプが
主導する政治革命が起こるばかりでなく、
メディアの大改革も起きることだろう。


・既存の共和党も変わるだろうし、
民主党も変わざるを得ないだろう。
まさにトランプ革命というに値する。
それはレーガン革命以上の保守革命である。


・トランプ大統領の誕生は、
アメリカ再生を告げるだろう。
しかし、トランプ大統領の前に立ちはだかる
妨害勢力は強大である。


・トランプ政権の最大の敵は国内にある。
議会対策とマスコミ対策が、
トランプ大統領の最大の頭痛の種になるはずだ。


・日本はどう対応すべきか。


・肝心なのは、日本のことだけを考えるのではなく、
西太平洋と東アジア全体のパワーバランスを考慮に入れることだ。


・米軍の戦略は、
この地域全体のパワーバランスを維持することを
眼目としており、これと協調して日本の戦略を
構築してゆく必要がある。


・日本が、国防費を倍増して
自主国防力を拡充するとなれば、
アメリカから大量のハイテク兵器を購入しなければならない。
長期的には重要な兵器の国産化が望ましいが、
それでもスケールメリットがある。



※コメント
今後、トランプ政権がどのような動きになるか、
目が離せない。
日本も大きく関係して動くだろう。



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→「反日中毒が蔓延している」と反骨のフランス人ジャーナリストが喝破した


→フーヴァー大統領の『フリーダム・ビトレイド』が明らかにしたルーズベルトの裏切り


→フーヴァーの勇気ある告発。ルーズベルトは誰のために戦争を始めたのか


→ルーズベルト神話は、いまだアメリカ社会に根強く生きている



◆藤井厳喜『アングラマネー:タックスヘイブンから見た世界経済入門』を読み解く





◆藤井厳喜『アングラマネー:タックスヘイブンから見た世界経済入門』を読み解く




※要旨


・本書は世界経済を裏側から見てみようという試みである。


・アングラマネーと
タックスヘイブン(税金回避地)という2つの存在を通して、
世界経済の実体に近づいてみたいと思う。


・「裏の経済」を見るというアプローチによって、
「表の経済」だけを見ていてはわからない、
世界経済の真実の姿が見えてくるはずである。


・筆者は、長い間、
アンダーグランド・エコノミー(地下経済)に
興味を持ってきた。


・何事においても、表と裏は一体である。
裏のない表はなく、表のない裏もない。


・本書は、脱税、資産隠し、
そしてアングラマネーの還流などの
仕組みそのものに、スポットライトを
当てるものである。


・筆者は1982年から会員制の国際経済情報誌を
在米ユダヤ人の協力を得ながら、
30年以上にわたって発行し続けている。
仕事の関係上、裏経済の情報に接することが多い。


・街金が高度経済成長を支えた。


・何が何でも規則通り、100%法律通りに
税金を徴収しようというのでは、
庶民は息苦しくなってしまう。
特に、そんなことでは中小企業はなかなか育たない。


・今日でこそ違ってきたが、
かつては中小企業の経営は、
概ねドンブリ勘定であった。
ある程度の税金上のお目こぼしが、
中小零細企業に活力を与えていたのだ。


・大事なのは、バランスに尽きる。




※コメント
さまざまな情報ネットワークがあり、面白い。
多角的な視点で、物事を見ることは大事だ。




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◆藤井厳喜『這い上がる力。ユダヤ人成功者に学ぶ』を読み解く




◆藤井厳喜『這い上がる力。ユダヤ人成功者に学ぶ』を読み解く




※要旨


・ユダヤ人は投資銀行で成功した人が多い。


・またIT関係も圧倒的に強い。
小売りならゴールドや宝石、化粧品に強い。


・ユダヤ人はどれも小規模から始められる分野が得意だ。
たとえば、情報通信、金融、小売り、サービス、メディア、
カジノ、映画、観光など、当初は隙間産業的に始めて、
のちに大きくなったものが多い。


