『国際インテリジェンス最新事情』

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December 2013

◆猪瀬直樹『決断する力』を読み解く




◆猪瀬直樹『決断する力』を読み解く


いま、話題の猪瀬知事。
どのような決断をするか注目したい。


※要旨



・東日本大震災の際、千葉県市原市にある石油コンビナートが炎上した。

東京都消防庁の防災部長を呼んで、消火艇を出動させた。
本来なら千葉県から総務省に要請が出され、そこから東京都に連絡される仕組みだ。
防災部長と相談して、そのプロセスを飛ばした。

石原都知事には事後報告で「先に行っちゃいましたよ」と伝えた。
たぶん森田健作・千葉県知事から後で出動要請の電話があるはずだから、
それを見越して先に行かせたということだ。

石原さんは「そうか。それでいい」と一言。
一時間後、森田知事から電話がかかってきた。


・何が大事なのか。
いま最優先で取り組むべきことは何か。
危機の最中に何よりも重要なのは、ルールを守ることよりも、即断即決の実行力だ。



・危機は一瞬で過ぎるものではない。
刻々と変わる状況に合わせて、つぎつぎと手を打たなければ、
機会はどんどん失われ、場合によっては手遅れになる。

そのためにはできるだけ正確な状況をつかむこと、
集まってきた情報をもとにその場で決断を下すこと、
そして結論を速やかに関係者と共有すること、の3点である。


・現場の情報を一箇所に集め、そこで決断して、関係者に伝達する。
現場は現場で動いているから、情報の流れを整理して、
必要な人に必要な情報が行き渡る様にする。


・刻々と変化する状況では、情報の流れを滞らせないことが重要だ。
現場の情報を吸い上げ、必要な人に伝達する。
ソーシャルネットワークの得意分野だ。



・立ち止まっている時間はない。
走りながら考える。

危機の瞬間は、完璧さを求めてはいけない。
限られた情報をもとにまずは走り出す。
状況に変化があれば、後から修正を加えていく。



・スピードこそ命。
迅速な意思決定せよ。

仕事ができるとは、仕事が速い、という意味。
決断はスピード。
実行もスピード。
それが人の信用の基準。
わかる人には、わかる合言葉。



・組織の中から情報を吸い上げるだけでなく、外からも直接情報を入手する。
当事者同士でやりとりすれば、ダイナミックな動きも可能になる。



・東京都副知事としての僕には、当初、机と椅子と部屋しかなかった。
ラインを持っていない。
会社で言うと「部下も事業部も持たない副社長」のようなもの。


僕の仕事は日本政府との折衝(戦い)と、「その他知事の特命事項に関すること」の2つだけ。
ところが「その他」とあるのがミソで、石原知事の特命事項として、
その他さまざまなプロジェクトを立ち上げればいいのである。



・「変人」の混ざり具合が重要。
周囲の反対を押し切りやらなければならないことがある。
震災は国難であり、国民としてどう課題を共有して乗り切るか、
リーダーが決断しなければならない。

リスクのない対処法などないのだから。
こういうときは、変人じゃないと乗り切れない。



・週末は体力をつくる。
これ、あたりまえの備え。
もうひとつ週末にしかできないこと、本や資料を読み込む集中力。
ある意味、平日より土日のほうが仕事密度が高い。
仕事は、発想力があるかないか。



・日常使っているネットワークこそ役に立つ。
最後の切り札は周到に用意する。
しかし、普段使っているものほど、緊急時にも役に立つ。

平時だからこそネットワークの強化・複線化に取り組むべき。


・緻密なシュミレーションで、想定外をなくす。
印象ではなく客観的なデータ、意見ではなくファクト(事実)が正しい現状認識を生む。
データと事実の積み重ね。
これに勝るものはない。


※コメント
猪瀬氏の発信力は強力だ。
本やネットを駆使した彼の情報発信は、官僚組織にとって脅威だ。
官僚組織にも言い分はあろうが、普段から猪瀬氏のようにソーシャルメディアを使って、
国民との対話をしていると、何かあったときに強大な支援体制になってくる。
言葉の大切さ、発信する大切さを学べる。


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◆猪瀬直樹『言葉の力、作家の視点で国をつくる』を読み解く



