『国際インテリジェンス最新事情』

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February 2014

◆山本博文『あなたの知らない群馬県の歴史』を読み解く


◆山本博文『あなたの知らない群馬県の歴史』を読み解く


※要旨


・群馬県は、ほぼ上野国に一致する。
海に接しない内陸県で、前橋・高崎市の2中核市、伊勢崎・太田の2特例市がある。


・群馬県域にあたる上毛野はさらに、豊穣をもたらした南東部の河川と北西部の高山とが、
軍事的観点から考えるとじつに理想的な天然の要塞をなし、
五世紀には大型の古墳が多数築造されるようになる。
そこにはヤマトとは異なる、独立した強い政権の存在が濃厚に匂う。


・上杉謙信が上野を支配するために、厩橋城(前橋市)はじつに重要な拠点だった。
まず、厩橋城は河川や陸上における交通の要衝地である。
軍勢の移動はもちろんのこと、経済の根幹を成す物流の動きを円滑にするには、必要な条件であった。


・上野国には重要な拠点となる城郭が数多く存在したが、
厩橋城はその中間地点に位置していた。
西の箕輪城、北の沼田城、東の太田金山城(太田市)などとの連携は、
欠かすことができなかった。
上野支配を行うための重要な位置に所在したのである。


・見事に関東出兵を果たした謙信は、
上杉憲政とともに赤城神社で「越山」(越後山脈を越えて関東に入ったこと)成功を祈願したという。
田中角栄の後援会「越山会」とは、謙信の「越山」にちなんで名付けられたものである。


・後北条氏が領国内に支城ネットワークを築いたことは、よく知られている。
一般的に戦国大名の城は、軍事的拠点と機能を有している。
同時に、城は領国支配のための政治的・経済的中心でなくてはならなかった。
そのような事情から、戦国大名が居城する本城を中心として、
領国内に支城のネットワークを形成することによって、円滑に領国を支配したのである。


・上野国において重要視されたのは、箕輪城(高崎市)と館林城(館林市)だった。
徳川家康が関東に転封された直後、箕輪城には井伊直政、館林城には榊原康政が配置された。


・高崎城のすぐそばには、利根川の舟運につながる烏川が流れ、
中山道の隣の宿駅には日光例弊使街道と交わる倉賀野宿もあった。
このような交通の要衝に城下町が形成されたことこそ、高崎が繁栄した最大の要因といえる。


※コメント
群馬というのは面白い地域である。
歴史的にもさまざまな戦国大名が交錯してロマンをそそる。
ぜひ一度、足を踏み入れてみたい。


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◆朝倉千恵子『仕事ができて愛される上品な作法』を読み解く