・それと忘れてはならないのが法曹界。
あとクラシック音楽からポピュラー音楽や
ミュージカルといった芸能界にも強い。


・これらのいずれにも共通するのは、
アイデアがそのまま金儲けに直結できるということだ。
最初に大きい資本力がなくても、
アイデアさえあれば始められる分野、
これこそがユダヤ人が成功した分野なのだ。


・かれらユダヤ人の文化、彼らの生き方の中に、
「経済的に成功するのに適したソフトウェア」が
存在するのは確かだ。


・「口よりも耳を高い地位につけよ」
ユダヤ人は何よりも情報が大事であるということを、
体で覚えている。
だから自己主張するよりも
人の話を聞いて情報を仕入れなさいというわけだ。


・ユダヤ人成功者は、
はじめは小さく隙間産業で始めて、
やがて大きな事業に成功した人が多いのだ。
ユダヤ人には「小川から海へ」という格言がある。
何でもいいから小さいものから始めろ。
始めから大きいことはできない。
小さな成功を積み重ねて、大きな成功につなげる。
この発想だ。


・強い伝統文化に支えられてこそ、強い個人、
安定した性格の人間が生まれる。
そして、強い個人であってこそ、
厳しい社会を生き抜き「這い上がる」ことができるのだ。


・大事なのはバランスだ。
多く稼ぐ者は、多くを与えなければならない。
特に重要なのは、教育への寄付である。
教育は未来への投資であり、民族の未来を形づくる。




※コメント
世界にはいろいろな知恵があり、
ユダヤ人の知恵は強力だ。
日本が世界で活躍するのに役に立つ。


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◆藤井厳喜『紛争輸出国アメリカの大罪』を読み解く




◆藤井厳喜『紛争輸出国アメリカの大罪』を読み解く



※要旨


・世間にはアメリカを陰謀国家呼ばわりする識者もいるが、
私が見るところ、アメリカがそれほど思慮深く、
外交の手練手管に長けているわけではない。


・それどころかアメリカの外交は、
他国の歴史的背景や民族固有の文化に顧慮することなく、
みずからの思い込み、
アメリカの正義を一方的に押し付けることが多い。


・腕力だけはヤケに強いが、あまり賢くないために、
自分で新たな脅威を次々に作り出していく「迷走する巨人」、
それがアメリカなのだ。


・とはいうものの、
日本にとっては重要な同盟国である以上、
アメリカの外交政策を熟知した上で、
うまく付き合っていかねばならないのは当然のことだ。


・ウクライナはロシアの絶対国防圏である。


・クリミア半島は地政学上の要地であり、
ロシアにとっては絶対に手放すことができない軍事上の要衝である。


・ロシアの泣き所は設備の老朽化。
ロシアは世界最大の産油国であり、
天然ガスも豊富に産出するが、
現在の一番の泣き所は、国内の設備が老朽化していることだ。


・したがって、リニューアルするための設備投資が大きな課題で、
西側からの投資を呼び込みたいというのが本音である。


・アメリカは試行錯誤の大国である。
衰退しつつあるとはいえ、世界一の強国である。
試行錯誤の国は、また正しいアドバイスによって、
過ちを糾すこともできる。
日本がやらなければならないのは、まさにこれである。



※コメント
アメリカを別の視点で見ることができる。
人も国も複雑だ。
いろいろ考えながら付き合うことが大切だ。


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◆藤井厳喜『戦後70年の病根を検証』を読み解く






◆藤井厳喜『戦後70年の病根を検証』を読み解く



※要旨


・幕末において、日本は西洋列強の植民地になることを免れた。
私はこれが可能だったのは、16世紀の日本の経験が
有効に機能したからだと思っている。


・16世紀、スペインやポルトガルの脅威に十分に
対抗することができたのだ。
1543年に種子島に伝来した鉄砲に、
日本人は改良を加え、大量生産さえ行った。
日本にそれだけの文明の高さがあったので、
植民地化されないで済んだ。


