◆原田隆史『大人が変わる生活指導』を読み解く
※要旨
・わたしが教師として取り組んだのは、
単なる陸上競技の技術面での向上や体力づくりだけではない。
挨拶や身だしなみにはじまる態度教育や清掃活動、
奉仕活動といった生活改善に根差した人間力の向上に
全力を注いだことが、大きな成果につながった。
・企業経営という異分野から多くの学んだ私の生徒指導手法は、
噂が噂を呼び、逆輸入のように企業関係者から
注目を集めるようになった。
・「心を強くする」とは、
いまの自分の力でやれることを決めて毎日欠かさず継続すること。
心をきれいにするための清掃や奉仕活動であれば、
なお効果的だ。
・どんなに小さな生活習慣であっても、
「毎日必ずやる」と決めたら、
一日たりとも休まない。
中途半端に終わらせず、
最後まできっちりやり遂げて一日を終える。
・1週間、1ヶ月、1年、2年、3年と千日間継続すれば、
驚くほど心が強くなっていく。
このよき生活習慣の継続が、
仕事や人生において大きな自信となる。
・身につけたスキルをコツコツと継続すれば、
心を強くするとともに、
実力を蓄えることにもつながる。
・「心を整理する」とは、
自分の心の中にある、過去の失敗や後悔などの
マイナス要素を整理して、
いつまでもそのマイナスにとらわれないようにすること。
・日誌を書けば、いつも自分を前向きに保つ。
その日にするべきことを日誌に書いて、
その日の終わりに、できたことと、
できなかったことを仕分けする。
・心技体の指導だけでは、私の思いはかなわなかった。
・学校での指導は10時間程度。
大雑把に考えると、残りの14時間は家庭生活だ。
生徒の家庭生活にまで目を向けなければダメだ。
・家庭で毎日、規則正しい生活を送る。
心をつくるために家庭でお手伝いを決めてそれを継続する。
・一度決めた仕事をやりぬく強さを体験できれば、
自力で自分を高めることができる。
奉仕活動や清掃活動で感謝の心を育み、
態度教育を徹底すれば、慢心を防ぎ、
どこにいっても通用する自立型人間になれる。
・暴力の起きる家庭には必ず2つの条件が揃っている。
その1つは「すさみ」だ。
心のすさみが、暴力を生む。
・教員時代の経験でいえば、家庭訪問をしたときにまずそこに気づく。
玄関先の靴が揃っていない。
会談には古新聞が山積み。
流し台には洗い残しの食器が残ったまま。
トイレ掃除もしていない。
・さらにそうした家庭ほど、家族同士で挨拶を交わさない。
親も子も元気のよい「ハイ」という返事をしない。
そういった傾向があった。
・もう1つには親のしつけ、厳しい指導がない。
・まずは黙って靴を揃えてみる。
・大人も、子どものころ、
何かお手伝いを日課として与えられた経験があると思う。
その当時を思い出して、
ともかく無心になって続けてみることだ。
まずは黙々と継続する。
続けていれば、周りの見る目が必ず変わる。
・Aさんの行動に反応を示してくれたのは、
4歳になる息子さんだった。
お父さんが毎日玄関の靴をせっせと揃える姿を見て、
息子さんも真似してそろえるようになったのだ。
・手書き、音読、アナログで行こう。
・書いて字にする作業は、無意識のうちに、
自分の脳のスクリーンに、文字を映し出す作業でもある。
頭のスクリーンに自分の思いを描かなければ、
その思いを言葉で伝えることはできない。
・だから、手で書いて、それを読み返して、
話してみるという3つの鍛錬を、繰り返し積んでいかなければ、
人の心に響く話はおろか、他人に伝えることさえできない。
つまり、伝えたい相手に思いが届かないのだ。
※コメント
たしかに大人こそ、人間修行、生活修行が必要だ。
どんなことでも、毎日繰り返す習慣は大切だ。
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