『国際インテリジェンス最新事情』

国内外でのインテリジェンスに関する最新情報、分析をお届けします。 スパイ、謀略、国際政治、ビジネス情報戦、情報史、など盛り沢山の内容となっております。

◆まぐまぐメルマガ『国際インテリジェンス機密ファイル』ご紹介。 ご登録はこちらです→ http://www.mag2.com/m/0000258752.html 世界のインテリジェンスに関する公開・非公開情報をお伝えします これを読めば貴方も一流のスパイになれるかもしれません。 スパイ、秘密工作、国際政治、暗号、国際ビジネス、歴史、外交、 軍事、危機管理、政治に関する第一級の情報になっています。

◆海外事情

◆藤井厳喜『日米対等。トランプで変わる日本の国防・外交・経済』を読み解く







◆藤井厳喜『日米対等。トランプで変わる日本の国防・外交・経済』を読み解く




※要旨


・トランプ大統領は、アメリカの国力を大きく復活させるだろう。
経済的にも軍事的にも
アメリカは再び強い国になる。


・トランプの政治戦略の基本は、
まず強いアメリカ経済を作り、
その経済力をもって
軍事的にも超大国を再生しようとするものだ。


・トランプが敵と見定めるのは、
第一にIS(イスラム国)であり
第2には、チャイナである。


・トランプは意外にも
対外軍事介入には消極的であり、
バランスオブパワーを基本に、
世界の秩序維持を考えている。


・彼はIS壊滅の目的を達すれば、
それ以上の中東イスラム世界への
軍事介入は行わないだろう。


・IS壊滅の後に、トランプが目的とするのは、
中国の覇権国化の阻止である。
習近平はアメリカを凌駕する覇権国化を、
その国家目標にしているからだ。


・トランプの保守革命は
必ず日本にも自立と再生のチャンスを与える。



・アメリカと完全な対等になれなくても
日本が国家として自立し
アメリカの真の同盟国になることはできる。
そしてやがて対米自立することも可能だ。


・これまでは日米同盟という言葉だけで、
実体がなかった。
同盟というのは、
ともに戦って血を流すことである。


・今の日本は、言ってみれば、
アメリカの保護国である。
だから自衛隊は日本の独立を守るためではなく、
在日米軍の補助部隊として使われているのだ。


・経済交渉でもすべてアメリカに押し切られるのは、
日本が国防をアメリカに依存しているからだ。
そういう情けない状況を改めるには、
日本が国家として自立するしかない。


・それは、憲法9条を改正して
集団的自衛権をフルに行使できるように
することである。
アメリカがピンチのときに助けにいける
「普通の国」になるということである。
これが日米対等という事でである。




※コメント
アメリカとの関係をどうするか、
常に考え続けなければならない。




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★主な内容。


→「反日中毒が蔓延している」と反骨のフランス人ジャーナリストが喝破した


→フーヴァー大統領の『フリーダム・ビトレイド』が明らかにしたルーズベルトの裏切り


→フーヴァーの勇気ある告発。ルーズベルトは誰のために戦争を始めたのか


→ルーズベルト神話は、いまだアメリカ社会に根強く生きている



◆藤井厳喜『紛争輸出国アメリカの大罪』を読み解く




◆藤井厳喜『紛争輸出国アメリカの大罪』を読み解く



※要旨


・世間にはアメリカを陰謀国家呼ばわりする識者もいるが、
私が見るところ、アメリカがそれほど思慮深く、
外交の手練手管に長けているわけではない。


・それどころかアメリカの外交は、
他国の歴史的背景や民族固有の文化に顧慮することなく、
みずからの思い込み、
アメリカの正義を一方的に押し付けることが多い。


・腕力だけはヤケに強いが、あまり賢くないために、
自分で新たな脅威を次々に作り出していく「迷走する巨人」、
それがアメリカなのだ。


・とはいうものの、
日本にとっては重要な同盟国である以上、
アメリカの外交政策を熟知した上で、
うまく付き合っていかねばならないのは当然のことだ。


・ウクライナはロシアの絶対国防圏である。


・クリミア半島は地政学上の要地であり、
ロシアにとっては絶対に手放すことができない軍事上の要衝である。


・ロシアの泣き所は設備の老朽化。
ロシアは世界最大の産油国であり、
天然ガスも豊富に産出するが、
現在の一番の泣き所は、国内の設備が老朽化していることだ。


・したがって、リニューアルするための設備投資が大きな課題で、
西側からの投資を呼び込みたいというのが本音である。


・アメリカは試行錯誤の大国である。
衰退しつつあるとはいえ、世界一の強国である。
試行錯誤の国は、また正しいアドバイスによって、
過ちを糾すこともできる。
日本がやらなければならないのは、まさにこれである。



