『国際インテリジェンス最新事情』

国内外でのインテリジェンスに関する最新情報、分析をお届けします。 スパイ、謀略、国際政治、ビジネス情報戦、情報史、など盛り沢山の内容となっております。

◆まぐまぐメルマガ『国際インテリジェンス機密ファイル』ご紹介。 ご登録はこちらです→ http://www.mag2.com/m/0000258752.html 世界のインテリジェンスに関する公開・非公開情報をお伝えします これを読めば貴方も一流のスパイになれるかもしれません。 スパイ、秘密工作、国際政治、暗号、国際ビジネス、歴史、外交、 軍事、危機管理、政治に関する第一級の情報になっています。

◆ブランド&デザイン戦略

◆樹崎聖『悪魔の脚本、魔法のデッサン:10年メシが食える漫画家入門』を読み解く



◆樹崎聖『悪魔の脚本、魔法のデッサン:10年メシが食える漫画家入門』を読み解く




※要旨


・「おもしろい」とはどういうことか?
自分の描いている物語はなぜ「面白い」のか?
プロであれば、そこは常に意識しなければならない。


・人間は砂漠で暖房を売りつけることだってできるのだ。
その暖房がいかに魅力的で価値があるかを
魅力的に語るだけで。


・脚本だってまったく同じなのだ。
どんな立派な思想があったとしても、
代価に足る魅力を読者に感じてもらえないと意味がない。


・異世界を知る。
若い頃は、旅に出ることも価値がある。
生まれ育った場所が美しい田舎であっても、
ずっとそこにいる人には当たり前の景色でしかない。
ほかを知って違いがわかり、
初めて生まれ故郷が美しいとわかるものだ。


・金銭に余裕があれば外国旅行もいいだろう。
ホームステイできればなおいい。
ただし、できるだけ観光地でないところがいい。


・歩くことだ。
発見することだ。
身近な異性のちょっとしたしぐさを
好きになってみよう。


・迷いのない線は美しい。
途切れ途切れの線はみっともなく、
時間がかかる。
ある程度速くなければ、
美しい線は描けない。


・難しいことを難しく描くのは普通。
簡単なことを難しく描くのは愚者。
難しいことを簡単に感じられるよう描くのが賢者だ。


・漫画家は賢者でなければならない。
読みやすさは漫画の大きな長所だからだ。
わかりやすさこそが、
多くの人に読んでもらうには大切なことなのだ。


・楕円こそ魔法の杖。




※コメント
漫画というのはどのようにできるのか、解説してくれる。
マンガは、一つのPR手段であり、
世界中で通用する。
自分で企画できるようになりたい。


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★コリン・グレイ『現代の戦略』新刊本。
(翻訳:奥山真司)
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古今東西の戦争と戦略論を分析、
陸海空,宇宙,サイバー空間を俯瞰し戦争の文法と
本質について論じる泰斗による主著。

◆佐野研二郎『今日から始める思考のダイエット』を読み解く




◆佐野研二郎『今日から始める思考のダイエット』を読み解く



佐野氏は有名なアートディレクター。


※要旨


・そもそも、デザインとは何ページにもわたるオリエントシートや
さまざまな立場の人の考えやイメージを束ねながら、
整理整頓して具現化していくこと。


・課題や問題点の中の余計なものは省き、
同じような意味のものは束ね、圧縮し、本質を探っていく。
それをわかりやすく素早くビジュアルにしていく。


・僕たちアートディレクター、デザイナーは、
年賀状のデザイン、印刷や形状に凝る人がたくさんいます。
しかし、どんなに凝ったものでも手書きで、
「今年もよろしくお願いいたします」や「自分の名前」が入っていないものは、
それほど嬉しくないものです。


・アートディレクターという立場でプロジェクトに携わっている僕には、
どのようなことが求められているのか。
それは、

「目的を明確にし、複雑なものをまとめて、簡単にすること」


・名前は、ビジョンの集約なのです。


・コピーライターの秋山晶さんがこう言っていた。
「だれかに向けて手紙を書くように作らないと伝わらない」


・締め切りは、目標になる。


・僕は毎日6時半に起きるようにしている。
そして軽くジョギングしたあと、風呂に入りながらリラックスして、
雑誌や本を読み、ざまざまな情報を吸収する。


・朝、ジョギングしているときや自転車に乗っている時に、
思い浮かんだアイデアは、スケッチし、
写メールで撮ってスタッフに送り、
自分が会社に着いてから説明するより先に、
朝一で作業してもらう。