◆猪瀬直樹『言葉の力、作家の視点で国をつくる』を読み解く


猪瀬氏が辞任表明した。
今後、彼がどのように言葉の力を発揮するか注目したい。


※要旨


・ツイッターやメールなどの新手のネットワークが機能することで、震災後、自治体の枠組みに限定されずに支援のネットワークが拡がった。



・大震災は、好むと好まざるにかかわらずソーシャル・メディアの時代の到来を告げた。


・世界をとらえる道具は何か?
それは「言葉」に他ならない。


・なぜ本をたくさん読まなければいけないか?
その理由を簡潔に述べるなら、本イコール他者だからだ。


・きちんとした説明、プレゼンテーションには、言語技術を身につけることが必要不可欠だ。


・じつは、「つまらない会話」に見えるものが、人間関係の潤滑油となって最も人と人を結びつける面がある。
「場をつなぐ言葉」を身につけよ。


・言語技術を身につける猪瀬流ノウハウは、かんたんで、知ったかぶりをしないこと。
好奇心を絶やさず、当たり前に見えることでも、当たり前だとは思わない。



・本は衝動買いしなさい。


・いま最も「言葉の力」の再生が求められているのは、政治家、官僚であり、そしてそれをチェックする側のメディアなのである。


・大震災のとき、総理大臣は、衆知を結集し、ビジョンを示し、印象に残るような言葉で国民を勇気付ける必要があったはずだ。


・感性を研ぎ澄ませるためには、「なぜ」と疑問を抱き、仮説を立てることだ。
「ワンフレーズ・ポリティクス」と言われた小泉元総理も、作家の石原慎太郎都知事も、そして僕も直感、感性の人である。


・感性とはすなわち論理なのだ、ということは言語技術の要諦なのである。
思考回路は文体に表れる。
ぐさりと突き刺さるような言葉、知的に握力がある言葉とも呼ぼうか。



・言語の力とは、引用、検索する力と言い換えることができる。
そもそも自分のなかに言葉をしまっていなければ、検索しようがない。


・どんなライフスタイルを築くにしろビジョンを生み出すにしろ、その思想を鍛え上げ、磨き上げていくとしたら、われわれの「言葉の力」からである。



※コメント
チャーチル、ドゴール、ナポレオンなど、偉大なリーダーは、みな作家的要素をもっており、文筆家である。
日本復活のキーワードは「言葉の力」かもしれない。
今後の猪瀬氏後継の動向にも注目したい。


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◆猪瀬直樹『突破する力。希望はつくるものである』を読み解く




◆猪瀬直樹『突破する力。希望はつくるものである』を読み解く


猪瀬知事が辞意表明した。
この状況をいかに突破するのか、見極めたい。


※要旨


・孤独を友として仕事と向き合った時間は、けっして自分を裏切らない。
ギリギリまで自分を追い込めば仕事力が磨かれて、それが閉塞状況を打ち破る武器になる。


・お酒の席を適当なところで切り上げる習慣は、いまも変わっていない。
会食があっても一次会で帰り、夜は西麻布の仕事場で一人、原稿に立ち向かう。
何のことはない、60歳を超えたいまも未来は不透明であり、
真っ暗なところに希望の灯をともすために仕事と向き合い続けているのだ。


・専門外の仕事こそ、貴重な糧になる。
自分の専門分野に閉じこもってしまうと、視野が狭くなって柔軟性がなくなってしまう。


・精神的に行き詰っている人に提案したいのは、いまの仕事とは別の世界を持つこと。
とにかく仕事と関係のない世界を持てば、気分転換になるだけではなく、
自分を多面的に見つめられるようになる。
僕は週末にはなるべく仕事と別の時間を持つようにしている。


・自分の武器は弱点のなかにある。


・短所と長所は紙一重。
短所も裏返せば、立派な武器になる。
ビジネスマンも、短所から自分の強みを発想すべき。
たとえばパワーポイントが苦手だったら、手書きの企画書で勝負すればいい。
そのほうが凡庸な企画書より目を引くはず。