※コメント
アメリカを別の視点で見ることができる。
人も国も複雑だ。
いろいろ考えながら付き合うことが大切だ。


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今回のキャンペーンは

マスコミが報道しない、
アメリカ大統領の歴史を
知り尽くした人物が暴露する
ヒラリーVSトランプ
民主党VS共和党の戦いではない、
ある勢力同士の代理戦争
の真実を 極秘公開します。

◆菅沼光弘『スパイからの遺言:この国を守るために何が必要なのか』を読み解く




◆菅沼光弘『スパイからの遺言:この国を守るために何が必要なのか』を読み解く


菅沼氏は東大法学部を卒業後、公安調査庁に入る。
西ドイツの情報機関であるゲーレン機関に研修・留学。
それはマインツ大学留学という名目。
その後、公安調査庁ひと筋に情報マンの道を歩む。


※要旨


・情報機関ならば未来永劫、継続することが極めて重要。
繰り返しになるが、情報機関の価値というのは過去の蓄積だ。


・岸信介さんは、よく写経をやられていた。
般若心経です。
ではなぜ、写経が必要だったのかというと、
確信を持って悪いことをやっていたからです。
国家のためならば、たとえばスカルノを買収せねばならない、など。


・当時私のいた公安調査庁に、帝国陸軍時代に情報機関に所属していた人がいました。
その人がソ連軍に関する書籍や新聞、公開資料をずっと分析しており、
ソ連軍の行動を計算、予測していた。
そして、「ブレジネフ書記長は12月何日までにアフガンに侵攻する」
と極めて正確な予測をしていました。


・戦争とは一体何なのか、安全保障とはいったい何なのか。
現代の文献でもってアメリカの国防政策が理解できても、
その裏に流れているものがある。


・特に欧米人と夜にじっくり話をすると、
向こうは必ずお酒を飲みながら歴史談義になります。
しかも、よく勉強しています。


・我々日本人は古典というと、中国古典だが、
アメリカやヨーロッパの人は古典といえばまず聖書です。
聖書というのは、本当に凄まじい文書です。
人間の本質が至るところで赤裸々に描かれている。
聖書は聖典であると同時に、古代ローマ以来の西欧人の歴史書です。


・沖縄に駐留するアメリカの海兵隊というのは、
日本を守るために駐留しているのではなく、
朝鮮半島で有事が起きた際に、北朝鮮の核を処理する、
つまり韓国側に渡さないために沖縄にいるのです。
沖縄海兵隊の最大の任務は、
「核兵器を韓国側に渡さないこと」
と、実際に米軍関係者は語っています。


・私は長いこと情報の世界に生きてきた。
そこで培ってきた視点は、普通の人とはまったく違う世界観であり、
この世界観こそが真実なのである。
真実とは、現象の周辺に存在するすべてのこと、
および過去、歴史を知らなければ見えてこないのだ。


・「歴史の潮流を掴み、その歴史観を将来に投射する」

情報活動の本質をそう喝破したのは、
戦前戦後に西ドイツの情報活動を牽引したラインハルト・ゲーレンである。
私はベルリンの壁が建設された1961年に、
西ドイツに留学し、直接ゲーレン氏から薫陶を受けた。
さらに公安調査庁では戦前戦中に旧日本陸軍で一線の情報活動に携わっていた人たちから
直接その実体験を聴き、情報員としての手ほどきを受けてきた。


・情報のプロというと、いわゆるテクニックなどに目が行きがちだが、
過去において敵は何をしてきたかという歴史も学ばなければ、
将来を見通すことはできない。
しかし、もっと重要なことがある。
それは優秀なことに加えて、国を愛する心だ。


