◆原田隆史『常勝教育』を読み解く




※要旨


・数十年前、教育に夢と理想を描き、
「だれからも愛される楽しい先生」になろうとはじめての教壇に立った。
「夢、理想、ガッツ」さえあればできないことはない。
自信満々のスタートだった。


・しかし、現場は「荒れて」いた。
大学で学んだ指導技術は、私には役に立たず、
悩んだ末に指導方針を変えた。


・生徒が私の話に耳を傾け、
やる気を起こすような人間力と指導力。
この2つに重点を絞り、ひたすら向上に励んだ。


・心づくり指導の中心は、
「態度教育」と「目標設定」にある。
まず、はじめに徹底したのが「静」と「動」の態度教育だった。


・静の態度教育とは、
「靴をそろえる」「椅子を入れる」「鞄を立てる」
という3つの基本的な習慣や、
身だしなみ、背筋をピンと伸ばした姿勢を教えること。


・これは他人とのコミュニケーションが苦手で、
まじめを恥ずかしがる若者でも今すぐに、
自分の気持ちひとつで静かに始められる。


・書いて書いて書きまくって、イメージをつくる。


・まず、目標を達成した時の成功イメージを
鮮明に描く。
それを目標設定用紙に細かく、詳しく、
書いて書いて、書き込むのだ。
その目標を潜在意識に叩き込んで
確実に自分のモノにしていく。


・スポーツなどの結果は、
表面上は体格や技術、体力の違いで勝負がつくように見えるが、
実は違う。
最後は「心」なのだ。


・私は長年の指導経験から態度教育の重要性を理解し、
指導の基本においてきた。
学校の荒れは赴任1年目に服装や挨拶などの
態度教育を徹底したことでおさまった。


・態度教育の再徹底によって、日本一になれたのがIだった。
Iの足元をみると、靴のつま先が微妙にずれていた。
それを見て、わたしは全部員を集めて言った。
「今日から態度教育を徹底的にやる」


・他人の靴までそろえる態度修行。
その日から、とにかく挨拶、時間厳守、服装、
準備、片付け、姿勢、靴、椅子、鞄などにこだわり、
徹底的に態度教育をやり直した。


・試合当日の早朝、全員の部屋を点検すると、
どの部屋もハウスキーピングが不要なくらい、
チリひとつ無く、片付いていた。
Iの部屋は髪の毛一本落ちておらず、
ベットもシワひとつないくらい丁寧に整えてあった。
「よし、これならやれる」
と確信した。


・星野仙一監督も、トルシエ監督も態度教育からはじめた。


・わたしは教師なりたての頃は、
面白い、人気者の教師になろうとした。
しかし、いざ現場に出ると子供がまったく言うことを聞かない。
そこで、ノウハウより、しつけが必要だと悟った。


・挨拶にはじまり、服装、時間に遅れないこと、言葉遣い、
文章の書き方、消しゴムの使い方まで教えた。
鬼軍曹とか、ヒトラー、マッカーサーというあだ名までついた。


・サッカー日本代表のトルシエ監督は、
当時の記者会見で、
「日本選手をまずジェントルマンにする、態度を徹底する」
と宣言した。


・できることの継続こそが、心を強くする。


・目標を立てて、態度教育を徹底して、
そのうえで、今の自分ができることで
人に役立つことを3年間、千日間休まず続ける。
できることの継続こそが心を強くする。


・皿洗いも千日間続ければ必ず達成感が出てくる。





※コメント
シンプルだが、とても強力なコンセプトだ。
子供の教育だけではなく、
大人の精神修行にも役に立つ。


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