◆長谷部誠『心を整える。』を読み解く
(勝利をたぐり寄せるための56の習慣)



※要旨



・意識して心を鎮める時間を作る。
一日の最後に必ず30分間、心を鎮める時間を作っている。
部屋に戻る。
電気をつけたままにして、ベットに横になる。
音楽もテレビも消す。
そして、目を開けたまま、天井を見つめるようにして、息を整えながら全身の力を抜いていく。


・整理整頓は心の掃除に通じる。
ドイツには「整理整頓は、人生の半分である」ということわざがある。
日頃から整理整頓を心がけていれば、それが生活や仕事に規律や秩序をもたらす。



・孤独に浸かる。ひとり温泉のススメ。
自分にとって本当に大切なものは何なのか。
そういう自分と向き合う時間を作るのに「ひとり温泉」はうってつけだ。

イギリスの文豪トーマス・カーライルは、こんな言葉を残している。
「ハチは暗闇でなければ蜜をつくらぬ。脳は沈黙でなければ、思想を生ぜぬ」



・真のプロフェッショナルに触れる。
三浦カズさんと食事をさせてもらうことがある。
カズさんがキングたる所以は、メニュー選びのときに感じさせられた。
野菜をたっぷり注文し、炭水化物はほとんど頼まない。
試合前はエネルギー源となる炭水化物を摂った方がいいけれど、普段は余計な脂肪がついてしまうからだ。
もちろん、デザートも食べない。



・組織の穴を埋める。
すぐに評価を上げようと思ったら、目立つプレーをした方が手っ取り早い。
だけれど、組織に成功がもたらされたときには、必ずチームプレーをしている選手の評価も上がるはずだ。
焦らず我慢して継続すれば、いつか「組織の成功」と「自分の成功」が一致する。



・監督の言葉にしない意図・行間を読む。
選手にとって、自分の力不足を最も痛感させられる瞬間のひとつは先発から外されて、ベンチから試合を見ているときだ。
ベンチに座っているときこそ、選手にとって大切な頑張りどころだとボクは考えている。
なぜなら、監督がどんな指示を出しているかをすぐ横で見る絶好のチャンスだからだ。



・読書は自分の考えを進化させてくれる。
また、読書は人前で発言する機会が多いプロサッカー選手にとって、言葉のセンスを磨くうえでも大事かもしれない。



・監督の手法を記録する。


・遅刻が努力を無駄にする。
子供のときから現在まで、サッカーに関してボクだけの集合時間がある。
常に1時間前に着くようにしている。

レアルマドリードのジョゼ・モウリーニョ監督は遅刻にすごく厳しい監督で、シーズン前の合宿である選手が寝坊したとき、バスに乗せずに練習に参加させなかったそうだ。



・僕はサッカーを通じて、いろいろな経験をさせてもらった。
いま自分が言えるのは、挑戦し続け、その場その場で全力でもがき続けると、人間は変われるということだ。


・感謝は自分の成長につながる。



※コメント

長谷部選手は、その真面目さから周りから信頼されている。
若手選手からは、からかわれるときもあるそうだが、
それが世代間の一体感をかもし出している。
彼の読書、整理術、コミュニケーション能力は、勉強になる。


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