・写真の解像度が低いからこそ、
アイデアの本質を見ることができ、
またスピードが早いやりとりなので、
すぐにその方向性でいいのかをジャッジできるわけです。


・いつだって、いいアイデアは現場にある。


・すべての仕事は伝言ゲーム。


・口に出すことは、問題点を浮き彫りにすること。
自分で話しながら、検証していく。
うまく話すことができない場合は、
まだまだコンセプトが弱いということ。
そのアイデアを見直す必要がある。



・1つの企画に、最低10案。
世の中に出るものの下には、100のボツが眠る。


・太い幹を地上に出すために、ボツ作品という根を張る。


・難しいことは1枚の絵にする。
図解して相手に伝える。


・図解することは、ものごとが明確化して、
プロジェクトを先に進ませる強い武器になる。


・体を動かすことは、自分で考え、判断すること。


・机でなく、街のなかにヒントがある。
閉じ込められた空間ばかりにいるのではなく、
街に出て、人に会うことも重要です。


・アイデアは、何度でもリユースすることができます。
良いアイデアは、切り捨てず、大切に寝かせておけば、
また日の目をみることがあるかもしれない。


・時間が経っても風化しない、
心のどこかに残っているアイデアというのは、
とても良いアイデアであることが多い。


・アイデアは財産です。
使いまわすという考え方ではなく、
新しいものを生み出すきっかけになるように、
大切にとっておくべきもの。


・ベネッセの福武会長は、東京に集中してしまっている
現在の日本文化や生活を見直すために、
「ベネッセアートサイト直島」など率先して手がけている。
理想を追求し、すでに100年後を見据えて今からどんどん行動されています。
60歳を過ぎてから、ヘリコプターの免許を取得するなど、
まさに「攻め」の人なのです。


・不況のときこそ攻める。
問題は、アイデアで解決できる。
クリエイティブな発想やアイデアが問題を解決する。


・「キャラクター」は、広く長く届く「万国共通の言語」


・100年のブランドを育てる。
次の時代まで残らなければ意味がない。


・キャラクターは人格を持ったシンボルマーク。
キャラクターは、非常に高いコミュニケーション能力を持っている。


・愛される人格を作ることがブランディング。
日光江戸村の「ニャンまげ」など。


・1年経っても2年経っても、ちゃんとそこにあること。
広告コミュニケーションの本質を気付かせてくれたのは、
実は、このニャンまげだったのです。
そして、10年以上経った今もなお、
ニャンまげは、ちゃんと存在していて、人気者。