◆朝倉千恵子『仕事ができて愛される上品な作法』を読み解く


※要旨


・「仕事ができるだけでなく、品格を持って、周りから愛される人」
そんな人が新時代の働くモデルだ。


・仕事は「話す・聞く」からできている。
仕事ができる人とは、「共感・共鳴」を呼ぶ人間関係を作ることができる人。


・身体の動きを変えてモーションを変えると、感情・エモーションが変わる。


・仕事ができる人の成功法則に「ABCDの法則」がある。

A.当たり前のことを、
B.バカにしないで、
C.ちゃんとやる。
それが、D.できる人。


・「目を笑わせる」と自然と笑顔ができる。
仕事ができて愛される人になるための第一歩は笑顔。
笑顔は最高の武器。


・所作が終わった瞬間こそ、人間は人の素を見ようとする。


・松下幸之助さんは、
「人を採用するときには、面接が終わった後の顔を見なさい」
とおっしゃっている。
緊張感がなくなった後、その人の本質が出てくる。


・美意識は場の空気を読むことにつながる。


・「上品さ」とは弱さと強さが混在していること。
「品というのは弱さなんだよ。図太い人は絶対上品には見えない」
と聞いたことがある。


・自分でその準備ができているかどうかわからなくても、
昇進・昇格のご縁があったらすかさず乗ってみればいい。


・みんながついてきてくれる人は何が違うのか?
「人は個人的な私利私欲のために頑張る人ではなく、みんなのために頑張る人についていていく」


・人の上に立つ人は、周りの「共感・共鳴」を呼ぶ大いなる目標を掲げてみてください。


・言い訳せずに一生懸命取り組む人の姿は、感動を与える。


・1分間スピーチを制するたった2つのこと。

1.自信がなくてもとにかく態度だけは堂々としておくこと。
2.時間が区切られた場面で話す訓練も有効。


・品の良さは、「履き物をそろえる」ことから。
日常を見ると、その人の感性と本質がわかる。


・料理で鍛える「仕事の段取り力」。
料理は、段取り力が必要。


・「お茶ならホテル、新幹線ならグリーン車」
空間を買うという発想。


・貧乏時代、ある上司に言われたことだけは忠実に実行していた。

「財布に1,500円しかなくても、お茶を飲むなら高級ホテルを使え。
新幹線に乗るなら身銭を切ってもでもグリーン車に乗れ。
貧乏臭いことはするな。
空間を買え。
豊かな自分を演出してセルフイメージを絶対下げるな」


・人はお金が落ちたら拾うが、時間を落としても人は気づかない。


・今日のいまの時間の使い方が明日(未来)を変える。


・背伸びがやがて身の丈になる。
出会いは運命を変える。
「つるみの法則」というのがあるが、人は触れ合うもの、つるんでいる人に似てくる。


・5時55分に起きると、ゴー、ゴー、ゴーで前に出る。


・落ち込んだときは、「夜明け前が一番暗い」の精神で。


・「空振り三振」の数であなたの運命が決まる。


※コメント
朝倉さんの話は、いろいろすぐに実行できそうだ。
数週間に1回見直しして、役立てたい。



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◆『朝倉千恵子・継承セミナーの詳細』ご紹介。


◆『朝倉千恵子・継承セミナーの詳細』ご紹介。



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社会人教育に身を置き17年、教育研修業界の第一線を走り続け、

年間に7000人以上の「トップビジネスパーソン」を指導している朝倉千恵子が、

今までにない特別なプロジェクトを開催することになりました。


本プロジェクトでは、

『独立したビジネスパーソン』『独立した女性』になる為の心構えや具体的なスキルを、

『0から徹底的に習得していただく』ことが出来ます。


プロジェクト参加者の皆様には、

『ビジネスパーソンとしての成功』だけではなく、

『1人の女性としての成功』も?み取っていただくことを目的とした、

朝倉千恵子の今までの『人生の集大成』にして、『過去最高のプロジェクト』です。



『朝倉千恵子・Perfect Queenプロジェクト』は、

3月22日(土)に東京にて開催させていただきます、

【朝倉千恵子継承セミナー〜Perfect Queenになる栄養分〜】にて、

本格スタートを致します。


今よりも、もっと『素敵な女性』になりたいと思いながら、

毎日を真剣に頑張っている貴女には、是非ともご参加していただきたいと思います。


以下、朝倉千恵子よりメッセージをご紹介させていただきます。

============================

こんにちは。朝倉千恵子です。


時間の流れは本当に早いもので、

2014年も、あっという間に1ヶ月が過ぎましたね。

年始に感じたフレッシュな気持ちを忘れることなく、

1日1日を、思いっきり過ごして参りましょう!


この度ご案内させていただく『朝倉千恵子・Perfect Queenプロジェクト』は、

今までずっと構想を重ねて、何度も何度もコンテンツを修正して、

ようやく1つの形になった、

私にとって、

今までのプロジェクトやセミナーの中で、一番思い入れのある企画です。


お伝えしたいことは山ほどありますが、

プロジェクト用に動画も撮影いたしましたので、

是非とも下記の案内ページをご覧になって下さいませ。

※※※
3月22日(土)のセミナーへ参加していただいた方限定で、

【特別なプレゼント】もご用意しておりますので、

お席が埋まってしまう前に、お申し込みをして下さいね。

貴女にお逢い出来ますことを、心より楽しみにしております!

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朝倉千恵子

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◆竹村公太郎『日本史の謎は「地形」で解ける:文明・文化篇』を読み解く



◆竹村公太郎『日本史の謎は「地形」で解ける:文明・文化篇』を読み解く


竹村氏は、元建設官僚。
本書は、前作『日本史の謎は地形で解ける』の続編である。


※要旨


・6年間の大学生活を仙台で過ごした。
自分を翻弄するこの巨大な社会を少しでも知ろうと、多くの本を読み漁り、
仲間たちと議論を繰り返した。
しかし、そのたびにこの社会の広がりとつかみどころのなさを知り、
結局、自分の思考の限界と知識の欠如を思い知らされた。


