◆恵隆之介『いま沖縄で起きている大変なこと』を読み解く


※要旨


・中国の狙いは「沖縄のクリミア化」。


・日本国民は尖閣問題のみを見て、
いかに尖閣諸島を守るかに汲々としている。
しかし中国は、尖閣を含む沖縄県全体を乗っ取る戦略を構想しているのだ。
孫子の兵法では「戦わずして勝つ」ことが最善の策とされる。
まさにこの「戦わずして勝つ」戦略が、沖縄のクリミア化なのである。


・中国はしたたかな戦略を持つ国である。


・中国にとって戦略上重要な「宮古島」「石垣島」。


・「中国の侵攻」というと尖閣諸島のことしか考えない国民が多い。
しかし中国軍にとっては戦略上、尖閣諸島と宮古島、石垣島はワンセットである。


・本島と離島の「国防意識」には温度差がある。


・沖縄は地政学的宿命からは逃れられない。


・沖縄の排他的経済水域内には、
金、銀、銅、亜鉛などの希少金属を含む海底熱水鉱床11ヶ所にわたって存在している。
こうした海底資源を守ることも、当然、考えていかなければならない。


・沖縄有事に備えて政府が講じておくべきプラン。

1.沖縄有事発生時に予想される県政の混乱に対する、
危機管理システムを構築しておかなければならない。

2.有事の際の県民保護対策の法整備をしておく必要がある。


3.ヒューマン・インテリジェンス、すなわち人による情報収集活動の能力を整備する必要がある。
現在、有人離島地域は、公安および自衛隊調査隊の配備が皆無である。
また本島地域においても、関係者の人数は公安と自衛隊を合計しても、
わずか30人前後にすぎない。
今後は中国語の語学能力を持った要員を離島地域を中心に配置し、
情報収集能力と防諜対策を構築すべきである。


・沖縄近海には11箇所の海底熱水鉱床が発見されていて、
そこに眠る資源の価値は500兆円ともいわれている。


・私はローカルな沖縄政策のみならず、
「主権をどのように守り、発展させるか」について読者の皆様に、
問題提起をする目的も込めて、本書を書いた。


・願わくば、我が国の明日を担う若人が、歴史をしっかり学習され、
さらにそれを俯瞰するセンスを養いつつ、国民大衆をリードしていただきたい、
と念じる次第である。


※コメント
沖縄問題は国民全体で考えていきたい。
さまざまな情報を比較分析し、対応策を実施していきたい。


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