・移動中の新幹線や喫茶店でラフスケッチを描き、
その絵を写メールで撮影し、それをスタッフに送り、
制作をしてもらうことがある。


・50歳のオジサンと15歳の女子高生。
絵のダジャレは、共通の言語。


・ダジャレとは、好かれたい気持ちの表れ。
相手とコミュニケーションを取りたい、
その態度が、ダジャレとして表れるのです。


・アートディレクターは、デザインだけする人と思われがちですが、
実は、コミュニケーション全体をデザインしながら、
細部のデザインまですべてを統括しているのです。


・10年後をイメージして、1年後を考える。


・すぐに取り掛かる。
すぐに作る。




※コメント
多くのデザインを手がけた思考法を学べる。
彼のデザインを見ることでいろいろインスピレーションが湧いてくる。


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◆有川真由美『世界の美しい空港』を読み解く




◆有川真由美『世界の美しい空港』を読み解く


※要旨


・空港では、どんな時代であっても長年にわたり、
「出会いと別れの場所」「玄関口」として、
さまざまな人間模様が描かれてきた。


・そこはアクティブに動き続けている場所であり、
筋書きのないドラマと人間模様が毎日上映されている場所なのである。


・国際空港はその国の玄関口であり、顔である。
その国のファーストインプレッションとなる場所である。


・空港という存在が気持ちを高揚させるのは、デザイン性の高いターミナルビルが、
非日常の空間を演出しているからだ。


・空港に行くと軽い高揚を感じるという人は少なくないだろう。
ターミナルの先にみえるエアラインの機体や、
颯爽と闊歩するCAなども重要な要素だ。


・空港に着くとすぐに、その国の空気を味わいたいと思う。
だから私の好きな空港は町までの風景を楽しめる空港だ。
いちばんはギリシャのアテネ空港だ。


・異国の小さな地方空港が好きだ。
100回近く通っているハワイなら、モロカイ空港。
タラップを降りる瞬間、暑く乾いた風が身体にまとわりつく。


・ドバイ国際空港が凄い。
空港内の時計はすべてロレックス。


・空港を好きになることは感受性や好奇心、心の余裕や思い込みの強さが必要であったりする。
そこに男女の差はないと考えていい。


・空港という言葉にさえ心が反応し、
音楽や映像にも反応するようになる。
そんな経験や記憶が混ざり合い、
自分自身のなかで独自の空港観ができあがる。


※コメント
たしかに空港に一種独特のワクワク感がある。
なんともいえない、これから起こる楽しみを駆り立ててくれる。
空港を訪れたいために、海外へ行きたい。


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◆永井一史『経営はデザインそのものである』を読み解く


◆永井一史『経営はデザインそのものである』を読み解く


※要旨


・「私は成長のために優雅さや気品を犠牲にし、
質を落とすようなことは絶対に認めていない。
会社が成長すればするほど、
より高いレベルの独創的で革新的なデザインの開発に、
ますます投資できるようになる」
(ハワード・シュルツ、スターバックスCEO)


・「ビジネスとは、人を熱中させ、面白く、
クリエイティブな本能を駆使するものでなければならない。
私のビジネスをしたいという意志の根幹には『楽しさ』があり、
それが私が初めからやってきたことのすべての核心をなしている」
(リチャード・ブランソン、ヴァージングループ会長)


・日本の美意識、価値観が世界にない持続する企業を輩出する。


・戦略は、「戦を略する」。
戦いをどうやってしないようにしましょうか、ということ。


・ビジョンへの共感が仲間と顧客を生む。


・ビジネスを人物にたとえると、社会性も文化性も自然と表れる。


・デザインがまだ世にないものを可視化する。


・言葉と数字だけでは構想力や伝わり方に限界があるのも事実。


・人は見えていないものを目標にできない。
ビジョンとは、単なる夢や目標ではなく、
鮮やかに視覚化された映像に近いものであるべき。


・具体的で魅力的なイメージを持てば、持つほど夢に近づくことが可能になる。


・魅力的なイメージを描くには、デザインの力が極めて重要。


※コメント
デザインの大切さは、何度言ってもよい。
何回も言葉で言うだけでなく、美しいデザインを見ることを優先させたい。
100の議論よりも一つのデザインだ。


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◆大口二郎『稼ぐデザイン力、経営者・管理職のためのデザイン戦略入門』を読み解く




◆大口二郎『稼ぐデザイン力、経営者・管理職のためのデザイン戦略入門』を読み解く


※要旨


・デザイン力は企業を成長させる原動力。


・商品デザインをデザイナー任せにする時代は過去のものとなった。
経営幹部はデザインに対して明確な考え方を持たなければ、
会社の存続さえ危ぶまれる時代が来た。


・トップがデザインに関心を持つことが大切。


・最後はやはりトップ自身がデザインのセンスを磨く努力をすること。
何が良いのか、悪いのか、自分で判断するクセをつけること。


・オリジナルのデザインは時間をかけて育てるもの。


・デザインを考えるということは、
実は自分の所属する企業についてよく考えるということにもつながる。


・統一感と連続性を保つことを考慮する。


・時代背景をしっかりとらえることで自ずとデザインも決まる。


・自社のデザインは「資産」につながる。


・デザインの決定は「現物主義で」。


・デザインを強くすることは企業を強くすることにつながる。


・また知財としての自社のデザインを守ることも大切なテーマ。


・競争こそ、デザイン力向上のキーワード。


※コメント
あらためてデザインの大事さを悟った。
デザインこそ、チームの象徴であり、戦略のキモだ。
今後も、自身のデザインパワーを強化したい。


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◆戸矢理衣奈『エルメス。ブランドのなかのブランド』を読み解く