・出遅れた人が自分の手で自由と未来をつかむには、どうすればよいのか。
鍵になるのは、企画力と楽観主義だ。


・耳と同時に目に訴える伝え方のコツとは、
会議やプレゼンでの話し方についてもコツを伝授しましょう。
僕がよく活用するのは、紙のメモや資料。
じつは紙を上手に使うことで、トークの説得力は大きく高まる。
人間は視覚の動物で、目から大量の情報をインプットする。


・具体的には、キーフレーズを紙に書き、相手に指し示しながら話す。
紙にはキーワードではなくキーフレーズを書く。
会議やプレゼンの目的は、「どうする」の部分を決めること。
自分の主張もそこに集約されるのだから、述語を入れて立場を明確にしなければいけない。
たとえば、「○○プロジェクトについて」ではダメ。
「○○プロジェクトは中止すべき」というフレーズにして、初めてビジュアルの効果が発揮する。


・問題解決力は現場力。
解決策が見えないときに、まずやるべきことは。
僕が心がけているのは、事態が発生した現場に出向いて、自分の目と耳を使うこと。


・決断には葛藤がつきもの。
あちらを立てればこちらが立たずで、難しい局面での決断ほど批判が出る。
それでもあえて自分の責任で決断を下すからこそ、その覚悟が顔に刻まれていく。
「男の顔は履歴書だ」
といったのは大宅壮一だが、まさにその通り。
決断の回数は、顔に表れる。


※コメント
猪瀬氏の今後に注目したい。
作家に戻ることになるだろう。
いままでの経験を生かし、いろいろと恩返ししたいと述べてました。


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※要旨。


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あなたもこの方法を使えば、急ピッチで独立準備が完了して、
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◆千田琢哉『1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書くボクのインプット&アウトプット法』を読み解く




◆千田琢哉『1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書くボクのインプット&アウトプット法』を読み解く


※要旨


・大量インプット&アウトプットの極意は、呼吸にあり。
呼吸のポイントは、吐くことである。
息を完全に吐き切ると、自然に大量の息を吸うことができる。


・恥をかいた瞬間というのは、最も多くを学んでいるということだ。
それまでの平穏無事な人生すべてよりも、広く深くインプットをしたはずだ。
挑戦しなければ、恥をかくことはなかった。


・学校の授業で憶えているのは、勉強以外の雑談だけ。


・うっかり寝食を忘れて読破した本の山は、あなたの将来そのものだ。


・あなたがアウトプットした文章に対する周囲の反応は、気づきの宝庫なのだ。


・何かを成し遂げようと思ったら、誰かに応援してもらわなければ不可能だ。


・「別れのない出逢いはない」と考えると、すべての出逢いに感謝できる。


・人脈が豊富な人は、毎月1人と知り合い、
年間で12人と知り合えば御の字と考えていた。
人脈が乏しい人は、毎月100人と名刺交換することを目標にしていたのに、
年間を通して誰とも知り合いになれなかった。


・相手をドキドキ、ワクワクさせるためには、まずあなたが勉強することだ。
自分の興味を深めることが真の勉強だ。


・自分の一番好きなことを10年間深堀りしていくと、必ず魅力的になる。
10年間深堀りするためには、様々な分野と繋がっていかなければならない。


・予定変更に強い人間こそが、お客様から絶大な信頼を勝ち取るのだ。
予定変更に食らいついていけば、必ずそこには新しい出逢いがある。
計算し尽くされた出逢いは普通だが、計算違いの出逢いには感動があるのだ。


・仕事を与えられた瞬間、相手の予想の倍のスピードで仕上げて驚かせるのだ。


・コンサルタントは出世すると、
分析屋さんや調査屋さんではなく営業マンとしての力量が問われるようになる。
分析や調査は下っ端の仕事であり、
リーダーは部下を食べさせるために外から仕事を受注してこなければならなくなる。


・仕事の受注が途絶えたら、どんなに明晰な頭脳でもリーダーではなくなるのだ。
受注が途絶えないようにするためには、
プロジェクト中に次の展望を先読みして企画を仕上げておくことが求められる。


・現在のプロジェクトのアウトプットが、次のプロジェクトのインプットに繋がるのだ。


・本気で夢を早く実現したければ、メールを短くすることだ。
相手の命の断片である時間を奪わないためだ。
その結果、相手からレスポンスもすぐに届く。


・どんなに小さな成功でもいいから、継続することにひたすらこだわることだ。


・1社から100万円もらっても、その1社が途切れたらそれでおしまいだ。
継続できる人は、100社から1万円ずつもらって100万円を作ろうと考える。
この作業はとても地味だが、長期的に安定した資産になる。