・結論として、
16世紀に列強の植民地化を拒否できた日本の体験が、
ふたたび19世紀半ばに生かされたということだ。


・日本は16世紀にすでに1回、西洋文明の洗礼を受け、
その衝撃に耐えるだけの文明力があることを証明した。
そしてその当時も西洋から学ぶべきものは学んでいた。
この経験が再び、19世紀に生きたのだ。


・すでに経済大国だった日本。
幕末における日本の経済規模は、
当時のヨーロッパの有力国に十分匹敵するものであった。



・幕末における日本が、
列強に比べ圧倒的な小国であったというのは、まったくの幻想だ。
これは司馬遼太郎さんあたりが広めた誤解だ。


・アイヴァン・モリスは、
『高貴なる敗北』を彼の遺作として世に出している。
日本の英雄について書かれた大作で、
吉田松陰などが、その代表的な英雄として紹介されている。


・「高貴なる敗北」というのは、日本の英雄というのが、
敗北の中に現れるところからきた概念だ。
理想の、究極の英雄像は、日本の場合は、
敗北しなければならなかった。


・みずからの正義に殉じて、強大な相手に対峙して、
そして信念を貫いて滅んでいく姿が、賞賛を喚起する。
モリスは、日本人の美学を、敗北の中に見出したのだ。


・「敗北することにより永遠化する」というプロセスだ。
これは聖人化されるということでもある。
日本語でいえば「人が神になる」ということだ。




※コメント
歴史を学ぶことで未来を見ることができる。
事実の積み重ねを地道に行い、
よりよい歴史観を身につけたい。



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◆佐藤健志『本格保守宣言』を読み解く




◆佐藤健志『本格保守宣言』を読み解く





※要旨


・叡智を解放することは、最も本質的な意味において、
伝統や慣習を重んじることとイコールなのだ。


・真に保守されるべきものは、
われわれの中に存在する。


・それが保守されるとき、
国家や社会をはじめとする諸システムについても、
保守の展望がおのずと開けてこよう。


・政治的な立場としての「保守」は、
やはり保守全体のごく一部にすぎないのである。


・「保守」とは、
それを肯定的にとらえるか否定的にとらえるかは別として、
社会や政治の動向を語る際に欠かせない言葉の一つである。


・にもかかわらず、
「保守」なる概念の定義は決して明確ではなく、
論者ごとに異なる意味合いで用いているのではないかと
思われる場合も少なくない。


・この混乱を整理することにより、
保守、ないし保守主義の輪郭とも呼ぶべきものを
描き出してみようというのが、
本書の出発点だ。


・どれだけ苦労して作り上げ、
保守の努力を入念につづけてこようと、
システムには「耐用年数」が存在する。


・かかる堂々巡りを脱し、
先の見えにくい時代においても
物事をできるだけ良い状態に維持することこそ、
本格保守の目標なのである。


・抜本的改革を成功させるためには、
スランプがつづくことにも耐えなければならない。


・わが国の近代史は、
「長らく鎖国をつづけてきた小国が、
いきなり大国になるチャンスをつかんだ」側面と、
「豊かな歴史や伝統を誇る国民が、
それをねこそぎ喪失する危機に見舞われた」側面との
トレードオフのもとで、
巧みに立ち回ろうとしてきた過程だったといえよう。



※コメント
保守とはなにか、
深く考えるときに、
その手助けとなる一冊だ。
たまにはこういう硬い本も良い。



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◆佐藤健志氏、プロフィールと動画『左右対立の空虚な真実』




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作家・評論家


1966年東京都生まれ。

東京大学教養学部卒業後の1989年、
戯曲『ブロークン・ジャパニーズ』で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を最年少(22歳)で受賞。


1990年刊行の小説『チングー・韓国の友人』は、
韓国語にも翻訳され、NHK-FMでラジオドラマ化される。
992年の『ゴジラとヤマトとぼくらの民主主義』刊行以後は、
作劇術の観点から時代や社会を分析する独自の評論活動を展開し、
2013年の『震災ゴジラ! 戦後は破局へと回帰する』、
『リミックス増補版 夢見られた近代』等多数の著作がある。