◆戸矢理衣奈『エルメス。ブランドのなかのブランド』を読み解く


※要旨


・圧倒的に高価でありながら異常なまでの人気を得た背景には、
高水準の職人技術はもちろん、徹底した同族経営、巧みな広報・商品戦略があった。


・馬具工房としての創業から160余年、伝統と革新を織り交ぜながら、
発展を遂げた「最強ブランド」の勝因を、日本とのかかわりに注目しつつ多角的に分析する。


・「世界で最も深刻な不況にあるといわれながら、
日本の消費者が国際的高級ブランドの業績を支えるという不思議な構図」だと評されて久しい。


・別格の存在感。
シャネル、カルティエ、ルイヴィトン。
名前を挙げればきりがないが、数多のブランドのなかでもエルメスの存在感は別格だ。


・たしかにエルメスの皮革製品のこだわり抜いた品質、
飽きのこないデザインや耐久性は他を圧倒するものだ。
とくに20年、30年と大事に使われてきた鞄などは古びるどころか、
革自体の存在感がひときわ際立っている。


・エルメスの本社に取材を依頼したが、受け付けてもらえなかった。
担当者は、
「エルメスはブランドではない。
マーケティングも行っていない。
これまでもマーケティングを中心にして、
たくさんの取材依頼があったがすべてお断りしている」と、やや強い口調で話された。
そして、エルメスは職人の手仕事によって最高級の品物を作っているだけ、
という姿勢を強調されたのである。


・エルメスは、2013年にはすでに176年の歴史を数えるが、
決して順風満帆の道程を歩んできたわけではない。
幾度もの存亡の危機に直面しつつも、
ブランドイメージにぶれを起こすことなく乗り越えることで、
現在のブランド力を築き上げていったのである。


・その最大の立役者といえば、歴代5人の社長たちだ。
知名度のわりに小規模で、徹底した同族経営を誇るエルメスでは、
当主の意向がすべてを左右する。


・エルメスの五代目当主であるデュマ・エルメスはロベールの第4子でもあり、
そもそもエルメスを継ぐ気はなかったという、いわば傍流の社長である。
パリ大学法学部、パリ政経学院卒業後にアルジェリア戦争に従軍し、
ニューヨークのデパート、ブルーミングデールに研修生として半年間勤務した。


・「伝統あるブランドでも革新がなければ付加価値がない」
(デュマ)


・デュマは「高いブランドイメージを維持するためにどんな手を打っているか」
との質問に対して、
「開発、生産、販売を一貫してパリ本社が管理することに尽きる」と語っている。


・エルメスの魅力のひとつに、過去の製品でも現在の製品でも不思議に統一感があり、
ロゴがあるわけでもないのだがエルメスのものだと感じさせる「雰囲気」がある。


・「エルメスは、160年にわたって時代の先端であるよう努めてきたが、
6ヵ月ごとに変わるようなファンションの中に、身を置くことはしない」
(デュマ)


・流行を超越したスタイルは、時代そして地域を問わない人気の源泉であり、
エルメスが「別格」「ブランドのなかのブランド」と称される所以ともなっている。


・「デザインの源には資料となる実物が存在するわけで、必ず何らかの『物語』が隠されている」
デザイナーが語るように、エルメスのスカーフの最大の特徴は、
徹底した実物や実話の描写による「物語性」が秘められている点にある。


・日本でもかつては、工芸品や織物のデザインのひとつひとつに意味が込められていた。
たとえばざくろは豊穣の、桃は幸福の象徴といった具合に、
職人たちのごく一般的な知識であった。


・「日本では伝統は単に過去の継承になっている。
一方、われわれは伝統に新しい要素を常に取り込み、揺さぶり続けてきた。
そこが違う。
京都にはエルメスに力を与えてくれるエネルギーの源があるが、
日本はそれを生かしていない」
(デュマ)