・いつも安定感があって、優雅な人生を歩んでいる人がいる。
それは習慣によるものだ。
お金持ちはどんなに苦しくても、毎月必ず1円でも黒字にするように務める。


・お金持ちにの財布はスリムだ。
お金持ちはポイントカードを持たされる側ではなく、発行する側なのだ。


・子どもを腑抜けにしたければ、あなたはできるだけたくさんのお金を残せばいい。
子どもを幸せにしたければ、あなたは生き様を見せながら知恵を残せばいい。


・値段交渉しないだけで、時間と人望が買える。


・値段交渉しないことだ。
相手から提示された値段に対して、その場で結論を即答する。


・成功者はとにかく無駄な時間を嫌悪する。
成功者は、値段には必ず意味があり、誠実にそれに報いたいと考える。


・値段交渉しないだけで、膨大な時間と人望が買えることをお約束する。


・美女とお金は、知恵と勇気に群がる。


・地獄を自力で乗り越えた人間が将来晴れて成功したら、地獄の経験がネタになる。
地獄から自力で這い上がってきた人間の顔は、本当にいい表情をしている。


・ストレスを仕事で発散する人は、いつも健康的で爽やかだから人にも好かれてドンドン出世できる。


・応援者を増やす方法は簡単だ。
応援者を見つけて、きちんとお礼を言うことだ。
あなたが見つけてお礼を伝えた応援者の数が、あなたの応援者の数だ。


・周囲から応援されながら成功している人を観察していると、
応援者を見つける達人なのだ。
結果として、見つけられた応援者は、ますます応援してくれるようになるのだ。


・人生の時間を倍増させる方法がある。
いちいち下書きをしないことだ。


・もし本気で人生を変えたいのであれば、あなたから挨拶してみることだ。
人生すべてのコミュニケーションは、会釈からスタートするのだ。


・ここ一番では、とりあえず深呼吸をしよう。
ここ一番でかっこいい深呼吸ができるために、普段から練習しよう。


※コメント
やはり大量の本を書いている千田氏は、大量のインプットをしているようだ。
アウトプットがインプットとのいい循環ができている。
どちらに偏るのではなく、両方大事だ。


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◆福山隆『防衛省と外務省:2つのインテリジェンス組織』を読み解く




◆福山隆『防衛省と外務省:2つのインテリジェンス組織』を読み解く


※要旨


・筆者は、1947年生まれ。
防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊幹部候補生として入隊。
1993年、連隊長として地下鉄サリン事件の除染作戦を指揮。
西部方面総監部幕僚長、陸将を歴任、2005年退官。


・またその間の一尉から三佐にかけて外務省北米局安全保障課(当時)に2年半、
在韓国日本大使館で防衛駐在官として3年間、勤務した経験がある。
この間に、防衛庁(当時)と外務省のインテリジェンスに関する関わり方や、
インテリジェンスの収集・分析・活用などを具体的に見る機会を得ました。


・情報を制する者は天下を制す。
すべては情報が決する。


・情報が命運を左右するのは、桶狭間の戦いのような局地戦だけではない。
終結や復旧まで何年もかかる戦争や自然災害など、もっと大きな状況を乗り切るためにも、
精度の高い情報が不可欠です。


・国家や民族のインテリジェンス=「知恵」のレベルは、
軍や外務省など公的な情報機関の質や量だけで決まるわけではない。
すべての国民が持つ知識や情報が、その社会におけるインテリジェンスを支えている。


・外交インテリジェンスを代表する人物としては、アメリカの外交官ジョージ・ケナンを挙げておく。
その中でもとくに重要な仕事は、いわゆる「X論文」でしょう。
論文の内容は、長年にわたる観察と研究を踏まえて書かれた、ソ連という国家に関する総合的な論考。
彼は西欧文化とロシア文化に対する深い洞察と・理解をもつ人物。
アメリカの外交戦略家には珍しく、繊細な感受性と審美眼を備えた古典的な教養人。
彼の論文で提示された情報が理論的根拠となって、
「封じ込め政策」という冷戦期におけるアメリカの基本方針が確立された。