※コメント
彼の35年間におよぶ情報活動は、いろいろなことを教えてくれる。
情報とは何か、諜報とはなにか。
ストーリーを通して先輩から学ぶことは多い。


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◆馬渕睦夫『世界を操る支配者の正体』を読み解く





◆馬渕睦夫『世界を操る支配者の正体』を読み解く


※要旨


・ナポレオン戦争で巨大な富を築いたロスチャイルド。
ウィーン会議について、私たちは歴史教科書でオーストリアの宰相メッテルニヒや、
フランスのタレイラン外相、英国のカースルリー外相の活躍を学んだ。
しかし、ここには最も重要な2人の人物が抜けている。
その一人はロシア皇帝アレクサンドル一世であり、
もう一人は陰の主役ロスチャイルド家であった。


・ロシアとユダヤ金融資本家の役割を抜きにしては、
ウィーン会議の真相はわからない。
ナポレオンをロシアから敗走せしめたロシア皇帝アレクサンドル一世は、
戦後秩序の指導者を自任していた。
そこでキリスト教国による神聖同盟を提唱した。


・のちの歴史は、この神聖同盟は実効性のない空虚な理想に過ぎないことを示しているが、
キリスト教国の団結を訴えた精神的効果は決して少なくなかった。


・ロスチャイルドはヨーロッパ諸国を自分たちの金融力を使って支配したかった。
なぜならナポレオン戦争というヨーロッパは疲弊させた戦争によって、
巨大な富を蓄積したのがこれらの金融勢力だったからだ。
彼らは、各国政府に戦争資金を貸し付けて、巨額の儲けを懐にした。


・プーチン大統領が日本の文化や哲学に高い関心を示しているのは、
世界の普遍的価値とロシアの伝統的価値を有機的に統合する秘訣を、
日本の経験から学びたいと思っている。


・プーチンがいま一番必要としていることは、
天然資源輸出型のロシア経済の体質転換である。


・プーチンが新しいロシアの理念を強調する意味が隠されている。
彼は新しいロシアの理念に基づくロシア型近代工業国家の建設を至上命題としている。


・このような近代工業国家を建設して初めて、ロシアは安定した大国になることができるため、
プーチンはロシアの伝統に合った近代工業国家建設への協力を日本に求めている。
ロシアが安定した大国になることは、
我が国のみならず世界にとってメリットがある。


・世界の歴史を見れば、経済不況で滅んだ国はない。
我が国が敗戦後の荒廃の中から奇跡的な経済復興を遂げることができたのは、
国民の精神が滅んでいなかったからだ。


・栄華を極めたローマ帝国に見られたように、
国民のモラルが崩壊した国は内部から自滅している。
歴史認識問題は国家の存亡が直接かかる深刻な問題だ。


・我が国が2000年以上にわたって存続することができた最大の理由は、
高い道義性の下に一つにまとまった国民が存在していたからだ。
今日、私たちがこの高い道義性を引き続き維持できるか否かは、
歴史認識問題に関する外交の舵取りにかかっていると言っても過言ではない。


・外交はあくまでも長期的な視野に立って国益を冷徹に追求するべきであり、
一時の妥協で切り抜けてよいものではない。
そして外交を支えるのは結局のところ私たち国民の意識であることを、
改めて認識する必要がある。


・私たち自身が古来受け継いできた道徳を取り戻すことは、
日本という国を守ることにつながるのだ。


※コメント
歴史というものは大事であると改めて感じた。
それを学ぶことは、いろいろな方面にメリットがある。
歴史は生涯学んでいきたい。



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◆菅沼光弘『世界経済の支配構造が崩壊する』を読み解く




◆菅沼光弘『世界経済の支配構造が崩壊する』を読み解く



※要旨


・アメリカの国防政策はペンタゴンではなく、
財務省で作られている。
政治軍事と密接不可分の関係にあるのが、
経済、金融、財政の問題である。


・アメリカの場合、財務長官以下、
ウォールストリート出身の実務家が財務省などに多数いて、
国益優先の経済・金融・財政政策が日々練られている。
そして、それを遂行するために、
アメリカの国防政策の策定にも深く関与している。


