◆真山知幸『大富豪・破天荒伝説』を読み解く
※要旨
・石油王、ジョン・ロックフェラーは息子にこう諭した。
「ジョン、うちには確かに金がある。
だが、その金を有意義に使える頭脳と創造力と勇気を持った有能な人間を探してこそ、
その金が人類の役に立つことになるのだ」
・海運王オナシス、鉄鋼王カーネギー、鉄道王ヴァンダービストなど、
成り上がりの富豪に多い特徴は、
「時勢を読むのに長けている」
ということではないだろうか。
・ミカン王、紀伊國屋文左衛門は、豪商らしく毎晩のように吉原で豪遊した。
おもしろいのは、来客のために毎日畳を変えて、
そのために畳の職人を1日に20人も雇っていたことだ。
商いとは、人と会うもの。
だからこそ、その費用を惜しまなかったのだろう。
・「おれは毎朝、人生で勝利を得るために目を覚ますんだ」
(アリストテレス・オナシス、海運王)
・「どこかにたどりつきたいと欲するならば、
今いるところには、どどまらないことを決心しなければならない」
(J・P・モルガン、金融王)
・海運王オナシスは、金持ちになるためにあらゆる手をつくした。
無一文の難民から、皿洗い、洗濯、夜警などあらゆる仕事をやって食いつなぎながらも、
彼は人生を諦めなかった。
金儲けのチャンスを貪欲に探した結果、
電話会社で働いている時に国際電話を盗み聞きしたことで、
タバコ製造業に可能性を見出すことになる。
それが見事にあたり、オナシスは海運業へ乗り出す資金を得ることができた。
・海運業で富を掴めばつかむほど、
彼のハードワーカーぶりには拍車がかかり、
取引がはじまるとコーヒーを飲みながら、
服を着たままのわずかな転寝だけで48時間ぶっ通して働いていた。
・ロスチャイルド財閥の基礎を作ったマイヤーの三男のネイサンは、ロンドンが拠点だ。
ネイサンの長男に当たるのが、英国のスエズ運河の株購入で活躍したライオネルだ。
即断即決の行動力は、親譲りだ。
・ネイサンは子どもから、
「世界にはいくつ外国があるのか?」
と質問され、こんなふうに答えた。
「お前が気にしなければならぬのは2つだけ。
ロスチャイルド家と、それ以外のものだけだ」
・ロスチャイルド家の成功の裏にあったのが、
初代マイヤーが5人の息子たちと交わした約束だ。
それは、「事業の秘密は厳守すること」
できるだけに目立たずに、表舞台には出ることなく、実権を握る。
そんなロスチャイルド家の方針は今なお続いておる。
※コメント
大富豪の発想とマインドは、勉強になる。
少しでも富豪に近づける気がする。
今後とも、それを勉強し、実践していきたい。
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