・ファッショナブルでないこと、モードを超越していること。
この点がエルメスの高級感そして別格感の源泉であり、
それが製品そして広報の各レベルでぶれなく伝えられることで、
エルメスは独自のステイタスを維持しているのである。


・エルメスでは馬具製造の出自から、簡素を旨とするデザインを得意としてきた。
簡素性を極めると、調和や美の構成則を探る幾何学や数論にまで辿りつく。


・エルメス本社には、長い歴史のなかで、
存亡に関わる危機を経験しながら淘汰を経てきた伝統と、
長期的展望に根ざした戦略がある。


※コメント
ブランドについて研究すると、いろいろな影の努力が見えてきて面白い。
それを維持、成長させるために日々並々ならぬ仕事をしているのだ。
ブランドづくりのために見習いたい。


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◆奥山清行『100年の価値をデザインする』を読み解く



◆奥山清行『100年の価値をデザインする』を読み解く


奥山氏は、社会システムデザイナー。
フェラーリなどのデザインを経験している。


※要旨


・クリエイティブなことを可能にするのは、後天的なセンスと、経験から得たスキルである。
そのための道具の使い方をマスターし、自在に使いこなし、世の中を大局的に捉えるマクロな視点と、
課題の細部までを理解するミクロな視点を併せ持つ。
そういう人が提案するアイデアが、時としてクリエイティブであると評価されるだけのことだ。


・海外で感じたことは、日本語は情報を伝える機能よりも、
自分の今の感情、ポジションなどを表現する機能に優れている。
つまりファジーな全体の中での自分のポジションやフィーリング、感情を伝える機能が高いということだ。


・手で描き写すからこそ、秘密がわかる。
GMに入社して一年目、僕はデトロイトでひたすら周囲を観察した。
一通りのことがわかると、彼らが求めているものが見えてくる。
彼らが欲していたのは、日本人らしいデザインなどではない。
GMの顧客がGMに求めている、アメリカらしい魅力に溢れた新しいクルマだ。


・そこで僕は何をしたかというと、毎日昼休みに巨大な中央図書館に行って、
昔のカタログやクルマのデータなど、古い資料をひたすら漁って勉強した。
そして、気に入ったものは自分のスケッチブックに描き写した。
昔の自動車カダログのビジュアルは今のような写真ではなく、すべて絵だ。


・商品企画と戦略のコンセプトが固まったら、その次にデザインスケッチを描く。
真剣に考えた絵を、毎日20枚くらいのペースで3ヶ月描き続けた。
なぜそんなに描いたのかといえば、
「たくさんの中から選ぶからいいものが出てくる」
としか答えようがない。
これは同じ世界を目指す後輩に向けてのメッセージだが、
若いデザイナーは質を追うならひたすら数を出せと言いたい。


・どうしてプロがアマチュアに勝てるかといえば、プロは常に量をこなし、
来るか来ないかわからないチャンスのために常に準備するからである。
それがプロというものだ。


・情報発信しないデザイナーはデザイナー失格。
誰も知らないということは、すなわち存在しないと同じことだ。


・アイデア出しの方法はいろいろあるようで、以前、テレビ番組で村上龍さんとお話していたら、
物書き方は原稿用紙でアイデア出しをすることがわかった。
手を動かしながら文字を書いていくのは絵の場合と同じで、
やはり最初のうちは頭で考えた言葉を手が書き写すだけである。
しかし、そのうち筆が走っていくと、肩から先が勝手にものを書いてくれるようになるのだという。


・それぞれの方法に共通しているのは、予想外のアイデアが生まれた時、
自分自身が一番ビックリするということだ。
文章でも絵でも、ブレストでも、対話というアイデアのキャッチボールによって、
思いがけない傑作が出てくる。


・高級な腕時計を手にしている人は、時間を見ているのではない。
その腕時計を見ているのだ。
自分の肉体が滅んだ後も時を刻んでくれるはずの時計を眺め、
未来から見た自分の人生に思いを馳せているのである。
そのことをスイス人は理解している。


