◆黛まどか『その瞬間:創作の現場。ひらめきの時』を読み解く
黛さんは、俳人。
※要旨
・「どんな時には俳句はひらめくのですが?」
インタビューなどで度々聞かれるが、いつも答えに窮する。
強いて言えば「締切の直前に」ということになり、随分とインタビュアを失望させてきた。
・たいていの人は、俳人とは美しい景色を前に、おもむろに筆と短冊を取り出し、
「そこで一句」と詠み留めるようなイメージがあるらしい。
しかし締切が目前に迫った吟行会でもないかぎり、そう簡単にはいかない。
・あの芭蕉さんだって「おくのほそ道」では、松島の絶景を前に、一句も詠めなかったのだから。
・俳句とは、感動の編集だと思っている。
・自分の中の過去と未来が出会った瞬間、俳句は生まれるのである。
写生句であったとしても、感動の編集という点では同じである。
・しかもそれは決して独りよがりであってはいけない。
誰もが同じような場面を経験していて、
「確かにこんな風景を見たことがあった。こんな風に感じたことがあった」と、
読者に膝を打たせなくてはいけない。
俳句は、作者と読者の感動の共有でもある。
・本著は、俳句が生まれた瞬間の背景を披露し、自身の発見と感動が、
言葉に結実するまでのプロセスを辿っている。
・こう考えると、俳句を作ることは、日々をいかに生きるかということにつながる。
生き方は俳句にそのまま投影されるのだ。
俳句が一人称の文学といわれる所以であろう。
・俳句を詠むことは、自己の深部への旅であり、
その瞬間、私たちはモチーフを通して大いなる自己と出会う。
・それは、自分自身と自然の呼応であり、交歓である。
鼓動する地球を切り取り、自らも宇宙的根源につながるのである。
・俳句と介して、他者(他の命)と細やかに心を通わせ、一日一日、
一瞬一瞬を噛みしめるように生きていきたいと思っている。
・薔薇には、歴史上の人物や名女優、王妃の名前が冠せられているものが多い。
クレオパトラ、ジャンヌ・ダルク、マリリン・モンロー、グレース・ケリー、プリンセス・ダイアナ。
そんな女性たちの姿や生き様を髣髴とさせる薔薇の花。
きっと彼女達も薔薇のように、日の当たらない場所にいるときも、苦難の時も、
月光を受け、輝き続けていたに違いない。
冷たい夜を耐えてこそ、薔薇を美しく咲くのでしょう。
・「女の魅力は流した涙の量で決まる」
と言った方がいた。
男女問わず、魅力的な人に出会うと、この人も人知れず涙を流しているのだろうかと思う。
・「道は旅人のためにつくられた」
ブラジルの作家パウロ・コエーリョの言葉。
※コメント
ある事柄に対する表現方法には、たくさんの言葉がある。
それがあるからこそ、俳句や詩が魅力的なのだ。
いやー、俳句は奥が深い。
俳句は最高レベルの抽象を学べる。
続けたい。
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