・欧米人の欲望をそそらない日本列島。
欧米人の恐怖をかき立てる災害列島。
そして、騎馬軍団の力が発揮できない地形の日本列島。
この日本列島の気象や地形の自然が、や、
欧米列島から日本を守ったのであった。


・地形が支えた江戸の封建社会。
江戸の封建社会の形成と継続は、江戸幕府による参勤交代やお手伝普請や、
藩の移封や藩の取り潰しなどの政治的、社会的側面で論じられる。
しかし、それ以上に幕府は巧妙な工夫をこらしていた。


・江戸幕府は、日本列島の地形を利用したのだ。
山々と海と川で分断された地形に即して、各大名の領地を配分した。
領地はうまく流域で分けられていたので、領地を開発しても隣国と衝突することはなかった。


・鉄道の衝撃。
江戸の封建社会を支えた分断されていた地形の日本列島は、
明治時代になり鉄道によって貫かれ1つに結ばれてしまった。
この鉄道の出現によって、全国の人々は自分たちを地方に封じ込める時代は終わったことを悟った。
地方に封じられていた時代から、国民の力を東京へ集中させる時代の到来を肌で感じ取った。


・徳川家康の鷹狩は有名である。
生涯に1000回以上は行ったと伝わっている。
駿府に隠居してからは単なる娯楽だったのだろうが、
それ以前の鷹狩は間違いなく「地形調査」であった。


・戦国は兵士達がぶつかり合う白兵戦である。
そこでは有利な地形を確保するのが絶対的条件であった。
幼い頃から戦いに明け暮れていた家康は、事前の地形調査の重要性を熟知していた。


・1590年、豊臣秀吉は家康を駿府から関東へ転封させた。
家康の家臣団は、この秀吉の仕打ちに激高した。
時は天下分け目の関ヶ原の戦いの10年前、豊臣家との戦いは迫っていた。
家康は荒れ果てた江戸城の修復もせず、関ヶ原の戦いまで江戸を空けて鷹狩に出かけていた。


・家康は現場を歩き、地形を観察し尽くしていた。
家康は日本史上最高級のフィールド・ワーカーであった。
かつて土木現場の山々を歩いた私はこの一点で家康を尊敬している。


・1600年、徳川家康は関が原の戦いに勝った。
しかし征夷大将軍に任命されると、さっさと権力の中枢・関西を離れ、江戸という田舎に戻ってしまった。
家康は関西の限界を見ていた。
関西の限界と関東の可能性とは「エネルギー」であった。


・近代化以前、日本文明のエネルギーは一貫して森林であった。
その森林エネルギーで関西はすでに限界にあった。
関西の森林は崩壊していたのだ。


・江戸幕府のエネルギー戦略。
関西の森林の崩壊と衰退を見ていた徳川家康は、
日本列島全土のエネルギー覇権の戦略を立てた。


・利根川と荒川の関東は、徳川幕府が自ら押さえた。
中部の木曽川は尾張徳川家が押さえ、近畿の紀ノ川は紀州徳川家が押さえ、
北関東の那珂川は水戸徳川家が押さえた。
さらに徳川幕府は全国の主要な山林地帯を天領とした。


・国旗はその国のもっとも大切な象徴である。
人々の国へのアイディンティティの視覚的な象徴である。
国旗にはその国が存続してきた大切な意味が隠されているはずだ。


・あくまでその土地の気象が、人々の性格や生活様式を支配している。
人間が自分たちの力で成し遂げたと思っていることも、実はその土地の自然条件がその人々にそうさせていた。


・ニクソン大統領時代の国務長官だったキッシンジャーの
「その国を知りたければ、その国の気象と地理を学ばなければならない」という発言はけだし名言である。


・気象と地理への理解こそ文明を解き明かす鍵となる。
日本の国旗は太陽だけのデザインである。
この国旗は日本文明が拠ってきたあり様を見事に象徴している。


※コメント
竹村氏の独自の経験と知識からくる筆致は、魅力的だ。
独特の切り口は、普通の地理歴史好きの方々の心をつかんでいる。
彼の本をさかのぼって乱読したい。



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◆内藤誼人『なぜ明石家さんまは「場を盛り上げる」のがうまいのか?』を読み解く


◆内藤誼人『なぜ明石家さんまは「場を盛り上げる」のがうまいのか?』を読み解く


※要旨


・ナンパからはいろいろなことが学べる。
ナンパほど、人間関係のスキルを学習できるトレーニング法はない。
営業に必要なスキル、すなわち人間関係のスキルを磨くためであり、
あるいは「断られてもめげない精神力」を養うためである。