文化や歴史まで含めた幅広い視点で相手国の現状や将来を分析し、自国の長期的な政策に活かす。
これこそ、外交インテリジェンスに求められる最高レベルの仕事。


・ヒューミント(人的な情報収集)の長所は、人間同士のネットワークを広く深く張り巡らすことに成功すれば、
ほかの情報手段では窺い知ることのできない「奥の院」の声が聞けること。
大統領や総理大臣など、ある国の政権中枢にいる人物が何を考え、国を動かそうとしているかというのは、
第一級のインテリジェンスで、これは主としてヒューミントにより得られる。
ただ伝聞情報もあるので、偽情報を掴まされる可能性も短所としてある。


・知りたいことの95%は「公開情報」だけで解明できる。


・自衛隊で長く情報畑にいた佐藤守男氏は「公開情報」について、以下のように述べている。

「どのような情報資料であっても、紙背に鋭利な嗅覚を突き刺すことが大切である。
小さな情報資料の中にも、大きな価値を見出すことがしばしばである」

「たとえ、消極的・受動的手段であっても、収集可能な公開情報は何でも集めるという、
迫力に満ちた情報収集努力が、我が国では日露戦争以後、伝統的に欠如していたように思われる」


・軍事インテリジェンスの究極の目的。

1.国家に決定的なダメージを被る情報の入手。

2.自分たちが乗じ得る敵の弱点。
そこを突けば、自軍が勝利する確立を最大限に高められる。

このようなインテリジェンス入手することが、情報機関や情報員に課せられた最大の使命。


・昔の日本では、高いレベルのインテリジェンス能力を身につけた「忍者」「草の者」などと、
呼ばれる諜報員たちが走り回っていた。
群雄割拠の世の中で、各大名が激しいスパイ合戦を繰り広げていた。


・国家的なクライシスを迎えた場合、まず第一にやるべきは情報の収集。
質、量ともに十分な情報がなければ、「次の一手」について正しい判断や決定はできない。


・そもそも国家のインテリジェンス自体、広範な知恵や知識がなければ成り立たない。
軍事インテリジェンスだけを考えても、地質学、天文学、気象学、語学などあらゆる分野の知識が必要。
国民全体の知的レベルが高まれば高まるほど国家インテリジェンスのレベルが高まる。


※コメント
福山氏は、自衛隊の情報畑と外務省勤務を経験することによって、
日本のインテリジェンスの課題を熟知している。
より多くの国民が同じ課題を共有することによってさらにこの国はレベルアップできる。


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◆斎藤充功『陸軍中野学校・秘史』を読み解く


◆斎藤充功『陸軍中野学校・秘史』を読み解く


※要旨


・戦後29年、フィリピンのルバング島から生還した小野田寛郎少尉は、
陸軍中野学校二俣分校出身だ。


・小野田氏と同期でフィリピン戦線に配属されたA氏は小野田氏の29年間のルバング島生活を
「小野田がルバングで守ったのは丸福金貨だと思うよ。
目的は軍資金の隠匿、それ以外考えられない」
と、小野田氏の「残置諜者」の使命を推測した。


・丸福金貨とは戦争末期、大蔵省や造幣局の記録にも載っていない
前線軍部の物資調達用に密かに鋳造された金貨であった。


・中野学校の教官、秋草俊は遊びというフィールドワークを通じて、
学生たちの観察力や集中力、記憶力をテストした。
日頃から観察力や集中力を研ぎ澄ませて置かなければならない。


・1940年に入学したある中野学校出身者は授業内容を次のように回想する。
「われわれのころは、まだ教科書がプリントでした。
授業では、忠臣蔵47士の討ち入り前夜の潜行状態を解説したものがあった。
それと忍者の藤田西湖という人の話も聞きました」


・中野学校では情報戦士養成の実践教育だけでなく、
「己を捨てる精神、民族や国に尽くす精神」などの精神修養も重視された。
教材に使われたのは『古事記』や北畠親房『神皇正統記』、吉田松陰『講孟余話』などであった。