・アメリカが日韓併合から学んだ、
金融とジャーナリズムとは。


・大戦前、日本に対する不平等条約は様々な形で残っていたものの、
大戦中、日本はほとんどインフレに陥ることはなかった。
その理由は、中国大陸各地に朝鮮銀行の支店網をつくり、
これらの支店を通じ各種の大陸利権も獲得し、
軍事作戦用の資金も調達していたからである。


・日本の国債はすべて朝鮮銀行が買っていた。
ちなみに南方には台湾銀行の支店網がつくられた。


・金融を握られると戦費はどこからも出ない。
この重要な観点から大戦前に朝鮮銀行や台湾銀行の
金融ネットワークを設けていたおかげで、
日本は中国大陸に進出し、
大東亜戦争を4年間も戦うことができたのである。


・日韓併合について徹底的に分析・研究したこともあろうが、
政治的・軍事的動向には、必ず経済・金融・財政の問題が
絡んでいることを一番よく知っているのはアメリカである。


・北朝鮮が新たなタックスヘブンになってきている。


・マネーロンダリングは、
表面化されないだけに大いに儲かるビジネスである。
北朝鮮がこのビジネスに触手を伸ばし始め、
現在、平壌に向かう旅客機は、このビジネスに乗り遅れまい
とする青い目の乗客でいっぱいである。


・核問題をめぐる制裁の裏で、
中国や韓国はもとより欧米各国も
北朝鮮の経済利権を求めて蠢動している。


・タックスヘブンは、犯罪マネー、アングラマネーの
巣窟であるばかりでなく、
金融業の不良債権を隠蔽する場所にもなっていた。
兜町用語でいう「トバシ」をやるときの受け皿に
タックスヘブンを利用していたのである。


・脱税マネー、犯罪マネーのたまり場であり、
マネーロンダリングの中心であるタックスヘブンを
コントロールするということは、
世界の金融を安定させるためにも不可欠である。


・イスラム金融自身が表の顔も裏の顔も持っている。
現在、シティやスイスがタックスヘブンとして
機能しなくなったために、国際金融のダークサイドは、
その拠点の一つをイスラム世界に移そうとしている。




※コメント
裏話満載でわくわくしてしまう。
どういった情報源を持っているのか、
幅広く読んで研究したい。


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◆菅沼光弘『日韓戦後裏面史:ヤクザと妓生が作った大韓民国』を読み解く




◆菅沼光弘『日韓戦後裏面史:ヤクザと妓生が作った大韓民国』を読み解く


菅沼氏は元・公安調査庁調査第二部長。
ドイツのマインツ大学に留学経験あり。
ドイツ連邦情報局(BND)に派遣され、
対外情報機関の実情を調査した。



※要旨


・国と国とが取り決めをなすとき、
お互いが納得するまで丁々発止の交渉が何度ももたれる。


・ましてや日韓基本条約は終戦から
条約締結までに20年の歳月があり、
うち14年間を両国は交渉に費やしてきた。


・それは決して生半可なものではなかった。
現に何度も交渉は中断している。
その難しい交渉を円滑に進めるために
政治家や外交官がやらない汚れ仕事に携わり、
暗躍したのが在日韓国人のやくざである。


・在日やくざのKCIA(韓国中央情報部)エージェントを、
日本の政府中枢、もっとわかりやすくいえば、
岸信介をリーダーとした保守政治家と結びつけたのが、
フィクサーとか政商と呼ばれる、
戦後裏面史の仕事人、裏仕事のプロたちだ。


・特にヤクザや諜報工作員と通じて、
韓国利権に深くかかわっていたのが、
児玉誉士夫と矢次一夫のふたりだった。
彼らは戦中、陸海軍の裏仕事を通じて、
保守政治家とコネクションを築いていた。


・日韓基本条約における裏の交渉人が、
児玉誉士夫と矢次一夫である。
児玉が海軍のための物資調達で財をなしたのと同じように、
矢次は陸軍の物資調達で大儲けした。
特に戦後、それら隠匿物資が巨万の富に化けた。