・人間関係のスキルというのは、「人間関係の中でしか磨けない」のである。


・「○○してやった」という意識をやめる。
立派な親は、子どもが成功して出世しても、
「おいつはオレが育てた」などとは口が裂けても言わない。
「本人が努力したんでしょうね。私は何もしておりませんから」などと言うだけである。
謙虚なのである。
そうやって謙虚な姿を見せるからこそ、かえって好印象を与える。


・適当なところで矛を収めて、お互いに満足できるラインで譲歩しあうのが日本流である。
それが日本人の美学である。


・人間関係で好かれるコツは、とにかくポジティブなことを口にすることである。
悪口やら毒舌などは、自分から口にしてはならない。


・ちょこちょこと顔を合わせていれば、つまり接触頻度が高ければ、悪く言われることもない。
人間関係においては、接触頻度が重要なのである。


・黙るのは禁止。
思ったことは素直に吐き出せ。


・話の中身は乱暴でも「言葉づかい」だけは気をつける。


・何事も3打数1安打を目指せ。
お客さんが笑ってくれるかどうか、自分の話がウケたかどうかなど、
直後はあまり気にしないというのである。


・英国シェフィールドハラム大学のジョン・マルビーの調査によると、
男は恋愛をしていると、学業であれ仕事であれ、
すべてのことに対して積極的になれることを突き止めた。
恋愛感情というのは、男のバイタリティの源であるといえるのだ。


・ホンダの創業者である本田宗一郎さんは、
「俺は芸者さんと遊ぶために働いているんだ」と言ってはばからなかった。
おそらく本音であろう。
女の子と遊ぶ金を得るために、頑張って仕事をする。
それはそれでよいことではないか。


・さんま流の仕事術は、自分を含めて、
すべての人が大笑いしながら作業が進められることなのである。


・自分の原点を忘れるな。
それは必ず強みになる。


・休むのは、定年を迎えてからで十分。
人間というのは「休もう」と思った瞬間に集中力の糸が切れてしまう。

「うちの師匠は楽屋とかで寝る芸人は出世しないというのが口癖やったんですよ。
楽屋で寝る時間があったら外を歩け、周りを見とけと教えられましたね。
18歳でそう叩き込まれてるから、移動中も寝られない」(明石家さんま)


・サッカーの日本代表を率いたイビツァ・オシム監督は、選手たちに向かって、
「君たちはプロだ。休むのは引退してからで十分だ」
とハッパをかけた。


・エネルギーがほしければ、
エネルギッシュな人と一緒に仕事をせよ。


・給料の明細書は見るな。


・小さなことで、いちいち大きく喜んでみる。
「大きなこと」で喜んでいるうちは、まだ半人前。
人生を豊かに生きるには、「小さなこと」でも喜べなければならない。


・他人の目が気になるのは、感受性が鋭い証拠。
「フライデーとかフォーカスとか何回も載ると慣れるもんよ」(明石家さんま)


・行動的な男になれ。


・人気のある人は、どういうわけか趣味が多い。
さんまは、たくさんの趣味を持っている。
趣味はたくさん持っていたほうがいい。
なぜかというと、趣味をもっている男は、それだけでモテるからである。


・エコヒイキする人は、人に好かれる。
自分が付き合う人には、優先順位をつけよう。


・自分一人で体験できる面白いエピソードの数はたかが知れている。
友人のエピソードや本で読んだエピソードなども積極的に拝借しなければ、ネタが尽きてしまう。


・失敗こそ、積極的に自慢しろ。
「やっぱりいろいろと失敗してきた人間のほうがオモロイね。
開き直りいうのがあるから。
いっぱん底辺に落ちているから、そういう人の発想というのは絶対オモロイ」
(明石家さんま)


※コメント
さんまさんは、コミュニケーションの名人だ。
すべてはムリだが、いろいろなところを学べる。
やはり場数をこなすというのは、どこの世界でも大切なようだ。


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◆黛まどか『言葉で世界を変えよう:万葉集から現代俳句へ』を読み解く



