◆渡邉哲也『新聞の経済記事は読むな』を読み解く


本書は、日下公人氏との共著。


※要旨



★以下は、日下公人氏の見解。


・世界の情勢を国別の指導者や
統計・数字でとらえてはいけない。


・政治や経済、金融も人間の営みなのだから、
その実相を知ろうとすれば人間理解は不可欠に違いない。
逆にいうと、本来なら国別や統計、数字で、
見るのとは違う見方が必要なのである。


・くっついたり離れたりするとき、
ドイツ人の精神的な拠り所となるものは何か。
それは「ドイツ魂である」という言い方もされるが、
本当はドイツ魂などない。
あるのはプロシア魂だ。


・アメリカの26州が親日ならアメリカを日本のために動かせる。


・日本がもしアメリカを外交面で自ら有利になるように
動かしたいなら50州のうち26州を親日州にすればよい。
アメリカ全体を親日にしようというのはムードづくりで、
お金や知恵を使うのは26州に集中したほうがよい。


・日本企業の中でもトヨタは飛び抜けて世界中から
引く手あまたである。
私がロシアや中国に行ったとき、
そこの政府関係者たちは、
「トヨタの工場を引っ張ってきたら、自分は昇進できる」
と異口同音に言っていた。
そうした国では工場誘致は経済問題ではなく、
依然として政治問題という意味合いが大きいらしい。
また見栄っ張りである。


・日露戦争後に軍艦を売るという発想があれば資金を調達できた。


・出版不況を吹き飛ばすにはガラクタ評論家を総入れ替えせよ。


・執筆者は総入れ替えである。
新しく出てくる執筆者はどういう人かと言えば、
遊び人で金持ちで風流人で文化人、
あるいはそれも超越して自分の境地を持っている人である。


・経済学よりヒラメキのほうが現実の経済をうまく捉えている。
たとえば毎日電車に乗って乗客の様子を見ているだけも、
いろいろ閃くし、データも思い付く。




★以下は、渡邉氏の見解。


・国家を利用する王族や富裕層にはもはや国家は関係ない。


・ヨーロッパの上の階層にはもう国境は関係ない。
王族、貴族、金持ちの子弟だったらスイスの寄宿学校に入れるのが当たり前だ。
その寄宿学校には横のコミュニティがあり、
王族、貴族、金持ちは皆つながって人脈ができる。


・友人にミュンヘン在住のドイツ人がいて、
彼は「我々はバーバリアンであってドイツ人ではない」
と言っている。
ミュンヘンは今でもバーバリア王国なのであって、
王様や諸侯がまだいるのだ。
ミュンヘンはそんな人たちが社会を牛耳っていて、
非常に保守的な街になっている。


・世界は仕組みで回っている。
政治も経済も仕組みの問題であり、
世の中で起きている出来事の多くは結果に過ぎない。


・お金は血液であり、
金融・銀行は心臓であり、
財政は基礎体力であり、
経済は生活習慣だ。


・金は天下の回り物だ。


・問題は逃げると追いかけてくる。
逃げずに立ち向かえ。



※コメント
聞いたことのないコンセプトを教えてくれる。
竹を割ったような面白い視点は、
今後生きていく上で、重要な武器となる。


★渡邉哲也『新聞の経済記事は読むな』
の詳細、amazon購入はこちら↓

http://amzn.to/1Tj8JYq






★渡邉哲也『リアルインサイト:日本をよくしたい、誇りある本物の情報』11月号。ご紹介。


詳細はこちら↓

http://directlink.jp/tracking/af/693532/hCIqcpD8/



月額:4,980円。


※要旨



・国民の方向を向いた「本物の情報」「本物の洞察」をお届けするために、
確かな情報源と高い見識を持ち、
本気で日本、世界をよくしたいという志をお持ちの有識者を毎月ゲストに招き、
政治・経済・外交・教育・歴史・文化・各種産業分野の切り口から、
世の中の真相と洞察、将来に向けての提言をお届けします。


◆まぐまぐメルマガ『国際インテリジェンス機密ファイル』ご紹介。
ご登録はこちらです↓

http://www.mag2.com/m/0000258752.html

世界のインテリジェンスに関する公開・非公開情報をお伝えします。これを読めば貴方も一流のスパイになれるかもしれません。