・矢次が手腕を発揮するのが、
対インドネシア賠償問題だ。
1958年、岸・スカルノの間で結ばれた契約では、
毎年2000万ドル相当を「現物」で支払う約束であったといわれる。
ジープなどの警察車両が1000台を手始めに、
紡績工場プラント、デパート、テレビ局設備など。


・これら全部、日本の自動車メーカーや建設会社、
商社が受注するわけだから、
まさしく「賠償ビジネス」といっていい。
これを韓国でもやろうということだった。


・今の日韓には、チャンネルというか裏のパイプがない。
矢次や児玉のような、フィクサーと呼ばれる存在がいない。
漢と書く「おとこ」がいない。
昔でいうところの壮士、国士、任侠というところ。
民間人でありながら、国のため、
裏仕事、汚れ仕事を引き受ける、そういう人が。


・矢次にしても児玉にしても利権は握っていた。
懐に入れたお金は億なんてもんじゃないだろう。
お金は力だから。
人を動かすにもカネがいる。
かといって、彼らがすべてカネ、カネの男だったとは、
思えない。


・公安調査庁と韓国軍情報部を結びつけたのが、
矢次一夫である。


・CIAの工作員は、
空軍の要員として来日する。
成田とか羽田とか一切通さないで、
みな横田基地から入国してくる。
パスポートもいらない。



※コメント
どんな歴史も裏側があるようだ。
そういったことを理解しないと、
本当の歴史は理解できないのかもしれない。


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◆山口昌子『フランスよ、どこへ行く』を読み解く


◆山口昌子『フランスよ、どこへ行く』を読み解く


※要旨


・ドゴール将軍は第二次世界大戦中、議員や高級官僚が国益を忘れ、
対独協力に走った事実を憂慮して、国益を最優先とする本来の官僚のあり方を
徹底的に叩き込むために高級官僚の養成所、国立行政学院(ENA)を創設した。


フランスのエリートの中にもこの創立の趣旨を忘れ、
ENA出身の肩書きを出世の道具にして者がおり、確かに嘆きの種になっている。


・国家の威信が冒された時は、かくのごとく激怒すべし。
そのようなことを教えてくれる出来事が、フランスのサッカー決勝戦であった。
試合に先立つ国歌ラ・マルセイエーズの演奏中、
少数派による独立問題があるバスチアのサポーターが口笛を吹いたのに対し、
主賓席にいた当時のシラク仏大統領が、「フランスが侮辱された」と激怒して退場した。


テレビは、当時のラファン首相やサルコジ内相が呆然と見守る中、
シラクが大またで歩き去る姿を克明に放送した。

大統領は奥の部屋で、
「フランス共和国の基本的価値に抵触するようなことは許されないし、受け入れがたい」
と述べて退場理由を説明した。

このときは穏やかな表情を取り戻していたが、国家元首らしい威厳に満ちていた。



・フランスの場合、国家元首である大統領は、
日本や英国なら、天皇陛下と国王が、
首相と分担する役割を兼任してこなすことになるから多忙だ。


フランス大統領は親書に限らず、
手紙の冒頭の相手の名前と署名は必ず自筆で書くと伝えられる。
これは「国家元首」としての責務であると同時に、
多分に礼儀や教養を重視する古い欧州の習慣もあるだろう。

アメリカのラムズフェルド国防長官(当時)が
戦死者の遺族への手紙に自筆で署名せず、
印字を使用したことは、
フランスの場合なら「あり得ない」(仏大統領府筋)ことである、とのこと。


・フランスの日本人駐在員の間では
「胃と肝臓が丈夫でなければ駐在員はつとまらない」
といわれるほど、会食はビジネスの一部と化している重要行事だ。

正式な夕食会は短くて3時間。
国家首脳を招待しての夕食会なら予定時間を越すのが礼儀だ。
話が弾んだ証拠、つまり成功した夕食会ということになるからだ。


・フランスでも古典が読まれない傾向にある。
まして、学生にとって学校で習うことは退屈なものとの認識が先にたつ。



・フランス外人部隊の創設は、1831年。
時のフランス国王、ルイ・フィリップは北アフリカに野心を示していたが、
前年の七月革命などの国情は不安定で正規軍の派遣は難しかった。