◆黛まどか『言葉で世界を変えよう:万葉集から現代俳句へ』を読み解く


※要旨


・言葉には現実を変える力がある。
万葉集や芭蕉の俳句は、まさに瞬間の革命であった。


・日本人の脳にとって美の基準となった五・七・五。
言葉に生命が宿るとき、人間の生命力が輝きを増す。


・そもそも古人の歌は、土地の霊を鎮めるために宮廷歌人によって詠まれたもの。
つまり、畏怖という敬虔な気持ちから言葉や歌が生まれていった。


・作家の開高健に、「スパイ小説のいい、悪いでその国の新聞の程度がわかる」
という発言がある。
つまり、スパイ小説は文明の成熟の表れだと言っている。
(茂木健一郎)


・言葉を知ることで感性が磨かれ、その感性でさらに美しい言葉を紡ぐことができる。
感性と言葉はどちらか一方だけが成熟していくのではなく、
車の両輪のような一対の関係だと思う。


・数学者の藤原正彦さんに聞いたのだが、
数学者の岡潔さんは難題を解く前に、徹底的に松雄芭蕉の俳句を読み続けたという。
つまり数学には情緒が大切だということ。
美しいものを美しいと感じる心、これが数学を解く。


・「老い」や「時間」や「恋心」という現代にも通じる普遍的なテーマ。
人間の本質は、千年たっても変わらない。
それを気づかせてくれるのが、文学の力。
人間がよくよく見えてくる芸術だという点でも、古代の歌には底知れぬ魅力がある。


・俳句とは、突き詰めて言えば命と命の響き合い。
人と人、人と自然が波動を合わせることだと私は思う。


・日本人の感性には、すでに自分では気づかないほど、潜在化している部分がある。


・俳句とは、このような日本語の豊かな土壌から生まれた文芸。


・俳句は、「もの」の文学。
つまり、自分の思いを直接述べることなく、ひたすら「もの」に語らせるもの。


・俳句を作るにはまず、「もの」をつぶさに観察することが大切。
一方的に眺めるのではなく、対象の声に耳を傾け、波動を合わせ、対話する。


・芭蕉は蛙が水に飛び込む音を聞き、古色蒼然とした池に静寂を感受した。


・一切の説明を省き、「もの」に思いや感動を託して黙する。
いかに黙るか、これが俳句の醍醐味です。
ゆえに俳句は「沈黙の文学」ともいわれる。
また俳句は一人称の文学。
対象を詠んでいるようで、余白に作者の情熱や思想が表出される。
結果的には「自分自身を詠んでいる」ことになる。


・俳句を詠むとは、対象をまた自分自身の感動を、徹底的に「突き詰める」ことでもある。


・俳句にはすばらしいシステムがある。
句会です。
他人の目に自作をさらし、発見や感動が伝わるかどうかを確認する場である。



※コメント
俳句は面白い。
ちょっと勇気を出して自分で俳句を詠んでみると何かが変わるかもしれない。
試してみよう。



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◆黛まどか『その瞬間:創作の現場。ひらめきの時』を読み解く



◆黛まどか『その瞬間:創作の現場。ひらめきの時』を読み解く


黛さんは、俳人。


※要旨


・「どんな時には俳句はひらめくのですが?」
インタビューなどで度々聞かれるが、いつも答えに窮する。
強いて言えば「締切の直前に」ということになり、随分とインタビュアを失望させてきた。


・たいていの人は、俳人とは美しい景色を前に、おもむろに筆と短冊を取り出し、
「そこで一句」と詠み留めるようなイメージがあるらしい。
しかし締切が目前に迫った吟行会でもないかぎり、そう簡単にはいかない。


・あの芭蕉さんだって「おくのほそ道」では、松島の絶景を前に、一句も詠めなかったのだから。


・俳句とは、感動の編集だと思っている。


・自分の中の過去と未来が出会った瞬間、俳句は生まれるのである。
写生句であったとしても、感動の編集という点では同じである。


・しかもそれは決して独りよがりであってはいけない。
誰もが同じような場面を経験していて、
「確かにこんな風景を見たことがあった。こんな風に感じたことがあった」と、
読者に膝を打たせなくてはいけない。
俳句は、作者と読者の感動の共有でもある。