最近刊は『右の売国、左の亡国:2020年、日本は世界の中心で消滅する』他。



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◆中野剛志『反・自由貿易論』を読み解く




◆中野剛志『反・自由貿易論』を読み解く




※要旨


・日米繊維交渉と沖縄返還。


・1969年から71年までに行われた
「日米繊維交渉」とは何か。


・日本の国益という問題に対し、
当時の政治家が「何を守ろうとしたか」、
そして「どう立ち振る舞ったか」を
この交渉から考えることができる。


・かつて繊維産業は今より貿易量が多く、
両国の経済を支える重要な産業だった。


・1968年の大統領選において、
ニクソン候補は、アメリカ南部の支持を求めて、
南部の重要産業だった「繊維業界の保護」を公約し、
選挙に勝利。
大統領就任直後には、その実行を明言した。


・ニクソン政権は、日本に綿製品の輸出自主規制を求めるなど
強硬策をとり、日米間の繊維を巡る貿易摩擦が過熱した。


・同時期、日米間では「沖縄返還交渉」が進展していた。
ニクソン大統領は、当時の佐藤栄作首相に対して、
「繊維問題での日本の譲歩」と「沖縄返還」を取引することを示唆した。
佐藤首相は、沖縄返還という悲願を実現すべくこの取引に応じた。


・そこで佐藤首相は、沖縄返還を実現するために、
大平、宮澤、田中角栄といった自民党のエース級を
次々に通商産業大臣に投入して、
日米繊維問題の解決にあたった。


・田中通産大臣は大幅に譲歩し、
アメリカ側の提案を全面的に受け入れて交渉を決着させた。
国内では繊維業界が激しく抵抗し、
大蔵省の反対を押し切って巨額の繊維業界共済措置を
講じることで事態を収拾した。


・いずれにせよ、沖縄返還と繊維交渉の決着には、
佐藤の決断に加え、大平、宮澤、田中の3通産大臣の奮闘、
自民党内や繊維業界内の粘り強り調整があった。


・なかでも、国内の政治や業界をまとめる際に
発揮された田中角栄の政治力には目を見張るものがある。


・田中角栄に見る根回しや調整について。


・日米繊維交渉で注目すべきは、
当時の政治家や官僚が熱心に根回しや調整を行ったことだ。



・国内の関連産業には大きな負担を強いなければならず、
密約のために沖縄返還という大義を明かすことができない、
という苦しい立場で、それでもアメリカの要望を飲まなければならない。
そういったギリギリの交渉では、
特に根回しや調整がものを言う。


・田中角栄通産大臣は、
密約を交わしてしまった総理、
利己的な要求を突き付けてくるアメリカ政府、
その要求に猛反対する繊維業界や通産省、
巨額の救済融資に反対する大蔵省など、
利害や思惑の異なる様々な人々の間をうまく立ち回り、
繊維交渉を終結させた。


・根回しや調整は、
最近では「古い政治」「悪しき因習」「政治屋の仕事」などという
ステレオタイプがつきまとうが、
それは国益の犠牲となる人々への、
配慮でもあり贖罪でもある。


・特に貿易自由化など、
国家や国民にとって影響の大きい政策の実行は、
とくに慎重な手順を踏み、
時間をかけて漸進的に行われてきた。


・政府や与党(自民党)は、
各種業界団体と精力的に調整を行い、
表裏のあらゆるルートを駆使して、
根回しを重ねた。



・政治家は発言の内容やタイミングにも気を使い、
妥協の道を探った。




※コメント
異色の官僚出身者である中野氏の
考え方は興味深い。
さまざまな考えから学びたい。



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政治評論家・国際政治アナリスト


1971年神奈川県生まれ。

1996年、東京大学教養学部(国際関係論)卒業後、旧通商産業省に入省。

2000年より、スコットランドのエディンバラ大学大学院に留学し、
政治思想を専攻。2001年に同大学院より優等修士号、2005年には博士号を取得した。

山本七平賞奨励賞を受賞した『日本思想史新論』、
『TPP亡国論』、『富国と強兵-地政経済学序説-』、
『真説・企業論』等著書多数。専門は政治経済思想。元京都大学大学院准教授。
「異能の官僚」の異名を持つ。