知恵者の部下が
「パリの街にあふれている欧州各国からの失業者を集めて軍隊を結成したらどうか」
と、いかにもフランス的合理主義に基づく妙案を提示。
かくて国籍を問わないという匿名性が特徴の異例の軍隊が誕生した。


いまや、フランス陸軍(13万7000人)の中の正規部隊であり、総数・約7600人。
出身国は約130カ国にわたり、フランス軍の中でも最も危険な最前線に派遣されている。


・今も、フランスは謎だらけだ。
しかし、王制、流血革命による共和制の誕生、帝政、王制復古などの末に落ち着いた共和制は今、第5次を迎えている。
フランスの謎を解く重要な鍵は、「共和制にある」というのが、私の目下の結論である。



※コメント
ファッション、グルメ、芸術といろいろな見所のあるフランス。
そこには、強い国家意識というものが感じられる。
気高きフランスの人々との交流は、日本と違った側面をもっているのため面白い。
同時に、フランスを通して、日本のよいところを発見できる楽しさもある。


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◆加藤嘉一『たった独りの外交録』を読みとく




◆加藤嘉一『たった独りの外交録』を読みとく



加藤氏は、2003年、高校卒業後に単身で北京大学に留学。
同大学国際関係学院の修士課程修了。
日本語、中国語、英語の3ヶ国語で書くコラムニスト。
現在、ジョンズホプキンス大学高等国際問題研究大学院客員研究員。


※要旨


・わたしは「三無状態」で中国に向かった。

言葉が話せない、お金を持たない、誰も知らない。


・草の根コミュニケーションで学んだ中国語。
三無状態からのスタートでサバイバルを展開するために、
僕に残された道は「中国語を徹底的に鍛え上げること」を通じて、
それを武器にすることだけだった。


・留学直後、SARSという伝染病で北京は大混乱だった。
大学もほとんど休講になった。

「ラッキー」
僕は直感でそう思った。
ほとんどの日本人は帰国してしまったから、
中国語漬けの生活にするにはもってこいの環境が自然に出来上がった。


・僕が中国語学習を始めて最初の3ヶ月という時期の
一日のスケジュールを公開したい。
SARSが流行っていたので、毎日同じ生活をしていた。


朝5時:起床。

5時半:ランニング。

6時半:シャワーを浴びながら、一日の過ごし方をイメージ。

7時:朝食後、中国語の問題集をやる。

10時:外出、北京大西門のアイス屋のおばちゃんと雑談。
おばちゃんからいろんな言い回しを教わる。

12時半:ランチ、そして中国語の本を読む。

14時:おばちゃんの元に何気なく、自然体で戻る。雑談再開。

17時:北京大学に「人民日報」を取りに行く。
仲良くなった管理人さんと1時間ほど雑談。

18時:夕食をとりながら、と人民日報とにらめっこ。

20時:辞書と格闘。

23時:ラジオを聴きながら、寝る。



・僕にはとにかくお金がなかった。
だから。お金をかけないで中国語を習得する方法を考えなければならなかった。


・一貫して取った戦法は、
「現地住民との草の根コミュニケーションをとことんこなす」こと。



・ラジオと辞書。
この2つは僕にとってもっとも思い入れの強い「語学の枕」だ。


・ラジオも、まじめに聞いていたわけではなく、聞き流していた。


・アイス売りのおばちゃんと毎日5時間くらい話すわけだから、
ネタ切れになるのが常態だった。
何を話そうか、話すべきか僕なりに頭を抱えたこともあったが、
幸いおばちゃんが話のプロで、
これでもかこれでもかというくらい話題が出てきて、
ネタに不自由することはそれほどなかった。


・大きな決断をする時ほど、根拠なんてないものだ。


・ちなみに、北京大学の学生は本当によく勉強する。
優秀で、頭が切れる。
期末試験の際には、教科書を丸暗記するのは当たり前。
参考文献の内容を完璧に頭に入れるなっていうのは常識だった。