・本著は、俳句が生まれた瞬間の背景を披露し、自身の発見と感動が、
言葉に結実するまでのプロセスを辿っている。


・こう考えると、俳句を作ることは、日々をいかに生きるかということにつながる。
生き方は俳句にそのまま投影されるのだ。
俳句が一人称の文学といわれる所以であろう。


・俳句を詠むことは、自己の深部への旅であり、
その瞬間、私たちはモチーフを通して大いなる自己と出会う。


・それは、自分自身と自然の呼応であり、交歓である。
鼓動する地球を切り取り、自らも宇宙的根源につながるのである。


・俳句と介して、他者(他の命)と細やかに心を通わせ、一日一日、
一瞬一瞬を噛みしめるように生きていきたいと思っている。


・薔薇には、歴史上の人物や名女優、王妃の名前が冠せられているものが多い。
クレオパトラ、ジャンヌ・ダルク、マリリン・モンロー、グレース・ケリー、プリンセス・ダイアナ。
そんな女性たちの姿や生き様を髣髴とさせる薔薇の花。
きっと彼女達も薔薇のように、日の当たらない場所にいるときも、苦難の時も、
月光を受け、輝き続けていたに違いない。
冷たい夜を耐えてこそ、薔薇を美しく咲くのでしょう。


・「女の魅力は流した涙の量で決まる」
と言った方がいた。
男女問わず、魅力的な人に出会うと、この人も人知れず涙を流しているのだろうかと思う。


・「道は旅人のためにつくられた」
ブラジルの作家パウロ・コエーリョの言葉。


※コメント
ある事柄に対する表現方法には、たくさんの言葉がある。
それがあるからこそ、俳句や詩が魅力的なのだ。
いやー、俳句は奥が深い。
俳句は最高レベルの抽象を学べる。
続けたい。



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◆松田雄治『「ヴィッテ式」天才教育』を読み解く



◆松田雄治『「ヴィッテ式」天才教育』を読み解く


※要旨


・法律学者であったカール・ヴィッテは、1800年にドイツのロヒョウという村に生まれた。
父親の名前は、同じくカール・ヴィッテ。
父親のほうは、片田舎の牧師であったが、非常に博学な人であった。


・ヴィッテ牧師は、息子の綿密な教育計画を立て、そして実行した。


・この教育法が功を奏して、9歳でドイツ語、フランス語、イタリア語、
ラテン語、英語ならびにギリシャ語を自由に操り、動物学、植物学、物理学、化学、
とりわけ数学にその才能を発揮したとされる。


・9歳のとき、ライプティッヒ大学に入学し、
1814年、わずか14歳たらずで、数学の論文で哲学博士を授与された。
2年後には16歳で法学博士を授与された。


・カール・ヴィッテは、病弱なガリ勉タイプではなく、
円満で高潔な人柄で周囲の人々から好かれ、健康にも恵まれた。


・ヴィッテ牧師が究極、目指したものは、「円満な人格」を養うことであった。


・ヴィッテ牧師には
「子どもが幼い間に、首尾一貫したしつけをしておけば、
後々まで周囲に迷惑をかけるような問題行動を起こすことはない」という信念があった。


・子どもの能力を高めるには、「早くから言葉を教えなければならない」
というのがヴィッテ牧師の考え方。


・「乳幼児に言葉を教えるときには、同じように重要なことは、
親が毎日、子どもが喜ぶ、面白い本をたくさん読んであげることだ。
それによって、語彙が豊富になるからだ」
とヴィッテ牧師は力説している。


・「幼い子供には、お話ほど大切なものはない」
(ヴィッテ)


・昔話、おとぎ話、童謡などの口承が言葉の教育に貢献する。


・わらべうたの中には、日本語の持つ美しい雰囲気が、とても大切に表現されている。
そして心地よいリズム、正しい抑揚、聞きやすい歌い方により、子どもの中にしみる。


・テレビやビデオは言葉の教育の悪害。


・0から3歳ごろまでの幼児期の記憶は、普通ほとんど表面の意識にはのぼらない。
しかし、この時期の子育てで、最も大切なポイントは、家庭内の雰囲気、家族の調和したムード。
核となるのが、夫婦相互の信頼と尊敬。


・1歳を過ぎたら、子どもに料理をさせよう。
料理で思いやりや他人の行為がわかる子に。


・子どもは遊びながら成長し、いたずらが知的能力を開発する。


・家庭は赤ちゃんがはじめて「心」を学ぶ場所。


・基礎学力があれば、将来の選択肢が増える。


・ヴィッテ牧師は、円満な人を育てるために、まず言葉を教えた。


※コメント
子どもたちに教えたいテーマは、いろいろある。
古典、音楽、芸術、数学、精神論、スポーツ、伝統などなど。
それらを教えるためには、やはり我々自らがそれらを極められるように、勉強を続けたい。
大人がやっていることは、子どもは勝手にマネすることもある。