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◆ウォルフ『炎と怒り:トランプ政権の内幕』(日本語版)、予約開始なりました。

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ついに、マイケル・ウォルフの話題本、日本語版の予約が開始された。
楽しみだ。

早川書房さん、さすが。
いい仕事されますな。

◆北野幸伯さん、新刊本、発売決定。『中国に勝つ、日本の大戦略:プーチン流現実主義が日本を救う』





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◆北野幸伯『隷属国家・日本の岐路』を読み解く


※要旨


・政治経済というのは、案外因果関係がはっきりしている。


・私は常々、「外交とは国益を追求する手段である」
「そして、外交上の国益とは金儲けと安全の確保である」と書いている。


・アメリカから日本への年次要望書には、通信、医療保険、医薬品、医療機器、
流通、航空、司法などさまざまな分野で非常に細かい要求が出されている。


・なぜアメリカ政府(通商代表部・USTR)は、日本市場の詳細を知っているのでしょうか。
これは、在日米国商工会議所(ACCJ)の会員企業が、USTRに情報を出している。
つまり、アメリカ企業が日本で儲けるための要求を考えUSTRに伝える。

USTRは要望書を作成し日本政府に出す。という順番。

アメリカ政府の目的は、最初から最後まで、アメリカと同国企業が儲かる環境を作ること。


・中国の脅威に対応する外交政策。
日本の脅威は現在中国ただ一国。
日本の安全保障政策・外交の最重要課題は、
「中国の脅威にどう対応するか」という一点に尽きる。


・1997年にあるアメリカ人大富豪から、「これから有望なビジネスは何だと思う?」と質問された。

「ITです」と答えたら、

その大富豪は「これからは農業と水だよ」といった。


・ユダヤの秘密は「教育」。
ユダヤ人聖職者のトケイヤーさんによれば、ユダヤ人が優秀なのは遺伝とは関係ない、とのこと。


・「ユダヤ人が自らの文化を守るために使った武器は、学ぶことであった」(トケイヤー)
ユダヤの優秀さは、教育の賜物だそうだ。


・「ユダヤ人はキリスト教徒の大多数が字を読めず、自分の指を数えるのがやっとだった頃、
すでに全員が高い教育を受けていたので、商売にもすぐ才覚が発揮できた」(トケイヤー)


・ユダヤには教育の大切さを教える数え切れないほどの格言がある。
いくつか紹介しましょう。
「エルサレムが滅びたのは、教育が悪かったからである」
「人が生きている限り、奪うことができないものある。それは知識である」
「人は本から最も大きな知識を得る」
「学校のない村は廃止されるべきである」


・江戸時代には、「儒教や仏教導入前の日本人の精神を明らかにし、日本独自の思想を究明する」
ことを目的にした「国学」も発展した。


・伊勢国松坂の医者、本居宣長は、44巻の「古事記伝」を完成させる。
彼は古事記の「神ながらの道」や源氏物語の「もののあわれ」の精神こそ、日本人の魂のよりどころとし、
日本古来の精神「大和心」に回帰するよう主張した。


・ユダヤ人は子供たちに、「3歳からMBA」を教えているから金持ちなのではありません。
では何を教えているのか。
これは「旧約聖書」と「タルムード」。
旧約聖書は、アダムとイブから始まるユダヤの歴史書。
タルムードは処世の書。


・「ユダヤ人が自らの文化を守るために使った武器は、学ぶことであった。
聖書を学ぶことによってユダヤ人となり、子供たちに聖書を学ばせることによって、
ユダヤ人であることを伝えた」(トケイヤー)


・日本とユダヤに共通しているのは、
「大部分の子供たちが、幼い頃から基礎的な学問をやっていた」ということ。
「教育が大事」というとき、
それは読み書きソロバンと歴史や古典の研究だった。