・中野学校では、軍事学の中に重要な兵要地誌を学んでいた。
兵要地誌とは「地理、地形、地誌を調査して作戦に活用する情報収集と分析」で、
研究対象国は英国、米国、ドイツ、フランス、イタリア、ソ連、中国、モンゴル、
南洋地域と広範囲にわたっていた。


・他に気象、交通、航空、心理、統計学なども学び、
精神教育では前出の古典を基本とした国体学が講義されていた。
外国語は英語、ロシア語、中国語の3カ国が任地によって選択コースに組み込まれた。


・「一般の軍事学になりますと、戦史と戦術、これを非常に重視しました。
それから一般学では、あらゆるものを教わりました。
法制関係、経済関係、宣伝、情報、陸運、海運の運輸関係など。
それと比較的重視されたのが語学。
語学の時間が相当ありました。
中国語、ロシア語、英語、それからマレー語の4班に分かれていた」
(中野学校出身者)


※コメント
いまでも語り継がれる陸軍中野学校。
現在い、秘密保護法や日本版NSCによって安全保障関係が注目される。
そのような中、中野学校が教えてくれる本質は現在にも通用する。


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◆和田竜『のぼうの城』を読み解く




◆和田竜『のぼうの城』を読み解く


※要旨


・時は乱世。
天下統一を目指す豊臣秀吉の軍勢が、関東攻めで唯一、落とせない城があった。
武州、忍城(おしじょう)。
周囲を湖で囲まれ、浮城と呼ばれていた。
総大将・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。
知も仁も勇もないが、誰にも及ばぬ「将器」があった・・・。


・長親は、たった二千の兵で、石田三成の二万の軍勢に立ち向かった。


・北条家は、三代の氏康なきあとも伸張を続け、上野、下野、常陸、武蔵、相模、伊豆、
上総、下総、安房に勢力がおよぶ、大小100以上もの支城を持った堂々たる大家であった。


・武蔵国の忍城は、現在の埼玉県行田市に位置した成田氏の居城である。


・武辺あるを最上の価値とする戦国の世においては、合戦の巧者ほど偉い。


・小田原城はかつて、戦国屈指の名将、武田信玄と上杉謙信が攻め、
ついに落とすことができなかった堅城なのである。


・秀吉は信玄、謙信とはケタ違いの男であった。
信玄にしろ謙信にしろ、小田原への侵攻は自らの領国からの「遠征」であり、
ひとたび領国から離れれば、背後の敵が自国に乱入しかねない状況の中での軍事行動だった。


・秀吉は、あるいは局地戦においては信玄、謙信に劣るかもしれないが、
戦を大局的に運営する戦略政略の点では傑出した名将だった。
九州までを配下に従えた秀吉には、後顧の憂いなどまずはなかった。


・秀吉は、米20万石(およそ3万トン)を駿河国の江尻湊、清水湊に集めて、
小田原攻めに参加する諸将に配り、さらには両湊に絶えず米を集積しておくために、
黄金一万枚をもって各地で米を買い集めていた。


・秀吉は、大軍をもって小田原城を包囲するだけでなく、その50万人にもおよぶといわれる大軍に、
絶えず栄養補給する手はずも整えていたのだ。


・脅しをあげて口を封じるからこそ、噂は真実をもって人から人へと伝わる。
すべてをぶちまければ家臣や百姓らは口を閉じる意味を知り、
内通の噂が北条家にまで漏れることはなくなるだろうと長親はおもった。


・秀吉は遊びに熱中しながらも軍略を練られるという奇妙な体質の男であった。


・古来、降伏を勧告する軍使は、容儀を正して敵将に相対し、相手の立場を重んじた上で降伏を説いた。
敵将は、「それならば」と軍使の情誼に打たれ、降伏を承諾するものである。


・武強に最上の価値を置く戦国の男たちは、灰になるまで戦い続け、
できるだけ多くの敵を討ち取ることで、自らの価値を後世に示そうとした。


・古来、籠城の固さは、その総大将の器量が決めた。
だが、もしも百姓たちを入城させて城を固く守るなら、その総大将の器量の大きさは尋常なものではない。


・戦国の男は勇敢な者を愛する。


※コメント
戦国武士の伝統は、現代の日本人にも受け継がれている。
当時の名言は、ことあるごとに引用され、現在でも使われている。
そういった戦国のストーリーを今後も語り継ぎたい。


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