・商売において、自分で買いたくなるようなものを売るというのは原点だ。


・ものづくりには2つの現場がある。
生産と販売だ。
そのどちらも自らの五感で感じることが重要だ。
僕がこのような徹底した現場主義を学んだのは、イタリアで働いていたときだ。
そこで僕は「必ず現場に答えがある」ということを肌身に染みこませてきた。
何軒も客先の現場を訪問していくと、そのうち質問をしなくても、
「あの人たちならこれが欲しいだろうな」
と想像がつくようになる。


・これからの100年をデザインする。
新しい社会システムを作り上げる。


・「絵で見せる」というのは、人々の心をまとめるのに想像以上の力がある。
人間は本来、視覚重視の動物だからだ。
言語や文字が生まれるはるか以前から、人類は絵を描いていた。
だからこそ、概念を絵にして見せられる僕らのような存在が、
さまざまなプロジェクトの要のポジションにいられるのだ。


※コメント
たしかに手書きというのは温もりがある。
最近のアニメは、なにか物足りない。
技術が発達したかもしれないが、昔のアニメには何か魂がこもっていた。


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◆ニール・ゲイブラー『創造の狂気:ウォルト・ディズニー』を読み解く



◆ニール・ゲイブラー『創造の狂気:ウォルト・ディズニー』を読み解く


※要旨


・およそ「クリエイター」と呼ばれる人々は、自我が圧倒的に強く、
管理されることを極端に嫌うため、組織としてまとめることが難しい。
モメゴトは必ず起こるし、優秀なヤツは辞めていく。


・ウォルト・ディズニーが、クリエイターの組織化という難事業を長きにわたって、
成し遂げ得たことは、よく知られている。
ディズニー・プロダクションズでは、多くのトップ・クリエイターが、
自分の名前を出すことなく、ウォルトの名前の下で作品を発表することに甘んじていた。


・ウォルト・ディズニーのクリエイターとしての最大の業績を指摘しておきたいと思う。
それは「音楽と映像の融合」である。


・人々の記憶に残り続け、繰り返し鑑賞される映画は、音楽の優れた映画である。
『タラのテーマ』のない『風と共に去りぬ』や、『As time goes by』のない『カサブランカ』は、
ただの凡作に過ぎない。
映像芸術において、音楽と映像は間違いなく互角の領域である。
日本でそれに気づいている映像製作者はまだまだ少ないため、
製作過程でも、音楽付けはかなり軽視されている。


・本書を読み終えたなら、映画『メリー・ポピンズ』を再見されることをお勧めする。
この映画は、ウォルトが晩年、仕事の終わる金曜日に、シャーマン兄弟をたびたびオフィスに呼び寄せ、
兄弟に歌うように頼み、その歌を聴きながら窓辺で涙を流していたという『2ペンスを鳩に』の主旋律で始まる。
あの曲で泣くことは、ウォルトの人生とその作品を心から愛した者だけに許された特権である。


・建築評論家のピーター・ブレークは、
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(フロリダ)を実地で学ばなければ、
建築科の学生を卒業させてはならない」とまで言い切る。


・「ウォルトは人付き合いが苦手だった」と、スタッフのキンボールは話している。
「彼はワーカホリックで、仕事が生活のすべてだ」


・ウォルトはスタッフに対して、テレビ番組制作において、クオリティにこだわるように指示した。
ディズニーの旧作漫画や映画を再放送しすぎると、
視聴者はこの番組を古い素材の寄せ集めと判断し、失望するだろう。
ディズニーのブランドに値するものでなければならない。


・ウォルトは、ディズニーランド建設に向けて、
「ディズニーランドをユニークでほかと異なるものにするためには、
ディテールにこだわらなければならない。細部を失えば、全てを失うことになる」と述べている。


・金に無頓着なウォルトが壮大なコングロマリットを構築できたのは、
兄ロイの経営的な協力があっただけではなく、トーキー映画、カラー映画、テレビ、
親子で楽しめるテーマパークなどと、ディズニーの将来を見据えた鋭い経営的直感に負うところが大きい。


※コメント
数多くの部下と衝突をかかえながら、ディズニーブランドを気づき上げたウォルト。
クリエイターとして、彼から学ぶことはたくさんある。
彼の壮大な発想力は、どこから来るのだろうか。
興味は尽きない。


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