・個人や国の発展に必要なのは、第一に学ぶ力(記憶力)、第二に創造力。
教育が学ぶ力を育てることであるなら、それは第一に、「記憶力を良くすること」と同義。


・ロシア復活の原動力。
確かにロシアの大富豪には、石油、鉄鋼、非鉄金属など資源系が多いのも事実。
しかし、投資、金融、通信、ITなどの分野でも成功者が続出している。
ロシア人プログラマーの優秀さは、インド人の次だといわれている。


・日本の大部分の研究者は、
「ソ連的・社会主義的メンタリティーは簡単には抜けない。
だからロシアは形式的に資本主義になっても発展はしないだろう」と考えていた。
確かにそういう面はある。


・私は、ロシア科学アカデミーの幹部と一部のロシア人成功者について話したことがある。
彼はこういう。
「ロシアから成功者が続出している理由は、アカデミズムの基礎があるからだ」
私はさらに説明を求めると、彼はこういって笑った。
「学ぶ方法を身につければ、どんな分野でも応用が利く。
ロシア人は共産時代ビジネスに興味がなかったが、必要に迫られて勉強し始めた。
元々学ぶ能力は高いので、どんどん成功している。
それだけのことだ」


・ロシア人の語学学習能力は、日本人の比ではない。
ロシア語と似ても似つかない日本語でも、半年でだいだい話せるようになる。
プーチン大統領の記憶力の良さは、外国人ジャーナリストの話題のタネ。
大統領は、1年に1度国内外の報道陣を集めて、好きな質問をさせた。
その時、ロシアの田舎の問題から世界情勢まで、数字を挙げて詳細に回答するので、皆驚いた。


・ロシア教育の秘密。
私は、1990年、日本人としてはじめて、「卒業生の半分は外交官に、残り半分はKGBに」といわれた、
旧ソ連外務省付属モスクワ国際関係大学・国際関係学部に入りました。
私は、ロシア語を全く知らず、いきなり最底辺からのスタートを余儀なくされた。
予科の半年は、ロシア語中心の授業だった。
最初は、単語と文章を丸暗記することから始め、文法はほとんどなく、
毎日授業で出た単語とフレーズを次の日までに丸暗記しなければならない。


・ロシア語の暗記は想像を絶する苦痛だった。
数ヶ月するとさらに恐ろしい試練が待っていた。
マルクス『資本論』の要約テキストを丸暗記しろというのだ。
担当の先生は「美しいロシア語を身につけるため」と説明した。


・国際関係学部は、外交官志望者が学ぶところ。
外交官は幅広い知識を身につける必要がある。
世界の宗教、哲学、歴史、経済学、社会学、政治学、国際法など、あらゆることを勉強させられた。
試験の形式だが、筆記試験はほとんどない(レポートはある)。
口頭試験がメイン(ロシアの初等中等教育も、数学や作文以外は、口頭試験が中心)。


・どのような試験かというと、例えば歴史であれば、
「日米が開戦に至るまでの経緯を話しなさい」といったようなこと。
日本とアメリカが戦争にいたるまでのプロセスを、全部覚えてロシア語で話す必要がある。
要するに、本の内容を1冊丸々覚えなければ試験に通らない。


・1、2年目は分量の多さに挫折しそうになったが、3年目になると、だいぶ余裕が出てきた。
記憶力がどんどんよくなったから。


・私がロシアにいて、何を聞かれるかといえば、
「禅の本質を教えてくれ」「武士道の本質を教えてくれ」といったこと。
日本人の私に「英語を教えてくれ」と頼むロシア人はいない。
国家も個人と同じく、経済では上がり下がりがある。
苦境に陥ったとき力を与えてくれるのは、外国ではない。
それは私たちの歴史であり、私たちの文化。


※コメント
改めて、記憶力の大切さを実感した。
そして記憶力は訓練や慣れによってどこまでも鍛えられる。
それを鍛えることによって仕事や人生に役立つ。



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