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◆三木谷浩史『たかが英語』を読み解く


◆三木谷浩史『たかが英語』を読み解く


※要旨


・なぜ楽天は社内公用語を英語に変えるのか。
その理由をひと言でいえば、世界企業は英語を話すからだ。


・日本企業が世界企業への脱皮に成功すれば、
日本はもう一度、繁栄できると考えている。
日本の復活、繁栄のため、楽天の試みが役に立つと、僕は信じている。


・楽天をグローバル化するため、社員にも英語を使いこなしてほしい。
しかし、いったいどうすればよいのか。
そう思い悩んでいたとき、あることに気がついた。


・それは、楽天のインド人と中国人の社員たちが、
わずか3ヶ月で日本語をしゃべれるようになっていたことだ。
どうして彼らはあんなに外国語の習得が早いのだろう?


・ビジネスはシンプルだ。
モノを作る、コンテンツを作る、サービスを提供する、
それに対して、お金を払っていただく。
これがビジネスの基本である。


・楽天には情報共有文化があり、創業のときから週に1回社員全員が参加する朝会を実施している。
僕はこれまでこの朝会で、ベンチャーから大手企業まで海外などの
トップマネジメントと交流する中で得られた知見などを伝えたり、
細かい業績情報や戦略などを共有したりしてきた。


・日本ローカルの情報、経験だけではなく、英語を使って世界的な大局観を持つこと。
それによってこれまでとまったく異なるレベルのビジネスが展開できるはずだ。


・自費で勉強すべし。


・英語しか使えない環境に一度、身を置くこと。
それが一番効力の高い英語習得の方法だと思う。


・僕が考えるM&Aのポイントは、
1.なんらかの資産を買う(トラフィック、ブランド、マネジメントチーム、製品)
2.自分たちだけでは作れないもの、枠組みを買う(クレジットカード、銀行)
がある。


・たかがツール、されどツール。
経営者が社員全員に「今後、業務にパソコンが必須なので、パソコンの操作を覚えてください」
と通達するのと、
「今後、業務に英語が必須なので、英語を使えるようにしましょう」
と通達するのはまったく同じレベルの話なのだ。


・英語で直接外国人とコミュニケーションすることで得られる恩恵は計り知れない。
このことを僕は身をもって感じていた。


・僕の発想法や思考形態に関して、普通と違うところがあるとすれば、
それは、幼い頃のアメリカ体験と、外国人と触れる機会の多かった家庭環境によるところが大きいのだろう。


・楽天の英語化は西欧化ではない。
むしろ僕は、楽天の英語公用語化を、日本文化や日本人の良い点を世界に広めるきっかけにしたいと思っている。


・日本人のチームワークの細やかさ、客を歓待する「おもてなし」の心は、世界に誇るべき長所だ。
日本で成長していくうちに自然に身につけた、こうした美点を、英語を使って、世界に伝えていくのだ。


・グローバル化は日本の生命線。
日本人には勤勉さがある。
技術力も、デザイン力もある。
しかし決定的に欠けているものがある。
グローバルなコミュニケーション能力だ。


・日本語と日本文化を大切にすること、英語力を鍛えることはちゃんと両立する。
それどころか、日本の良さを世界に広める手段として英語力が活用できる。
英語力を鍛えることは、日本を大切にすることにつながるのだ。


・小さい組織ほど、小回りが利く。
起業したばかりの経営者は、会社の規模が小さいうちに、社内公用語化し、
グローバル化に備えておくべきだろう。
年齢も若ければ若いほど有利だ。


・2010年5月に英語化プロジェクトを本格的にはじめるとともに、僕は中国語の勉強をはじめた。
僕の中国語は、今はまだ幼稚園レベルだ。
しかし、そのレベルでも、かなり役立っている。
中国人に中国語で話ができるだけで、相手の反応がこれまでとまったくちがうからだ。
中国語の学習は、僕の脳にも大きな刺激を与えている。


・僕の頭の中には、社内公用語英語化の次のプロジェクトがちゃんとある。
英語の次に覚えるべき言語だ。
中国語?
いや、そうではない。
プログラミング言語だ。


※コメント
三木谷氏の試みは面白い。
壮大な社会実験とも言える。
今後の楽天の動向、業績にも注意深くウォッチしていきたい。


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