・北京大学の学生たちはとにかく英語学習に死ぬ気で取り組んでいた。
卒業後欧米に留学して、
成長のための門戸を切り拓くことがミッションのようであった。


・実際、中国人たちは欧米や日本を含めた自由民主主義社会で生きる市民と同じくらい、
いや、ある意味それ以上にメディアリテラシーを備えていた。
情報収集に対しても貪欲で、独自ルートで情報を集めては、
独自のチャンネルでクロスチェックも怠らない。
性悪説な社会でサバイバルを展開する中国人は、
インテリジェンスとネットワーキング力に長けているというのが僕の基本的な見方である。


※コメント
加藤氏の勉強法は、いろいろなところに応用がきく。
お金がなくても、工夫することで道は開けるようだ。


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◆北野幸伯『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』を読み解く



◆北野幸伯『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』を読み解く




※要旨


・この本は、皆さんの視点を世界の指導者レベルまで一気にひきあげる目的で書かれている。
熟読された後、皆さんの世界情勢に対する見方が、自然と変化しているのに気がつかれると思う。


・私はこの本が、「世界情勢の真相を理解するため」ばかりでなく、
「日本が自立するためにどうするべきか」を考えるきっかけとなることを心から望みます。


・世界情勢分析のプロになる。
今は世界の動きを知らずして、競争相手を打ち負かし、勝ち抜くことができない時代になっている。
しかし、世界情勢を知ること、未来を予測することは難しくない。


・世界情勢を理解するための5つのファクター。

1.国家のライフサイクル。

2.国際関係の主役と準主役の動き。

3.ある国の動きを決める国益。

4.指導者。

5.通貨と資源。


・国益とは金儲けと自国の安全である。


・外交とはつまり「金儲け」である。
外交とは安全を追求する手段である。


・人類の歴史は覇権争奪戦である。


・アメリカの目標は「覇権国家で居続けること」である。


・ロシア人エリートのアメリカ観・中国観をひとことで言うと、
「アメリカを憎み、中国を恐れる」となる。
感情的な面をあげれば、中国の成功に対する嫉妬がある。


・中国最大の武器は、「外貨準備」と「アメリカ国債」だ。


※コメント
世界情勢をシンプルに把握できるのが、この本の特長といえる。
シンプルに考えれば新聞やニュースがすっきり入ってくる。
この基本を理解し、肉付けしていけば、より情報力が高まる。


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「世界を動かす支配者の思考法」


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◆北野幸伯『ボロボロになった覇権国家』を読み解く



◆北野幸伯『ボロボロになった覇権国家』を読み解く


※『ボロボロになった覇権国家』要旨


・外交の目的は、国益を追求すること

・国益とは、金儲けと自国の安全確保である


・日本以外の国は、金儲けを追究する企業である

・日本は世界を支援する、慈善団体である


・北野氏は、ロシアの「外交官・KGB要員養成所」と言われたモスクワ国際関係大学で学んだ

・「分析力」とは、ある事件に対する「見方」であり、「考え方」のことである


・基軸通貨というのは、国際間の資本・貿易取引んいおいて、民間・公的部門を問わず幅広く使用される決済通貨のこと


・中国の戦略
1.アメリカの一極支配体制を崩壊させる
2.多極世界を作る
3.その後、世界の覇権国家になる


・過去の失敗から旧KGBが学んだこと
1.争ってはいけない。戦争は国を疲弊させる
2.他国の争いを支援する国は繁栄する


・ロシアの目標
→アメリカの一極支配体制を崩壊させ多極世界を構築すること


・ロシアの戦略
アメリカと争う中東イスラム諸国には武器を
中国には、武器と石油を
欧州には、石油とガスを売って、経済的利益を得ること


・ロシアは他国を戦わせ、他国を支援して経済的利益を得る


※コメント
日本を取り巻くロシアや中国の動向は、今後の日本にとっても重要になってくる。
そのときに必要なのは、北野氏が述べているように物事の見方であろう。
玉石混合のデータや事実から良い情報を抽出するためには、それが必要不可欠になる。




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◆北野幸伯『日本独立の秘策』動画ご紹介。
「世界を動かす支配者の思考法」


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